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黒部スイカ

読了までの目安時間:約 4分

 


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kurobesuika

黒部スイカ C)野菜のタネのお買い物 太田のタネ

 

 

黒部スイカ、俵型の大きなスイカ、デパートなどで見かけたことはありませんか?
重さが10kg以上になる素晴らしいスイカを紹介します。

 

黒部スイカは入善ジャンボ西瓜として有名です。
歴史は古く、明治時代から育てられ、元は米国産のラットルスネーク種です。

 

入善町で栽培が始まって、荻生西瓜、縞皮すいかと名前が変わり、
黒部スイカと呼ばれるようになりました。

 

昭和57年からは入善ジャンボ西瓜と名称を変え、
より大きく、より甘いスイカを作っています。

 

入善町で育てられている黒部スイカの重さは、
15kg~25kg以上となり、とても大きいです。

 

輸送する際にはワラを編んださん俵と呼ばれる、
ワラの蓋みたいなものをスイカの上下に縛り付けてあります。
大きさも、見た目のインパクトも強いです!

 

見た目からは想像できない甘さと香りが感じられます。
とにかく大きいので、シェアして食べるのがオススメです。

 

持ち上げるのにも一苦労な黒部スイカ。
野口のタネ、太田のタネなどネットショップで、
「くろべスイカ」という名前で種が販売されています。

 

苗もその他のオンラインショップで購入できます。
ちょっとビックリ! 大きいスイカ作りに挑戦してみてください。

 

 

■大玉スイカ 黒部スイカ

 

◎特徴
・つるの勢いは中程度
・大きいので地植え栽培向け
・実の表面は薄い緑色に濃緑色の縞模様が出る、白っぽいのが特徴
・実の形は俵型
・一般的なスイカより皮が厚い
・長さは40cmくらいで直径が30cmくらいと、とても大きい
・実の重さは10kg以上、栽培によっては15kg~25kg以上になる
・果肉の色は鮮紅色
・糖度は12度くらい
・実はしっかりしていてシャリ感がある

 

◎栽培のコツ
・子づる4本~5本仕立てにして、最初は3果くらいを着けて形の良いものを残す
・1株につき1果にすると大きいスイカができる
・肥大力が強いので、追肥が遅れないようにする
・ワラなどを敷くと形の良いものができる
・収穫時期は受粉後50日くらいで収穫できる
・基本的には一般的な大玉スイカと同じように育てる

*詳しい育て方は、後述します。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

赤こだま

読了までの目安時間:約 3分

 


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赤こだま

 

 

赤こだま、紅こだまと名前が似ていますが、
こちらは株式会社大和農園から販売されている小玉スイカです。

 

美味しいスイカを育てるには?
こちらを読んでいただくと、
お勧め品種で名前が上がっているのが夏武輝と赤こだま。
夏武輝は大玉スイカで、赤こだまは小玉スイカです。

 

赤こだまは小玉スイカの定番品種で、昔から育てられています。
どこか懐かしい味がして美味しいスイカです。

 

今は糖度が高い甘いスイカが多いですね。
甘いスイカもおいしいですが、スイカはそれだけではありません。

 

赤こだまは一般的な小玉スイカより平均糖度は落ちます。
十分甘いのですが、この赤こだまは甘すぎず、
さっぱりとした甘さが感じられ、食べやすいです。

 

もちろん、甘く育ててもおいしく食べられます。
普通に栽培するとさっぱりとして、
一玉では物足りない、もっと食べたいと思ってしまう味です。
赤こだまは着果もよく、収量も多いのでたくさん食べられます。

 

地植えはもちろんプランターでも育てやすいですし、
初心者向けの品種になっています。
種は各種苗店で、苗は通販で販売されています。

 

甘すぎずさっぱりとしていて、
昔ながらの懐かしいスイカの味を堪能してください。

 

 

kodama2.15.07.12

赤こだまは、毎年育てています!

