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スイカ 無農薬栽培

読了までの目安時間:約 6分

 


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空中栽培の大玉スイカ、現在直径16.5㎝

 
[スイカ 無農薬栽培]

 
スイカの病気や害虫を予防するために、
専用の薬剤を使うことはありますが、
薬剤は絶対必要というわけではありません。

 

育てている時に少し工夫することによって、
農薬などを使わなくても、
病害虫を比較的簡単に予防することができます。

 

1. 病害虫に強い接ぎ木苗を選ぶ
店頭には一般的な苗と、接ぎ木苗の両方が、
販売されていることが多いです。

 

一般的な苗は、種から発芽したものをそのまま育苗して、
ポット苗として出荷しています。

 

接ぎ木苗は、台木と呼ばれるスイカ以外の植物に、
スイカの芽を接ぐことでできた苗です。

 

接ぎ木苗は台木がスイカではない植物の根であるため、
連作障害に強いという特徴があります。

 

スイカは連作することでかかる病気が多いので、
接ぎ木苗を使うことで病気の予防になります。

 

 

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敷きわらをするとスイカもご機嫌♪

 

 

2. どろ跳ねは防止する
スイカが感染する病気の多くは、土中に菌が潜んでいます。
雨が降ったり、水やりをした時に泥が跳ねあがり、
スイカの葉の裏に付着することがあります。

 

葉の裏についた泥から菌が葉に侵入し、
病気に感染するというケースは少なくありません。

 

そのため、できるだけどろ跳ねを抑えることが、
スイカの病気予防につながります。

 

苗を植え付ける時に黒マルチを用いたり、
敷きわらなどを株元に置いておくのも効果的です。

 

 

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実だけでなく葉も観察します(小玉スイカ、6月29日着果)

 

 

3. 手入れはこまめに
放任にしていても、生育条件が良ければ、
美味しい実を収穫することができるかもしれません。

 

けれど、生育条件が悪ければ、病気にかかってしまったり、
害虫によって丸裸にされてしまうこともあります。

 

黄変したり、枯れたようになっている葉があれば取り除き、
害虫がついているのを見つけたら、その時に捕殺するようにします。

 

こうした細かいスイカの手入れをまめにすることで、
無農薬でも病気を予防し、害虫がついても被害が最小限で済みます。

 

4. 自然農薬を使う
自然農薬とは、化学薬品ではなく、
植物などの自然素材を使ってできた農薬のことです。

 

代表的なものには木酢液や竹酢液があります。
他にもニンニクや唐辛子など、虫除けや殺菌作用のあるものを、
定期的に散布することにより、病害虫を予防することができます。

 

病気にかかったり、虫がついてしまった後に、
散布して駆除するというよりは、
あらかじめ散布して予防するといった方法で使うことが多いです。

 

ただし、自然農薬といっても、
濃度の高い状態で使うと、植物にはよくありません。

 

必ず希釈して使うようにし、使用後に異変があった場合は、
水ですぐに流すようにしましょう。

 

 

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マリーゴールドでセンチュウ対策

 

 

5. コンパニオンプランツを植える
トマトにバジル、バラにニンニクのように、
スイカにもコンパニオンプランツが存在します。
代表的なものはネギとマリーゴールドです。

 

ネギはスイカを含めたウリ科の大敵である、
ウリハムシを近寄らせない効果があると言われています。

また、マリーゴールドはセンチュウ対策として有名な植物です。

 

6. 吊り栽培をする
スイカの吊り栽培は、空中栽培、立体栽培と呼ばれます。
省スペースで手入れも楽、その上病害虫に強いです。

 

管理人は、主にスイカは接ぎ木苗で吊り栽培、無農薬ですが、
一度も、病害虫の被害にあったことは、ありません。

>>スイカ 吊り栽培

 

7. 病害虫の被害を受けた場合
スイカの無農薬栽培にいろいろと手を尽くしたとしても、
やはり病気にかかったり害虫がついたりしてしまうことはあります。

 

被害が大きくなってしまった後は、
自然農薬を使ったり、手で駆除するのにも限度があります。

 

被害が大きい場合は、専用の薬剤を使うことになります。
ウイルス性の病気にかかってしまった時は、
薬剤も使えず処分するしかない場合がほとんどです。

 

