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味きらら

読了までの目安時間:約 6分

 


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味きらら

 

 

味きららは、異なる品種を交雑して作られた優良品種=F1の大玉スイカです。
大和農園が交配した品種で育てやすさと高い品質を実現した品種です。

 

F1種とは、その実から種をとって育てても、
親とは同じ性質を持ったものに育たない品種群のことを指します。

 

味きららもF1種のため、できた実から種をとって育てても、
親と同じようなおいしい優良スイカはほぼとれません。

 

そのため、毎年育てるためには種か苗を購入する必要があります。

 

自家採種できないと、栽培する時にお金がかかるということになりますが、
種を購入してでも育てたくなるのが味きららです。

 

見た目は緑と黒の縞模様をした、一般的なスイカです。

 

腰高の形で縞模様もはっきりとして、見栄えがします。
1玉が6~8kgほどと、栽培管理により少し小さめに育つことがあります。

 

小ぶりでも実の中には、たっぷりと果汁を含んだ甘い果肉が詰まっています。
味きららは糖度が12度~13度と、スイカの中ではかなり高いです。

 

濃厚なスイカの甘みの中には、しっかりとしたコクがあります。
また、食感もスイカ特有のシャリシャリとした歯触りが良く、
爽やかな甘さの後にはもう一口食べたくなり、どんどん食べてしまいます。

 

この強い甘いと深いコクが、味きららの最大の特徴でもあります。
一度食べると忘れられなくなり、また食べたくなること間違いなしです。

 

果肉は真っ赤というよりは、少し大人しい赤色をしていますが、
日が経っても色の劣化が少ないので、長く楽しめます。

 

◎育てやすいのが魅力

味が魅力的すぎると、育てるのが非常に難しいことがありますが、
育てやすさも考慮されて交配されているため、育てやすいのも魅力です。

 

草勢は、栽培初期はやや大人しく、生長にしたがい強くなっていくため、
実を収穫する頃が一番草勢が強くなります。

 

低温期であっても着果性が良く、高温期でも十分な生長が期待できます。
ハウスなどを設置した本格的な栽培法から、
家庭菜園でも手軽にチャレンジできるトンネル栽培まで、
幅広い作型で育てることができます。

 

味きららを交配した大和農園では、プロ向けの品種として紹介されていますが、
一般の方でも種を購入することができます。

 

大和農園から直接買う方法もありますし、
ネット通販であれば別の種苗会社から購入することも可能です。

 

果皮が硬めなので、収穫適期が長く完熟収穫をしても輸送に耐えます。
味きららの特徴である強い甘さと濃いコクを実現できるので、
完熟収穫できるのはとても大切なことです。

 

果肉の色はやや薄めで発色も良く、日持ちもするのでカット販売にも向いています。
日持ちが長いということは、色や味の劣化が少なく、
果肉のシャリ感も長持ちするということです。

 

これは出荷する側の農家としても、商品を売る小売業者としても、
スイカを購入する消費者にとっても嬉しいことではないでしょうか。

 

大玉スイカは、近年ではなかなか1玉購入して一気に食べきることができません。
そのため、スーパーではカットしたものを売ることが多くなりました。

 

それでも一人暮らしや夫婦二人の家族であれば、
一度に食べきることができないことが多いです。

 

そんな時でも、数日であっても味の劣化が少ないのはとてもありがたいです。
買ったスイカが最後の最後までおいしいと、とても嬉しいものです。

 

 

■大玉スイカ 味きらら

 

◎特徴
・1玉6kg~8kgほどの大玉種
・実の形は腰高で少し縦長
・濃い目の緑に黒っぽいラインが入り、美しい縞模様
・糖度は12度~13度と高糖度
・強い甘さの中にコクもあり、食べ応え十分
・柔らかめの赤色の果肉がぎゅっと詰まっている
・果肉はシャリ感が強く果汁がたっぷり
・果皮は硬く裂果が少ない
・収穫後の日持ちが良い
・収穫適期の期間が比較的長く、かつ完熟収穫後に出荷が可能

 

◎栽培のコツ
・ハウス栽培~トンネル栽培まで可能
・草勢は、初期はやや弱めだが収穫期に向かって徐々に強くなる
・熟期までの積算温度は1100度と他の品種より100度ほど多い