 

 

■小玉スイカ 赤こだま

 

◎特徴
・地植え栽培、ハウス栽培、プランター栽培に向いていて、初心者で作りやすい
・つるの勢いはやや強い
・つる持ちが良い
・着果が良いので収量も多い
・実の形や重さの揃いが良い
・実の表面は薄い緑色に、緑色の細い縞模様が出る
・形は正球~腰高球になる小玉スイカ
・実の重さは2kg前後
・果肉の色は鮮紅桃色
・実はしまっていてシャリ感がある
・糖度は11度~12度くらいで、さっぱりとした甘さ

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いがやや強いので、元肥は控えめにする
・収穫時期は受粉後、35日程度で収穫できる
・その他栽培方法は小玉スイカと同じように栽培する

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

金の卵

読了までの目安時間:約 4分

 


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金の卵!黄色の皮が美しいスイカです

 

 

表面が黒、縞模様は見たことがあると思いますが、
黄色のスイカを見たことがありますか?

 

金色のたまごのような外見をしていて、形も卵形。
果肉は赤色の小玉スイカ、金のたまごを紹介します。

 

名前の通り、見た目は綺麗な黄色をしています。
うっすらと濃い黄色の縞模様が出て、

 

形は楕円形をしているのが特徴です。
まるで卵のようです。

スイカはよく鳥の被害に合ってしまいます。
金のたまごはその見た目から、鳥の被害が少ない傾向があります。

 

また、皮がしっかりしているので、
被害が出たとしても小さい被害で済むことが多いです。

 

栽培に関してですが、表面が黄色いスイカなので、
しっかりと着色させることがポイントになります。

 

葉が覆いかぶさらないようにして、
何回かスイカを回しながら着色させてあげると、綺麗な黄色になります。

 

果肉は赤色で、カットすると表面の黄色との色合いがとても綺麗です。
香りも強く感じ、食味もしっかりと甘さを感じられるスイカです。

 

小玉スイカではやや皮が厚めですが、皮の際までおいしく食べられます。
見た感じが美しく、果肉の色が鮮やかなのでおもてなしにもピッタリです。

 

少し珍しいスイカを育ててみませんか?

 

 

kinnotamago1

この愛らしい存在感!

 

 

[金のたまご]

 

 

■小玉スイカ 金のたまご

 

◎特徴
・つるの勢いはやや強い
・うどん粉病や炭そ病に強い
・葉脈の色が黄白色になる
・実の表面は黄色で濃い黄色の縞模様が出る
・果肉は紅赤色をしていてカットするとコントラストが美しい
・形は楕円形
・実の重さは2.5kg~3kg
・肉質はしっかりしていて、シャリ感がある
・カットするとスイカの甘い香りが強く感じられる
・香りも食味も甘く感じられる
・表面の色から、鳥による被害が少ない

 

◎栽培のコツ
・花は全体的に黄色がかっていますが、死に花ではないので取らないように注意する
・仕立て方は4本仕立てで3~4果収穫にする
・低節位に実をつけてしまうと、水分が少ない実ができるので気をつける
・そのままだと綺麗に着色しないので、玉をずらしながら着色させるようにする
・その他栽培方法は小玉スイカと同じように栽培する

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

ブラックブッシュ

読了までの目安時間:約 4分

 


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Black Bush

ブラックブッシュ C)サカタのタネっと

 

 

ブラックブッシュ、放任栽培できる大玉スイカです。
最低限の手入れだけでスイカを育てられたら楽ですね。

 

地植え栽培でもベランダなどで鉢、プランター栽培でも、
コンパクトに育てられる大玉スイカです!

 

何故コンパクトに栽培できるのかというと、
このブラックブッシュは節間が詰って生長します。

 

節間が詰っていることで広がりが小さくなり、
コンパクトで省スペースになります。

 

また、地植え栽培では、株間を縮めることができます。
通常、品種によりますが、大玉スイカの株間は150㎝くらい取ります。
このブラックブッシュは45cm~50cmくらいで良いです。

 

株間が狭くなり、植え付け本数を増やすことができるので収穫量が増えます。
地植え栽培の場合は、トンネルを作って栽培するようにします。

 

なにより仕立てた後の手入れが要らないというのが楽ですね。
普通、スイカの栽培は仕立てた後も手を入れることが多いですが、
こちらは放任で栽培ができます。

 

楽に育てられるブラックブッシュ、たくさん育ちたくさん収穫できます!

