スイカ,育て方

スイカの育て方.com

スイカ 炭疽病

読了までの目安時間:約 6分

 


スポンサードリンク


suika0619009

マルチングは、病気を予防します

 

 

[スイカ 炭疽病]

 

 

■炭疽病とは?

 

炭疽病(たんそびょう)は、葉や実だけでなく、
つるにも症状が出ることのある病気です。

 

最初は小さな症状でも、放っておくとどんどん広がっていき、
最終的には収穫物にならず、株自体が枯死することもあります。

 

雨の多くなる梅雨の時期や、秋口に感染することが多いため、
症状や予防法、対処法を知っておきましょう。

 

 

■炭疽病の症状

 

症状は、葉、つる、実に出る可能性があります。
葉は、淡い褐色の小さな斑点がまず出るようになります。

 

斑点はしだいに大きくなり、色も暗褐色に変わって、
輪を重ねたような輪紋状になっていきます。

 

病斑部分が乾燥すると破れやすくなるため、
症状の進んだ葉は穴だらけになることがあります。

 

また、病斑が広がる時に、病斑と病斑がくっついてしまうことがあり、
こうなると病斑もかなり大きなものになっていきます。

 

つるには、円形や楕円形、アーモンド形の病斑ができます。
病斑は暗褐色をしていて、中心部分が灰褐色になり、
少しへこんだようになります。

 

果実には、葉と同じような小さな斑点ができるようになります。
斑点は少しくぼみ、黒褐色をしていて、小さな黒い点々ができます。

多湿環境では、病斑からサーモン色のヤニが出ることがあります。

 

乾燥してくると、病斑部分が裂け、
実に穴があいたようになることがあります。

 

 

kodamasuika

吊り栽培、空中栽培は、炭疽病を予防します

 

 

■炭疽病の原因

 

病斑に雨や水やりによって水滴が当たり、
そこから菌が飛散して被害が拡大していきます。

 

密植していたり、過繁茂の状態になっていると、
風通しが悪くなって発生する可能性が高くなる上、
被害が大きくなる可能性も高くなります。

 

株間は十分にあけて植え付けるようにし、風通しを良くし、
茂りすぎている部分は少し葉を間引いたり、
つるの整理をするなどして、常に風通しに気をつけます。

 

種子感染していることもあるので、種から育てる場合は、
できるだけ消毒済みの種を使うように心がけます。

 

炭疽病にかかった植物を育てていた場所には、
被害にあった株や土に菌が残ります。

 

そのままの状態でまた連作すると、
次に育てたものにも感染しやすくなるため、連作は避けます。

 

もし炭疽病にかかった株が枯れたら、
そのまま放置せずに掘り上げて焼却処分するようにしましょう。

 

水はけの悪い場所で育てている場合も、発生の可能性が高くなります。

スイカは元々、水はけのよい土を好み、
水はけが悪く湿気が高くなりがちな環境は苦手です。

 

水はけのよい土で育てるようにし、泥跳ねなどが起こらないよう、
マルチをしておくようにしましょう。

 

 

suika04 (2)

密植や水はけが悪いと、スイカは元気に育ちにくいです

 

 

■炭疽病にかかったら

 

初期の頃であれば、症状の出ている部分を切って処分するだけで、
それ以上被害が大きくならないことがあります。

 

日頃から葉やつるの状態をよく観察し、
異変があったら何が原因かをつきとめるようにしましょう。

 

被害が少し広がってしまっている場合は、
やはり薬剤を散布する必要があります。
アミスター20フロアブルやベルクート水和剤などが有効です。

 

被害が大きく、すでに実にも症状が出ている場合は、
薬剤を散布しても治癒は難しくなります。

 

その場合は、できるだけ早めに被害株を抜いて焼却処分し、
他の株に伝染しないようにしましょう。

 

■参考

 

タグ : 

スイカの病気 生理障害

祭ばやしシリーズ

読了までの目安時間:約 6分

 


スポンサードリンク


suika011

 

 

祭ばやし」は、果皮の色が濃緑で美しく、
玉張りの良い大玉スイカシリーズです。
見た目だけでなく、食味も良い本物志向の大玉種です。
 

 
[祭ばやしシリーズ]
 

