スイカの栄養
食塩をかけるとイオン飲料水と同じ効果が!
[スイカの栄養]
昔から日本の夏といえば、スイカは欠かせないものでした。
日本人ととても馴染みの深いスイカです。
現代では、美容効果、痩身効果の高い食べ物とされています。
スイカにはどのような成分が含まれているのでしょうか。
■β-カロテン(ビタミンA)、リコピン、ビタミンC
ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜に含まれる成分として有名な、
β-カロテンは、体内に入るとビタミンAに変化します。
ビタミンAは目の神経伝達物質となって、
鳥目やドライアイを予防する効果がある他、
粘膜や皮膚の細胞を正常にする働きもあります。
リコピンは最近注目されるようになった成分ですが、
これもスイカには豊富に含まれています。
リコピンは抗酸化作用がとても強いことで知られていますが、
また血糖値を下げる効果もあるため、
ダイエットに効果があると期待されています。
さらにビタミンCは言わずと知れた美容には欠かせない成分です。
美白効果と抗酸化作用があるため、
肌を若々しく保つのに役立つ成分です。
スイカは果物の中でもカロリーが低く、
可食部100gが37キロカロリー程度です。
さらに上記のような特徴のある成分が含まれているため、
夏のデザートとしてぴったりです。
家庭菜園のスイカで、とってもヘルシーになれます
■カリウム
カリウムは人間にとって欠かせない成分で、
ナトリウムと一緒に細胞の浸透圧を調整する働きがあります。
また、ナトリウムを排出する作用があるため、
血圧を下げる効果があります。
腎臓に溜まった毒素を排出する効果もあるため、
健康維持にとても役立ちます。
利尿作用があるので、余分な水分を排出する力もあり、
むくみを改善することができます。
スイカは、ゴーヤのカーテンで育てられるので一緒に栽培してみてください
■シトルリン
シトルリンは最近発見された注目の成分です。
これはウリ科の野菜に含まれるアミノ酸の一種で、
血管を広げて血流をよくする効果があります。
血流を良くし、老廃物の排出を助け、疲労回復にもなります。
また、動脈硬化などの病気を予防することもできます。
シトルリンは果肉部分よりも皮に近い部分に多く含まれているため、
一般的には捨てる部分とされている、
皮に近い白い部分も食べるようにしましょう。
表面の硬い部分をピーラーなどで剥いてから、
白い部分を薄切りにして塩もみや漬物にすると食べやすくなります。
■参考