 

 

[ブラックブッシュ]

 

 

■大玉スイカ ブラックブッシュ

 

◎特徴
・つるの勢いが強い
・株間を狭めてコンパクトに栽培できるので、本数を増やせば収量が増える
・放任栽培ができる
・実の表面は黒く、うっすら縞模様が出る
・実の重さは6~8kgで、2果収穫はやや小さめの4~6kgになる
・果肉は紅色でやや硬く、シャリ感がある
・糖度は12度以上と高く安定する

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いが強いので、元肥は少なめにする
・また、つるの勢いが強いときには、受粉させるときに受粉させる株の生長点を摘心する
・仕立て方は親づる1本、子づる2本の3本仕立てで1果、または2果収穫にする
・親づるに実をつけるようにし、2果収穫の場合は親づると子づるに実をつける
・仕立て後の栽培は子づる、孫づる共に放任できる
・1番花、2番花に実をつけると実が小さくなるので、
着果位置は23~25節くらいの3番花につけるようにする
・収穫時期は受粉後、35日くらいで収穫できる
・その他栽培方法は大玉スイカと同じように栽培する

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

マダーボール

読了までの目安時間:約 5分

 


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Madder ball (2)

マダーボール  C)北の逸品・北海道

 

 

ラグビー形をした小玉の赤肉スイカ、マダーボールを紹介します。
こちらはみかど協和株式会社から販売されている品種です。

 

マダーボールには他にも3品種ありますので全て紹介していきます。

 

マダーボールシリーズに共通することは、どれもつるの勢いが強いことです。
元肥は控えめにしてつるボケを防ぎます。
また、着果が良いのでたくさん収穫できます。

 

接ぎ木のいらない品種もありますので、栽培を検討されてみては?

 

 

[マダーボール]

 

 

■小玉スイカ マダーボール

 

◎特徴
・極早生品種
・つるの勢いは強い
・実の表面は緑色に濃緑色の細い縞模様が出る
・楕円形をしている小玉スイカ
・果肉の色は濃紅桃色
・食感はセンイが少なく、しまっていてシャリ感がある
・糖度は12~13度と高く安定し、食味食感ともに良い
・実の重さは2.2kg前後
・縦の長さは大体20cm前後
・変形果、空洞果になりにくい
・ハウス、トンネル、地植え栽培に適している

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いが強いので、元肥は控えめにする
・栽培方法は一般的な小玉スイカと同様
・収穫時期は受粉後40日程度で収穫できる。

 

 

Madder ball66

■小玉スイカ マダーボール66

 

こちらはマダーボールの姉妹品種になります。

 

◎特徴
・つるの勢いはやや強い
・ほとんどの特徴はマダーボールと同様
・果肉の色は鮮紅桃色
・皮が薄いので皮際まで食べられる
・糖度は12度以上と高く安定する
・実の重さは1.8kg~2.5kg
・果肉、果皮の両方が硬く、裂果しにくく、日持ちも良い

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いがやや強いので、元肥は控えめにする
・栽培方法は一般的な小玉スイカと同様
・マダーボールと同様に収穫時期は受粉後40日程度で収穫できる。

 

 

FR-Madder ball.

■小玉スイカ FRマダーボール

 

こちらは新品種で、接ぎ木のいらない品種です。

 

◎特徴
・つるの勢いは強い
・接ぎ木のいらないスイカ品種
・自根スイカ特徴の食味、食感、香りがある
・実の表面は緑色に濃緑色のやや太い縞模様が出る
・形は他の品種と同様に楕円形
・果肉は鮮紅桃色
・皮が薄いので皮際まで食べられる
・実の重さは2kg前後
・糖度は12度以上と高く安定する

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いが強いので元肥は控えめにする
・栽培方法は一般的な小玉スイカと同様

 

 

Gold Madder ball.

■小玉スイカ ゴールドマダーボール

 

マダーボールの中の黄色いスイカです。
他のマダーボールと違ってつるの勢いが大人しいです。

 

◎特徴
・極早生品種
・つるの勢いは中程度
・実の表面は緑色に濃緑色の独特な縞模様が出る
・形は他の品種と同様に楕円形
・果肉はクリーム色または黄色
・食感はやわらかく、食味はさわやか
・その他特徴は他のマダーボールと同様

 

◎栽培のコツ
・栽培方法は一般的な小玉スイカと同様
・マダーボールと同様に収穫時期は受粉後40日程度で収穫できる。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種