 
■祭ばやし

 

◎特徴
・草勢は中くらいで、雌花の着生・着果性が優れている
・変形果の発生が非常に少ない
・果皮は濃緑で、高温期でも色が濃い
・果肉は鮮やかな紅色
・肉質は緻密でシャリ感があって風味も良い
・熟期は中生で、適熟の幅が広い

 

◎栽培のコツ
・雌花の着生が良いため、着果を急がず18節~20節前後につく3番花に着果させる
・着果後、初期肥大を促すため、灌水や肥効を高める
・すが入ったようになる空洞果が少ない品種のため、

強整枝や極端なつる切りはしないようにする

 

 

■祭ばやし777

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、低温寡日照下の影響が少なく、

雌花の着生と雄花の花粉の出が良い
・果実は豊円型で玉伸びが良く、胴張りする
・空洞果の発生が少なく、上物率が高い
・果肉は明るく鮮やかな赤色
・肉質は適度に締まり、食感が良く糖度も高い
・果皮は薄いが硬いため、輸送に耐えられる
・果実の大きさは早い作型で6kg~7kg、中から遅い作型では7kg~8kgになる
・熟期は4月下旬~5月下旬収穫で交配後48日~55日、6月~7月で46日~50日で熟す

 

◎栽培のコツ
・草勢がやや強いため、交配期まではハウス内での高温に注意する
・着果後の灌水と肥効を高め、強整枝と極端なつる切りはしない

 

 

■祭ばやし8

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、雌花がよく充実し、着果が安定する
・果実は豊円型で玉の肥大も良く、8kg前後となる
・果皮は濃緑で縞模様が鮮明で見た目も美しい
・果肉は鮮やかな紅色で鮮明に発色するため、切った時の見栄えも良い
・肉質は緻密で繊維が少なく、シャキッとした食感が特徴
・糖度が高く、全体的に安定している
・熟期は祭ばやし777と同程度

 

◎栽培のコツ
・交配まではハウス内での高温管理を避け、やや高め程度の温度管理をする
・雌花が充実する3番花~4番花まで待ってから着果させる
・着果後、25日目までの間に温度を高めに管理し、水分も十分に与えて肥大を促す
・空洞果の発生は少なめだが、着果後は側枝が茂りすぎないように整理する

 

 

suika (2)

 

 

■祭ばやし11

 

◎特徴
・草勢は強く、高温期のつる持ちが優れている
・果実は豊円型で肥大性に優れている
・適作型では8kg~9kg以上になる
・空洞果が少ない
・果皮は比較的濃い緑色をしていて、縞模様が整ってスイカらしい容姿をしている
・果肉は鮮やかな桃紅色で、高温期に変色が少ない
・肉質は緻密でよく締まり食感が良く、スイカ本来の味が楽しめる
・収穫敵期の幅が広い
・熟期は祭ばやし777に比べて二日ほど長くかかる

 

◎栽培のコツ
・ハウス内での高温管理はつるが軟弱に育ち、雌花の質が落ちるので避ける
・曇雨天でもつる周辺の気温が22度~23度を確保していれば、

換気を行って徒長させないようにする
・果実の肥大は良い品種だが、肥大初期には温度と水分を十分に確保する

 

 

■祭ばやしAC

 

◎特徴
・生育スピードはやや早めだが、気象変化に強く栽培しやすい
・低温寡日照下でも花粉の出が良いため、安定した着果が期待できる
・雌花は低節位からよく着生し、充実した雌花が開花する
・果実はやや腰高の豊円型で、見栄えが良く、カット後の変色がない
・肉質は中硬でシャキッとしていて、

果実の中心部分と果皮に近い部分の糖度差が少ない
・糖度以上の甘み、旨みを強く感じるため、非常に食味が良い
・熟期は4月~5月収穫で交配後48日~53日、6月~7月では43日~46日で熟す

 

◎栽培のコツ
・祭ばやし777と同じ

 

■参考

 

タグ :  

スイカの品種

人気の記事!