スイカ,育て方

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スイカ 北海道の育て方

読了までの目安時間:約 4分

 


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北海道で育てると甘くて美味なスイカができます

 

 

北海道のスイカの育て方を調べていて、
寒い地域なのに同じ育て方でも大丈夫? と疑問に思いますね。

 

基本的な育て方は変わりませんが、
種まき、植え付け時期は、北海道などの寒冷地の場合変わってきます。
北海道は涼しい分、時期をずらす必要があります。

 

日本の気候区分は大きく分けて、暖地、中間地(または温暖地)、
寒地(寒冷地、または冷涼地)となります。

 

北海道は、寒地、寒冷地ですから、
暖地、中間地の作型だと、遅霜にあたって傷んだり、うまく育ちにくいです。

寒冷地の作型にあわせることが大切です。

 

具体的な作型の違いですが暖地、中間地より、
種まき、植え付け、収穫の時期が遅くなります。

 

種まきから始めるなら、種袋の裏を見て
寒冷地と書かれている栽培スケジュールを目安に栽培しましょう。

 

また、北海道の特徴として、昼夜の寒暖の差が大きいです。
昼夜の寒暖差が大きいと、スイカにとって厳しい環境になりますが、
その分、甘くておいしいスイカができます。

 

栽培時期が少しずれるだけで、スイカ栽培の基本は変わりません。
寒暖差を利用しておいしいスイカを育てましょう。

 

 

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時期はずれますが、基本的な育て方は中間地と同じです

 

 

■スイカ 北海道の育て方

 

・種まき
4月~5月が種まき適期になります。
大玉、小玉スイカともにこの時期から始めましょう。

*詳細については下記をご覧ください。
>>スイカ 種からの育て方

 

・苗の選び方
苗の選び方は特に変わりません。
本葉の数が5枚前後、節と節の間が間延びしておらず、
葉の色が濃いものを選びます。
>>スイカ 苗の選び方

 

・畑の準備
用土、肥料などは一般的な栽培の仕方と変わりません。

>>スイカ栽培の用土
>>スイカ 畑の準備

 

・植え付け時期
暖地、中間地より遅い、5月下旬~6月上旬です。
早いと遅霜によって痛みますので注意してください。

 

植えつけた後は、ビニールやホットキャップなどを被せ、
防寒、乾燥対策をしましょう。

以降の栽培の仕方は、中間地と変わりはありません。
*地植え、プランター栽培、鉢の育て方をご覧ください。
>>スイカ 地植えの育て方
>>スイカ プランターの育て方
>>スイカ 鉢での育て方

 

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スイカの育て方

スイカ 食べやすく平等な切り方

読了までの目安時間:約 2分

 


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種が邪魔だし不平等?

 

 

大きなスイカを切り分けて食べる時、
どうしても種が口に入ってしまいます。

 

スイカの種は皮が硬く消化せずに出るため、食べても毒にはなりません。
けれど、やはり種のない状態のスイカを豪快に食べたいですよね。

 

そんな時は、種を取り除きやすいように切ってみましょう。

 

 

■スイカ 食べやすく平等な切り方

 

1.スイカのヘタ側とお尻側を座りがよくなるように切る。

 

 

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2.スイカの縞模様と垂直になるように、玉の真ん中を切る。

 

 

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3.真ん中の切り口を上に向けると、
種が半円を描いて詰まっているのが見えます。

 

4.種に沿ってケーキを切るようにカットしていく。

 

5.そうすると、断面に種が露出するようになるので、
種を取り除きやすくなる。

 

6.種を取り除いたら、思い切りかぶりつく。

 

スイカは皮に近い部分よりも、
中心に近い部分の方が甘いことが多いです。

 

切り方によっては、皮に近い部分ばかりになってしまって、
甘さが楽しめないこともあります。

 

この方法でスイカを切ると、すべての断片に中心部分がつくため、
偏りがなく不公平感がありません。 

 

種を取り除く時は、
楊枝や先の小さなスプーンを使うと取り除きやすいです。

 

>>甘くないスイカのレシピ

 

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スイカ 料理・レシピ

スイカ ランキング

読了までの目安時間:約 4分

 


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スイカランキングでスイカを選ぼう!

