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夏のぜいたく

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夏のぜいたく

 

 

夏のぜいたく、というまさに夏の風物詩のスイカにぴったりな品種があります。
萩原農場というところが改良して作った品種で、
夏のぜいたくの他にも、春のだんらんや夏のだんらんというスイカもあります。

 

夏のぜいたくは、大玉スイカの品種です。
日本人がイメージするスイカそのままの、
やや腰高ではっきりと縞模様の入った姿をしています。

 

立派な大玉なので、冷たい水の入ったタライに浮かべ、食べたいです!
中の果肉もスイカらしい濃い紅桃色で、鮮やかで食欲をそそります。

 

黒い種もいかにもスイカらしい雰囲気を醸し出してくれるので、
見た目からでも夏を意識させてくれます。

 

◎草勢がやや強め

草勢がやや強めですが、雌花の着生が非常によく、
花飛びが起きにくいのが、夏のぜいたくの栽培上の特徴です

 

花飛びが起きにくいことを利用し、
しっかりと適期から遅れずに、良い花を選んで受粉させることができます。

 

花粉の出も良好で、着果率が良いのも嬉しい点です。
夏のぜいたくは、夏の気温が高い時期の着果率も良く、
また実の肥大性が強く出るので、栽培しやすい品種となっています。

 

◎収穫の目途

5月~6月の早期収穫の場合は、交配から収穫までに48日~52日ほどかかります。
7月~8月に収穫する場合は、交配から収穫まで42日~48日が目安となります。

 

低温期~高温期まで、広い範囲で栽培でき、作型も広い範囲で選ぶことができます。
実の肥大性が強いと、どうしても中がスカスカになりやすかったり、
うるみ果が発生しやすくなりますが、夏のぜいたくはそれも回避できます。

 

◎出荷用にも
空洞果、うるみ果の発生が少なく、低温期、高温期とも品質低下が少ない品種です。
家庭菜園でも育てやすいのはもちろんですが、出荷目的としても最適な品種です。

 

腰高で重厚感のある雰囲気、スイカらしい縞模様という姿から、
丸ごとの販売でも見映えします。

 

さらに中の果肉の色が美しく、収穫後の果肉の劣化も少ないのも魅力です。
果肉の色つやの良さ、収穫後の劣化や空洞果、うるみ果が少なく、
カットした状態での販売でも、見劣りしません。

 

 

■夏のぜいたく

 

◎特徴
・萩原農場から販売されている大玉品種
・スイカらしい縞模様が特徴
・形はやや腰高で重厚感がある
・果肉は濃い桃紅色で、食欲をそそる
・見た目も中身も味も、日本人がイメージするスイカそのもの

 

◎栽培のコツ
・草勢がやや強く、低温期でも花粉の出が良い
・花飛びが少なく、着果率が良い
・果実の肥大性が良い
・低温期でも高温期でも、空洞果やうるみ果の発生が少ない
・収穫後の果肉の劣化や変色が少ない
・丸ごと販売はもちろん、カット販売でも見映えする
・5月~6月収穫の場合、48日~52日が目安となる
・7月~8月収穫の場合、42日~48日が目安となる
・ハウス、中型~大型トンネルまで広い作型にあてはまる
・側枝は着果するまで取り除き、着果後は草勢と玉の肥大具合を見ながら側枝を取るようにする

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

愛娘あすか

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愛娘あすか

 

 

愛娘あすか(まなむすめあすか)は、ナント種苗が改良した小玉スイカです。
愛娘シリーズの中の1つで、このシリーズの代表格の愛娘とよく似ています。

 

愛娘に比べて、やや高温に強いのが特徴となっています。
鮮やかな緑色の表皮にスイカらしい黒い縞が入ります。


 

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スイカの品種

愛娘

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愛娘

 

 

愛娘(まなむすめ)は、ナント種苗が改良した小玉スイカの品種です。
鮮やかな緑色の表皮に細めの黒い縞が入り、形は球~やや腰高という、
スイカらしい姿をしています。

 