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

夜須スイカ ルナピエナ

読了までの目安時間:約 7分

 


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夜須スイカ  C)fruttier.com

 

 

夜須スイカ(ルナピエナ)は、高知県の夜須町で栽培されるスイカです。

 

スイカの名産地といえば、まずは熊本県や鳥取県などがあげられますが、
高知県の夜須町のスイカも、負けず劣らずおいしく人気があります。

 

そんな夜須スイカとは、どのような特徴があるのでしょうか。

 

 

■夜須スイカ ルナピエナとは

 

夜須スイカとは、夜須町で栽培されるスイカのことで、品種名ではありません。
夜須のスイカは露地ではなくハウス栽培です。

 

ハウス栽培に特化したスイカは、品質や味にばらつきが少ないといいます。
そしてこのハウス栽培を続けて40年経ち、
2005年2月に夜須スイカの特徴をふまえて「ルナピエナ」という名づけられました。

 

このルナピエナは、アルファベットにすると「Luna Piena」となります。
Lunaは月を指し、Pienaは満ちるという意味です。
つまり、Luna Pienaで満月を意味します。

 

夜須町の澄んだ夜空で大きくなっていく月の姿と、
太陽の光をいっぱい受けて大きくなっていくスイカの姿を重ねてつけられたそうです。

 

 

■夜須スイカ ルナピエナの特徴

 

ルナピエナは満月という意味ですが、
満月とスイカを結びつけると、黄色いスイカを思い浮かべませんか?

 

でも実際には、ルナピエナの果肉は鮮やかな美しい赤色をしています。
このギャップがまた、ルナピエナの印象を強くします。

 

では、他にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

・糖度12度以上の濃厚な甘さ
・選べる小玉と大玉
・切り口から果汁がしたたるほどのジューシーさ
・鮮やかで美しい赤色の果肉
・冬にも味わえる

 

ルナピエナの特徴は、なんといってもジューシーな果肉に歯触りの良いシャリ感、
それから濃厚なスイカの香りと強い甘みです。

 

太陽の光をたっぷりと浴びて、実に養分がたくさん詰め込まれています。
また、ルナピエナは小玉(夜空)と大玉(金時)から選べます。
小玉はだいたい3kg前後、大玉は6kg~8kgが目安となります。

 

どちらもルナピエナならではの食感と味を楽しめるのですが、
驚きなのは食味だけではありません。

 

大玉の金時は通常のスイカと同じように、
5月下旬頃から出荷が始まる、いわゆる夏のスイカです。

 

ところが小玉の夜空の方は、
なんと出荷が11月~3月と、真冬に楽しめるスイカとなっているのです。

 

スイカといえば夏のフルーツのイメージが強いですが、
暖房で乾燥した部屋にいると、甘くてみずみずしいフルーツが恋しくなってきます。

 

そんな時に小玉の夜空が出てきたら、食べずにはいられません。
一口食べれば、甘いスイカの果汁が体に染みわたることでしょう。

 

お店によっては贈答用の化粧箱の用意もあるので、
珍しいお歳暮やお年始としても喜ばれそうです。

 

 

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我が家の空中栽培、病害虫を防ぎやすく育てやすいです

 

 

■夜須スイカ ルナピエナのおいしさの秘密

 

ルナピエナがおいしいのは、スイカ造りに適した環境と、農家の方のたゆまぬ努力は欠かせません。
それによって確率されたハウスでの栽培法も、ルナピエナのおいしさへとつながっています。

 

・光り輝く海の町
夜須町は海の町です。
そのため、昼間は海に太陽の光が反射して、キラキラと輝きます。

 

その反射した光が、ハウスの中で育てられているルナピエナに当たることで、
ルナピエナはたくさん光合成をします。

 

おいしいスイカを育てるために、日照は切っても切れません。
日照時間が長くなる夜須町だからこそ、おいしいスイカが育ちます。

 

・1株1玉の努力
スイカは1株でいくつも実をつけます。
それをある程度絞って育てることで、
養分が残った実に集中するため、おいしいスイカとなります。

 

ルナピエナはなんと1株に1玉だけの栽培をしています。
そのため、すべての養分はその1玉に集中します。

 

養分が分散することがないため、1玉1玉がおいしくなるのも頷けます。

 