 

 

夏はスイカが食べたい!
でもスーパーから重いスイカを買って持って帰ってくるのは大変。

 

そんな時は、ネットのスイカランキングからの購入がおすすめです。
部屋はもちろん出先でも注文できます。

 

スイカは玄関先まで持ってきてくれるので、
自宅用にもプレゼントにも最適です。

 

 

■スイカ ランキング

 

いざスイカをネットで買おうと思っても、
どの品種を選んだら良いのか分からないことってありますね。

 

ランキングを参考に、お気に入りのスイカを見つけましょう。
大玉スイカはもちろん、小玉スイカも販売されています。

 

 

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山形県産 尾花沢スイカ 6L超大玉サイズ 1玉10kg以上!ちょっと訳あり 2980円

 

栄えあるスイカランキング第一位は、くらし快援隊が販売している、
1玉10kg以上にもなる尾花沢スイカです。

 

山形県尾花沢市はスイカの名産地のひとつとして有名です。
一日の寒暖の差が激しいこの地域は、
甘いスイカを栽培するのに適しています。

 

そんな尾花沢スイカの中でも6Lサイズという超大玉サイズのスイカを、
ネットで購入することができるのですから、
これほど楽しみで嬉しいことはありません。

 

果肉に割れやスキができている訳あり品のため、
本来の市場ではC級と評されますが、味はA級そのままでした!

 

常温発送と、追加料金324円で冷蔵発送が選べます。
この時期の輸送トラックの中は高温になるため、
スイカが傷んでしまうことがあります。
冷蔵発送を選んだ方が安心です。

 

 

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本場熊本県産 熊本すいか1玉4.5kg~5kg 訳あり品 2280円

 

くまもと風土が販売するのは、スイカランキング2位、
スイカの生産量1位である熊本県産のスイカです。
1玉4.5kg~5kgと大きさも手ごろです。

家族みんなでおいしく食べきれる大きさですので、
届いた初日に冷やして存分に楽しむことができます。

 

実の表面に傷があったり、形が少し悪かったり、
皮の色が均一でなかったりという訳あり品ですが、
味は秀逸品とまったく遜色ありません。

 

限定200玉の販売なので、購入はお早めに。

 

 

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山形県尾花沢すいか 1玉約6kg×2玉 3370円

 

こちらの竹城青果でも、スイカランキング1位と同じ、

山形県尾花沢産のスイカを販売しています。

 

1玉あたり6kg程度ですが、それが2玉でこのお値段は驚きです。

スイカは包丁を入れると鮮度が格段に落ちるので、
超大玉を一気に食べきれる自信もないし、
冷蔵庫に入れておくスペースもない……。

 

でも頻繁に美味しいスイカを食べたいという時には、こちらがおすすめです。
果肉に割れがあったり、表皮に傷や変形があったりする、
訳あり品ですが、味は一級品です。

 

*上記は、2015.08.07現在のランキングです
>>現在のスイカ売れ筋ランキングを見てみる

 

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スイカ

祭ばやしシリーズ

読了までの目安時間:約 6分

 


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祭ばやし」は、果皮の色が濃緑で美しく、
玉張りの良い大玉スイカシリーズです。
見た目だけでなく、食味も良い本物志向の大玉種です。
 

 
[祭ばやしシリーズ]
 

 
■祭ばやし

 

◎特徴
・草勢は中くらいで、雌花の着生・着果性が優れている
・変形果の発生が非常に少ない
・果皮は濃緑で、高温期でも色が濃い
・果肉は鮮やかな紅色
・肉質は緻密でシャリ感があって風味も良い
・熟期は中生で、適熟の幅が広い

 

◎栽培のコツ
・雌花の着生が良いため、着果を急がず18節~20節前後につく3番花に着果させる
・着果後、初期肥大を促すため、灌水や肥効を高める
・すが入ったようになる空洞果が少ない品種のため、

強整枝や極端なつる切りはしないようにする

 

 

■祭ばやし777

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、低温寡日照下の影響が少なく、

雌花の着生と雄花の花粉の出が良い
・果実は豊円型で玉伸びが良く、胴張りする
・空洞果の発生が少なく、上物率が高い
・果肉は明るく鮮やかな赤色
・肉質は適度に締まり、食感が良く糖度も高い
・果皮は薄いが硬いため、輸送に耐えられる
・果実の大きさは早い作型で6kg~7kg、中から遅い作型では7kg~8kgになる
・熟期は4月下旬~5月下旬収穫で交配後48日~55日、6月~7月で46日~50日で熟す

 

◎栽培のコツ
・草勢がやや強いため、交配期まではハウス内での高温に注意する
・着果後の灌水と肥効を高め、強整枝と極端なつる切りはしない

 

