スイカ ナメクジ対策
裂果したスイカを味わうナメクジ
スイカの栽培期間は、ナメクジが発生しやすい時期とちょうど重なります。
そのため、ナメクジの被害が出やすいのが難点です。
ナメクジも数が少なければ被害が少なくて済みますが、
1匹いれば意外とたくさんのナメクジが、そこかしこに潜んでいます。
大事なスイカをナメクジから守り、
大きく育った実を安全に収穫するコツをご紹介します。
スイカ 蟻対策
アリのいるところに、アブラムシがいます
スイカ栽培中に、茎や葉に蟻がいませんか?
スイカの葉や実には被害がないので無害だと思うかもしれません。
蟻は、スイカに直接被害は与えませんが、いるとちょっと厄介です。
何故、スイカに蟻が集るのでしょうか?
蟻のいる場所や列を作っている付近の、茎、葉をよく見てください。
アブラムシがいるはずです。
なぜ蟻の近くにアブラムシがいるのでしょうか?
これは、蟻とアブラムシはある関係にあるからです。
スイカ ウリハムシ対策
体長7~8㎜と小さいが厄介なウリハムシ
スイカやキュウリなど、ウリ科の植物を育てていると、
ウリハムシがよくやってきます。
体はあまり大きくなく、オレンジや黒の羽をしているのですが、
スイカにとっては意外と厄介な害虫です。
スイカ ハダニ対策
ハダニは体長が1mmにも満たないとても小さな虫で、
スイカなど野菜類の葉の裏に寄生して汁を吸います(画像はナスの葉)
数が少ないうちは、多少汁を吸われる程度なら問題ありませんが、
ハダニの数が増えて吸われる汁も増えると、樹勢が落ち、
最終的にはスイカが枯れてしまうこともある厄介な害虫です。
薬剤に対して抵抗力を持ちやすい性質があるため、
駆除の時にも工夫が必要になりますのでご説明していきます。
スイカ アブラムシ対策
アブラムシ集団には、注意!
スイカを育てていたら、スイカの若葉や新芽にアブラムシがびっしり!
スイカの葉がなんとなく縮れていて、よく観察してみると、
アブラムシがうようよ、などということがありませんか?
発見できなくても、収穫したスイカの表面がべたべたしていませんか?
アブラムシによってどのような被害に遭うかというと、
アブラムシは植物の汁を吸い、吸われた植物は、徐々に弱っていきます。
1匹ではなく、たくさんのアブラムシが集まると凄く弱ります。
特に若葉や新芽につきやすいですので、
目についたときすぐに対処することが大事です。
また、アブラムシ類によって、ウイルス病にかかりやすくなります。
アブラムシが汁を吸うときにウイルス菌を吸って次の植物に感染させます。
ウイルス病は、治療方法がなく治すことができないので、
アブラムシを駆除することが病気の防除になります。