・空中栽培のスイカ
ルナピエナの面白いところは、露地栽培ではなく、
ハウス栽培であることと、空中栽培であることです。

 

一般的には地這いにして育てることが多いスイカですが、
ルナピエナはツルを立体的に誘引して育てることで、
太陽の光がよく当たるようにしています。

 

立体的に誘引されたツルについた実も、宙に浮いた状態となり、
できる限りたくさんの光を受けるよう工夫されています。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

大栄スイカ

読了までの目安時間:約 6分

 


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大栄スイカ

 

 

大栄スイカは、鳥取県の北栄町(旧 大栄町)で育てられるスイカです。
鳥取県は熊本県と並んで、おいしいスイカの生産地として知られています。

そのスイカは遠くドバイまで運ばれ、食べられているのだとか。
大栄スイカとはどのようなスイカなのでしょうか。
また、おいしさ秘密は何かあるのでしょうか。

 

 

■大栄スイカとは

 

大栄スイカは、鳥取県にある北栄町(旧 大栄町)で育てられたスイカで、
大栄スイカという品種というわけではありません。

 

どちらかというと、大栄で育ったブランドスイカということになります。
日本では古くからスイカが親しまれています。

 

現代でも日本各地にスイカの名産地があり、大栄町もその1つです。
7月頃にピークを迎える大栄スイカは、
日本人が思うスイカそのままの形をしていて、毎年とても人気があります。

 

自宅で楽しむのであれば、変形果や空洞果などのB品なら、
見た目が少し落ちるだけで、お手頃価格で味はA品と同じなのでお勧めです。
もちろん、A品なら贈答用として見劣りしません。

 

 

■大栄スイカの特徴

 

大栄スイカとして売られているスイカには、特徴があります。

 

・7kg~11kg以上の大玉スイカ
・果肉は少し薄めだけれど赤い鮮やかな色
・シャリ感の強い食感
・甘みが強く、糖度計導入によって品質が安定
・皮が厚くて硬いので鮮度を保つ

 

大栄スイカは糖度が11度~13度にもなる、高糖度なスイカです。
その甘さは、糖度計が導入されたため、
出荷時の計測により味のバラつきがかなり少なく、安定しています。

 

また、大玉スイカならではの強いシャリ感は、
暑い夏を吹き飛ばしてくれる爽快感があります。

 

また、大栄スイカは皮が厚く硬いため、収穫後からの裂果が少ないのも特徴です。
スイカのみずみずしさと甘さは、皮によって守られています。

 

皮が薄いと、輸送中に割れてしまったり、
中の水分や甘みが抜けてしまったりすることがあります。

 

それに比べると、大栄スイカの皮は厚いため、
余分な水分が抜けることがなく、おいしいスイカが手元に届きます。

 

100年以上続く大栄スイカ栽培は、農家さんたちのたゆまぬ努力の賜物です。

 

 

■大栄スイカのおいしさの秘密

 

大栄スイカがおいしいのには、理由があります。
100年以上も前からスイカを栽培している歴史に加え、
恵まれた土地環境と農家の方たちの終わりのない向上心と努力です。

 

・100年続く栽培方法
大栄スイカには100年以上続く栽培歴史があります。

 

「大栄スイカ」という言葉は、昭和48年に統一銘柄として定められ、
その後、平成20年に商標登録されました。

 

大山山麓に広がる火山灰土壌を「黒ぼく」と呼び、
その土がスイカ栽培に適していたため、おいしいスイカが栽培されるようになりました。

 

黒ぼくは病害虫に強い根を育てることができる土のため、
甘みが強くおいしいスイカが育ちます。

 

・日照量の多さと寒暖差
鳥取県は天気の悪い日が多いと思われていることが多いですが、
春の間は意外と晴れが多いのです。

 

春はスイカがツルや葉を伸ばし、光を浴びて養分を溜め株を充実させる時期です。
この時期に日照時間が長いことで、スイカは元気に育つことができます。

 

元気な苗はおいしい実をつけることができるため、
この時期の日照時間はとても大切なのです。

 

また、昼間と夜の寒暖差が大きい鳥取では、スイカが甘く育ちます。
夜が寒いということは、スイカが夜になると活動を抑えるということです。

 

そのため、昼間に作って溜めた養分を夜間に消費してしまうことがなく、
たっぷりと養分を溜めこめる環境となります。

 