 

■祭ばやし8

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、雌花がよく充実し、着果が安定する
・果実は豊円型で玉の肥大も良く、8kg前後となる
・果皮は濃緑で縞模様が鮮明で見た目も美しい
・果肉は鮮やかな紅色で鮮明に発色するため、切った時の見栄えも良い
・肉質は緻密で繊維が少なく、シャキッとした食感が特徴
・糖度が高く、全体的に安定している
・熟期は祭ばやし777と同程度

 

◎栽培のコツ
・交配まではハウス内での高温管理を避け、やや高め程度の温度管理をする
・雌花が充実する3番花~4番花まで待ってから着果させる
・着果後、25日目までの間に温度を高めに管理し、水分も十分に与えて肥大を促す
・空洞果の発生は少なめだが、着果後は側枝が茂りすぎないように整理する

 

 

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■祭ばやし11

 

◎特徴
・草勢は強く、高温期のつる持ちが優れている
・果実は豊円型で肥大性に優れている
・適作型では8kg~9kg以上になる
・空洞果が少ない
・果皮は比較的濃い緑色をしていて、縞模様が整ってスイカらしい容姿をしている
・果肉は鮮やかな桃紅色で、高温期に変色が少ない
・肉質は緻密でよく締まり食感が良く、スイカ本来の味が楽しめる
・収穫敵期の幅が広い
・熟期は祭ばやし777に比べて二日ほど長くかかる

 

◎栽培のコツ
・ハウス内での高温管理はつるが軟弱に育ち、雌花の質が落ちるので避ける
・曇雨天でもつる周辺の気温が22度~23度を確保していれば、

換気を行って徒長させないようにする
・果実の肥大は良い品種だが、肥大初期には温度と水分を十分に確保する

 

 

■祭ばやしAC

 

◎特徴
・生育スピードはやや早めだが、気象変化に強く栽培しやすい
・低温寡日照下でも花粉の出が良いため、安定した着果が期待できる
・雌花は低節位からよく着生し、充実した雌花が開花する
・果実はやや腰高の豊円型で、見栄えが良く、カット後の変色がない
・肉質は中硬でシャキッとしていて、

果実の中心部分と果皮に近い部分の糖度差が少ない
・糖度以上の甘み、旨みを強く感じるため、非常に食味が良い
・熟期は4月~5月収穫で交配後48日~53日、6月~7月では43日~46日で熟す

 

◎栽培のコツ
・祭ばやし777と同じ

 

■参考

 

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スイカの品種

スイカの害虫

読了までの目安時間:約 8分

 


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ウリハムシ

 

スイカには様々な害虫がつきます。
葉を食害するもの、汁を吸うものなどなど。

 

食害されて葉の数が少なくなれば、
それだけ光合成が難しくなり、株が弱ります。

 

吸汁する害虫も、数が増えれば株が衰弱し、
病気を媒介することもあるのでとても厄介です。

発生時期もバラバラで、年に何度も発生する害虫もいます。

 

完全に防除するのは難しいですが、防虫ネットを使ったり、
葉などをこまめにチェックしたり、専用の薬剤を散布するなど、
できるだけ被害がでないように工夫しましょう。

 

 

[スイカの害虫]

 

 

■食害系

 

・ウリハムシ
茶色っぽいオレンジ色をした甲虫がいたら、ウリハムシかもしれません。
成虫は主に葉を食害し、幼虫は根を食害します。

 

ウリハムシに食害された葉は、丸い穴が開いていたり、
丸い線が入っていたりするので、すぐに分かります。

 

どこからともなく飛来し、気付かないうちに、
繁殖してしまうことが多いので注意が必要です。

 

越冬した成虫が春に活動を始め、卵を産みます。
その卵から孵化した幼虫がまた成虫になるのが7月~8月頃です。

 

生育初期の段階で、著しく葉を食害されたり、
根を食害されてしまっては、スイカはうまく育ちません。

 

発見したらすぐに捕殺したいところですが、
少しの衝撃や人の気配で、すぐに飛び去るので捕殺が難しい虫です。

 

朝の早い時間帯であれば、動きが緩慢になるので、
葉をチェックして成虫がいたら捕殺するようにしましょう。
また、専用の薬剤を使うことにより、防除することもできます。

 

・ウリキンウワバ
ウリキンウワバは蛾の仲間で、成虫は特に問題ありません。
問題は幼虫です。

 