無農薬栽培をする場合にも、病害虫や農薬の知識は一通り学んでおき、
被害を早く発見し、最小限にとどめられるよう備えていたほうが安心です。

 

■参考

 

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祭ばやしシリーズ

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祭ばやし」は、果皮の色が濃緑で美しく、
玉張りの良い大玉スイカシリーズです。
見た目だけでなく、食味も良い本物志向の大玉種です。
 

 
[祭ばやしシリーズ]
 

 
■祭ばやし

 

◎特徴
・草勢は中くらいで、雌花の着生・着果性が優れている
・変形果の発生が非常に少ない
・果皮は濃緑で、高温期でも色が濃い
・果肉は鮮やかな紅色
・肉質は緻密でシャリ感があって風味も良い
・熟期は中生で、適熟の幅が広い

 

◎栽培のコツ
・雌花の着生が良いため、着果を急がず18節~20節前後につく3番花に着果させる
・着果後、初期肥大を促すため、灌水や肥効を高める
・すが入ったようになる空洞果が少ない品種のため、

強整枝や極端なつる切りはしないようにする

 

 

■祭ばやし777

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、低温寡日照下の影響が少なく、

雌花の着生と雄花の花粉の出が良い
・果実は豊円型で玉伸びが良く、胴張りする
・空洞果の発生が少なく、上物率が高い
・果肉は明るく鮮やかな赤色
・肉質は適度に締まり、食感が良く糖度も高い
・果皮は薄いが硬いため、輸送に耐えられる
・果実の大きさは早い作型で6kg~7kg、中から遅い作型では7kg~8kgになる
・熟期は4月下旬~5月下旬収穫で交配後48日~55日、6月~7月で46日~50日で熟す

 

◎栽培のコツ
・草勢がやや強いため、交配期まではハウス内での高温に注意する
・着果後の灌水と肥効を高め、強整枝と極端なつる切りはしない

 

 

■祭ばやし8

 

◎特徴
・つるの伸びはやや早めだが、雌花がよく充実し、着果が安定する
・果実は豊円型で玉の肥大も良く、8kg前後となる
・果皮は濃緑で縞模様が鮮明で見た目も美しい
・果肉は鮮やかな紅色で鮮明に発色するため、切った時の見栄えも良い
・肉質は緻密で繊維が少なく、シャキッとした食感が特徴
・糖度が高く、全体的に安定している
・熟期は祭ばやし777と同程度

 

◎栽培のコツ
・交配まではハウス内での高温管理を避け、やや高め程度の温度管理をする
・雌花が充実する3番花~4番花まで待ってから着果させる
・着果後、25日目までの間に温度を高めに管理し、水分も十分に与えて肥大を促す
・空洞果の発生は少なめだが、着果後は側枝が茂りすぎないように整理する

 

 

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■祭ばやし11

 

◎特徴
・草勢は強く、高温期のつる持ちが優れている
・果実は豊円型で肥大性に優れている
・適作型では8kg~9kg以上になる
・空洞果が少ない
・果皮は比較的濃い緑色をしていて、縞模様が整ってスイカらしい容姿をしている
・果肉は鮮やかな桃紅色で、高温期に変色が少ない
・肉質は緻密でよく締まり食感が良く、スイカ本来の味が楽しめる
・収穫敵期の幅が広い
・熟期は祭ばやし777に比べて二日ほど長くかかる

 

◎栽培のコツ
・ハウス内での高温管理はつるが軟弱に育ち、雌花の質が落ちるので避ける
・曇雨天でもつる周辺の気温が22度~23度を確保していれば、

換気を行って徒長させないようにする
・果実の肥大は良い品種だが、肥大初期には温度と水分を十分に確保する

 

 

■祭ばやしAC

 

◎特徴
・生育スピードはやや早めだが、気象変化に強く栽培しやすい
・低温寡日照下でも花粉の出が良いため、安定した着果が期待できる
・雌花は低節位からよく着生し、充実した雌花が開花する
・果実はやや腰高の豊円型で、見栄えが良く、カット後の変色がない
・肉質は中硬でシャキッとしていて、

果実の中心部分と果皮に近い部分の糖度差が少ない
・糖度以上の甘み、旨みを強く感じるため、非常に食味が良い
・熟期は4月~5月収穫で交配後48日~53日、6月~7月では43日~46日で熟す

 

◎栽培のコツ
・祭ばやし777と同じ

 

■参考

 

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