・糖度センサーの導入
大栄スイカでは、甘さを均一にし、玉の形や大きさによって、
確実な等級選別ができるよう、計測器を導入しています。

 

果肉の甘さや空洞をセンサーによって計測する糖度センサー、
形や大きさを計測する外部判定装置を使って計測されています。

 

そのため、甘みにばらつきがなく、
贈答用と自宅用とで買い分けることができるようになりました。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

熊本スイカ

読了までの目安時間:約 5分

 


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熊本スイカも多くの品種があります

 

 

熊本がスイカの名産地であるということはよく知られています。
日本でもスイカ生産量で一番を誇る、
熊本県で育てられたスイカのことを総称して「熊本スイカ」と言います。

 

スイカの産地は日本全国にあり、熊本はその中でも最南端に位置するため、
スイカの出荷時期が早いことも熊本スイカの特徴です。

 

一般的には夏のフルーツというイメージの強いスイカですが、
熊本スイカならゴールデンウィークあたりが出荷のピークになるのだとか。

 

そんな熊本で育てられているスイカの中で、主流となっているのは、
春のだんらん」「祭ばやし」「ひとりじめ」「ひとりじめBONBON」です。
*品種の詳細説明はリンク先をご覧ください。
 

春のだんらんと祭ばやしは大玉品種、
ひとりじめとひとりじめBONBONは小玉品種です。

スイカの名産地熊本を代表するこの4品種は、
どのような特徴があるのでしょうか。

 

 

■熊本スイカ

 

◎春のだんらん
春のだんらんは、グリーンと濃いグリーンの縞模様に、腰高の美しい形です。
スイカらしい見た目通り、切ってみると中には真っ赤な果肉が詰まっています。

 

1玉7kgほどの大玉種ですが、果肉はすかすかになることなく、ぎゅっと詰まっています。
春のだんらんは、糖度が高い品種で、だいたい12度ほどになるのだとか。

 

糖度が高いからといって、甘ったるくならないのがスイカのすごいところです。
スイカ特有の香りと甘さが混ざり、一口かじれば口いっぱいに甘さが広がります。

 

それなのにさっぱりとしているので、次々と口に入れたくなるので不思議です。
シャキシャキとした食感も小気味良いので、家族そろって楽しめます。

 

◎祭ばやし
祭ばやしも春だんらんと同じように、
スイカらしい外見で、中には赤い果肉が詰まっています。

 

スイカといえばイメージするのは縞模様ですが、祭ばやしは縞模様が美しく、
表皮の色つやが良いので、贈答用にも適しています。

 

祭ばやし1玉はだいたい7kgほどと、立派な大きさです。
高糖度品種のため、糖度が平均して12度ほど安定して出るのも嬉しい特徴です。

 

大玉スイカらしいシャッキリとした食感と、爽やかな香りと甘さなので、
冷やして食べるとたまらないおいしさがあります。

 

◎ひとりじめ
小玉スイカといえばひとりじめと言われるほどの代表種です。
1玉は2.5kgほどと、ひとりででも食べきれそうなサイズです。

 

一人でなくても、2人~3人くらいまでなら十分楽しめる大きさをしています。
皮が薄く、実が詰まり、皮の内側にある白い部分も少なく、際までしっかりと味わえます。

 

ひとりじめは糖度がなんと13度もあり、スイカの中でもトップクラスです。
しかも一般的なスイカのように、中心に甘さが集まるのではなく、
果肉全体に甘さが広がっているため、どこから食べてもおいしいスイカです。

 

小ぶりなサイズを生かして、半分に切ったひとりじめをお皿に乗せ、
そのままスプーンですくいながら食べるという贅沢もできます。

 

◎ひとりじめBONBON
ひとりじめBONBONは、ひとりじめと同じ小玉種です。
ひとりじめと違うところは、表面の皮の色がとても濃いことです。

 

いわゆる黒玉スイカなのですが、よく見るとスイカの特徴である縞模様も見えます。
こちらも1玉だいたい2.5kgほどと、少人数で楽しむのにちょうど良いサイズです。

 

ひとりじめBONBONの甘さはひとりじめよりも少し低い糖度12度ですが、
それでも十分甘いです。

 

糖度が低いからといって甘くないわけではなく、
どちらかというとひとりじめよりもあっさりと食べられるといった印象です。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

ひまわりスイカ

読了までの目安時間:約 6分

 


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ひまわりスイカ C) 道産直送 ほんものマルシェ

 

 

ひまわりスイカという小玉スイカをご存知ですか?