幼虫は主に葉を食べて育ちますが、
ウリキンウワバはその生態が少し変わっています。

 

孵化したばかりの小さい幼虫のうちは、
葉の裏側から食害しますが、だんだんと大きく育ち、
蛹になる直前になると、今度は葉の付け根を狙います。

 

葉と葉柄とをつなぐ葉脈を数本かじり、意図的に葉を萎れさせるのです。
幼虫は萎れた葉の中に潜み、数日のうちに最後の食事をして蛹になります。

 

病気というわけでもないのに、萎れる葉が何枚も出てきたら、
ウリキンウワバの幼虫が潜んでいる可能性があります。

 

発生は8月~9月頃が多いので、
その時期になったら葉のチェックを行いましょう。

 

幼虫は体に角のような突起がたくさん出ていて、
トゲトゲと変わった姿をしているので、色は緑色ですが発見しやすいです。
幼虫を発見したら、専用の薬剤を散布するか、捕殺するようにしましょう。

 

・ウリノメイガ
こちらも蛾の仲間で、幼虫が葉を食害します。
ウリノメイガは年に4回ほど繁殖時期があり、
6月~10月の間に断続的に発生します。

 

この期間はスイカの栽培期間と、
ほぼ重なっているので、常に注意が必要になります。

 

特に8月~9月にかけての被害が大きく、
ちょうど収穫時期と重なるので、チェックを怠らないようにします。

 

孵化してすぐの頃は、葉の裏側から食害が始まりますが、
大きくなってくると葉を巻いた中に潜むようになります。

 

小さいうちでも、大群に食害されれば草勢は弱まりますし、
大きくなって葉を巻き始めてしまえば、
葉ごと取り除いて処分することになります。

 

専用の薬剤を使用して防除するか、
細かくチェックをして地道に捕殺するようにしましょう。

 

 

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アブラムシもウイルスを媒介するので気をつけます

 

 

■吸汁系

 

・ワタアブラムシ
冬の間は、別の植物に卵の状態でくっついて越冬し、
春になると孵化してどこからともなくやってきます。

 

アブラムシ類はどれもそうですが、飛来してきたのが一匹であっても、
放置していればあっという間に繁殖してしまいます。

 

イモムシのように、葉をむしゃむしゃと食害することはありませんが、
小さな体でも大群で汁を吸われるとなると、
どんどん株の養分が吸い取られ、弱ってしまいます。

 

葉の裏や生長点の柔らかい新芽などによくつくので、
時々チェックするようにしましょう。

 

見つけ次第、粘着テープなどで捕殺するか、
専用の薬剤を散布して防除するようにしましょう。

 

・ハダニ
ハダニもアブラムシと同じで、
どこからともなくやってきて食害と繁殖が始まります。

 

とても小さい虫なので、目視ですぐに見つけることは難しいです。
葉の裏にくっついて汁を吸いながら繁殖し、数を増やしていきます。

 

葉がかすり状になったり、表面に糸を張ったようになっていたら、
ハダニの仕業かもしれません。

 

こちらも繁殖力がとても強いため、
放置していると大変なことになってしまいます。

 

見つけ次第、専用の薬剤で防除するか、
被害が少ないうちに被害のある葉のみを、
取り除いて処分する必要があります。

 

ハダニは高温、乾燥した環境を好みますので、
時々霧吹きなどで葉水を与えると、予防になります。

 

・オンシツコナジラミ
オンシツコナジラミは、暖かくなった頃から秋頃まで発生が続きます。
葉の裏に白っぽい小さな虫がいたら、オンシツコナジラミかもしれません。

 

葉を吸汁するところは、アブラムシやハダニと同じです。
繁殖力も強いので、放置しているとどんどん増えて、
株が弱って枯れてしまうこともあります。

 

この害虫がついた時、一番厄介なのが病気を媒介することです。
オンシツコナジラミの排泄物をエサとして、
今度は菌が繁殖して症状を引き起こします。

 

すす病などがその代表的な例で、これにかかってしまうと、
葉だけでなく実まで黒くなってしまうことがあります。

 

虫自体は、目に見えないほどの小ささではありませんが、
粘着テープなどを使っても、完全に駆除するのは難しいです。

発生を確認した場合は、専用の薬剤を使って防除した方が確実です。

 

*写真は取材中です。

*害虫や病害の情報・写真は、全国農村教育協会さまが詳しいです。
http://www.boujo.net/

 

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