小玉スイカとはいうものの、1玉が2.5kg~3.0kgほどになるため、
収穫した時の喜びが大きいです。

 

このくらいのサイズなら、冷蔵庫のも収まりやすく、
一人から家族数人で楽しむなら十分です。

 

果肉は桃紅色で、色の濃い品種と比べると、ピンクが強い色をしています。
けれど、色が薄いからといって、味が薄いわけではありません。

 

肉質はよく詰まっていて、大玉スイカと遜色ないほどのシャリ感が魅力です。
糖度も13度前後と高く、スイカの爽やかな甘さを楽しむことができます。

 

舟形にカットして豪快にかぶりつくのも良いですし、
よく締まった肉質を生かして、キューブ状に切って、
フォークやピックを使って食べるのもお勧めです。

 

食味が良い品種は育てにくい印象がありますが、
この愛娘はそのデメリットを見事に解消してくれています。

 

草勢が強めですが安定しているため、コントロールが容易です。
また、節間が少し狭いため、つるが長く伸びすぎるのを抑えることもできます。

 

つるの太さも中程度あるため、つるが細すぎて、扱いに困ることもありません。
実の肥大力が強いので、日照不足で肥大しにくい早期栽培の作型でも、
しっかりと着果して肥大してくれます。

 

実の肥大力が強いと、裂果や空洞果が多くなる傾向がありますが、
愛娘の場合は裂果にも強く、実が大きくなっても空洞果がほとんど出ません。

 

そのため、家庭菜園で栽培した時、収穫していざ切ってみた時に、
空洞果で残念な気持ちになることが少なくなります。

 

裂果が少ないのに表皮がとても薄く、皮と果肉の間の白い部分も少ないため、
皮の際まで食べることができるのも、嬉しい特徴です。

 

受粉から収穫までの日数の目安は、ハウス栽培5月収穫の場合35日となります。
露地栽培をする場合は、受粉時期によって日数が前後する場合があるので、
巻きづるの枯れ具合など、他の収穫目安を総合して収穫時期を判断しましょう。

 

基本は1株3玉収穫を目指しますが、
1株2玉収穫にして、3.0kg~3.5kgと大きめに育てることも可能です。

 

これも秀品率が高く、裂果の少ない愛娘だからこそ可能な栽培方法です。
今まで小玉スイカを育てたことのない、スイカ初心者の方にお勧めの品種です。

 

 

■愛娘

 

◎特徴
・1玉2.5kg~3.0kgの小玉品種
・表皮は明るい緑に細い黒ラインが入る
・キレイな球型~やや腰高な形に整う
・果肉は明るい桃紅色で、肉質はよく詰まってシャリ感が強い
・糖度は13度前後に安定するため、甘みが強い
・皮が薄く、際まで食べられる
・皮が薄いにも関わらず、裂果がほとんどなく、大きく育てても空洞果が少ない

 

◎栽培のコツ
・日照が安定しにくい早期栽培にも向いている
・ハウス栽培の場合、5月収穫なら成熟日数は35日が目安
・1株2玉収穫の場合、3.0kg~3.5kgまで大きくできる

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方

 

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スイカの品種

きこだま

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きこだま C)サントリーフラワーズ株式会社

 

 

きこだまは、サントリーフラワーズ株式会社が販売している、
「本気野菜」シリーズのガーデンスイカの品種です。

特徴と育て方のコツをご紹介していきます。


 

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くろこだま

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くろこだま C)サントリーフラワーズ株式会社

 

 

くろこだまは、サントリーが販売している「本気野菜」シリーズの仲間です。
黒皮が特徴の小玉スイカですが、一般的な黒皮のスイカに比べると、
真っ黒というほど皮が黒くありません。

 

それでも、スイカの縞模様が分かる程度の濃い緑色をした実は、
菜園の中になっていればすぐに分かります。

 

くろこだまの特徴と育て方のコツをご紹介します。


 

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