 

見た目は普通の小玉スイカのように見えますが、
切ってみると中は鮮やかな明るい黄色い果肉をしています。

 

この黄色い果肉の色から「ひまわり」という名前がついているのかと思うと、
実は、このひまわりスイカの栽培地域で有名な植物にちなんでいます。

 

ひまわりスイカは、北海道雨竜郡北竜町が町の特産品として栽培している品種です。
北竜町は夏の花の代表、ひまわりをたくさん育てていることでも有名な土地です。
なので北竜町の特産品であるこのスイカにも、ひまわりの名をつけたのです。

 

 

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北海道雨竜郡北竜町のひまわり

 

 

ひまわりの名にふさわしい、美しい黄色果肉のスイカは、
花のひまわり同様、太陽の光をたっぷりと受けて育ったおいしいスイカです。

 

1玉はだいたい2kg前後と、小玉スイカとしてちょうど良いサイズです。
丸みをおびているので、ころんとした小ぶりのシルエットもかわいらしいです。

 

もちろん小玉スイカなので、家庭用の冷蔵庫にも楽に入れることができます。
ひまわりスイカを丸ごと入れても、ファミリーサイズの冷蔵庫の野菜室なら、
他の野菜を入るスペースが確保できます。

 

皮の表面は、スイカらしい縞模様で、一見すると黄色スイカには見えません。
けれど切ると、中からはまぶしいほどの明るい黄色をした果肉が顔を出します。

 

皮の内側には白い部分がありますが、一般的な品種と比べると、
白い部分が少なく、果肉が際まで楽しめます。

 

この果肉がまた素晴らしく、甘みは糖度11度と強いにも関わらず、
スイカ特有の爽やかさがちゃんとあって、くどくありません。

 

みずみずしく甘いスイカの味わいに加え、シャリッとした食感がまた涼を呼びます。
黄色い果肉をしたスイカは、果肉が柔らかいことも多いのですが、
しっかりとシャリ感があるので、スイカのシャリ感が好きという方にはお勧めです。

 

香りも強いので、カットした瞬間、中からスイカの甘い香りが広がります。

 

これほどおいしいスイカなら、自分でも育ててみたい!
と思う方も多いでしょうが、ひまわりスイカの種や苗はほとんど出回っていません。

 

それは、このひまわりスイカを栽培している農家自体が限定されているためです。
北竜町にあるひまわりスイカ生産者組合である16戸の農家のみが、
栽培を許されているため、その他の地域には種や苗が出回ることがほぼないです。

 

けれどひまわりスイカの高い品質は、
高い栽培技術を持った農家の方たちに守られているのだと思います。

 

自分で育てることができなくても、スイカ自体の購入は可能です。
近くのスーパーに並んでいることがなくても、ネットなら購入が可能です。

 

取り扱いのあるネット通販の店舗を探し、購入しましょう。
自宅用として購入し、家族で楽しめ贈答用にもお勧めです。

 

2玉セットで化粧箱に入った商品も、ネットで購入可能です。

 

小玉スイカなので、贈られた方も困ることはなさそうです。
持ち手のついた箱なら、挨拶の品として持参することもできます。

 

 

■小玉スイカ ひまわりスイカ

 

◎特徴
・北海道雨竜郡北竜町の特産品として生産されている
・1玉2kg前後の小玉品種
・円形~やや腰高でキレイな形
・皮はスイカらしい縞模様
・中は明るい黄色で鮮やか
・甘さは糖度11度前後が基準のため、とても甘い
・甘さの中にもスイカの爽やかさがあり、最後までおいしく食べられる
・スイカ特有の香りが強く、口に含むとスイカの味と香りが口いっぱいに広がる
・黄色スイカには珍しく、果肉はしっかりしていてシャリ感がある
・種は茶色~黒の標準的な色で、果肉の明るい黄色とのコントラストも美しい

 

◎栽培のコツ
・種や苗の流通がほぼないため、家庭での栽培は難しい

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種