スイカ,育て方

スイカの育て方.com

紅しずく

読了までの目安時間:約 4分

 


スポンサードリンク


benisizuku

紅しずく

 

 

小玉スイカは小さくて食べやすく保存も楽で、栽培もしやすいのも魅力です。
紅こだまと同じように人気のある「紅しずく」を紹介します。
こちらはタキイ種苗から発売されています。

 

紅しずくは、空洞果、変形果が少なく品質が良いスイカが栽培でき、
家庭菜園でも作りやすいおいしいスイカで、
小玉スイカの中では肥大性がよく収量が高いです。

 

また小玉スイカで起こりやすいヒビ裂皮が少ない品種です。

紅こだまと紅しずく、どちらも美味しい小玉スイカです。

 

でもどう違うのでしょう?
育てやすさや食味を比較してみました。

 

◎紅こだまと紅しずくの違い

        紅こだま  紅しずく
つるの勢い   強い    中
葉の大きさ   大きい   小さい
裂果      裂果しやすい 裂果しにくい
糖度      13度    12度~13度

 

食味はどちらも同程度、糖度はどちらかというと紅こだまのほうが高いです。
育てやすさで比べると、紅しずくが勝っています。
裂果も少ないので良いスイカができることが多いです。

 

スイカも品種によって特徴があるのでいろいろ育てると楽しいです。
初心者の方でも家庭菜園でも美味しいスイカを栽培できます

 

 

turisaibai

小玉スイカは、10号の鉢栽培で2果収穫できます

 

 

■小玉スイカ 紅しずく

 

◎特徴
・つるの勢いは中程度で葉がやや小さい。
1果収穫後でも側枝の回復が早いのでその後の着果の回転が早い
・実の揃いが良く変形、空洞果が少ない
・実の形は高球~やや腰高
・実の重さは2.5kg~2.8kgの小玉スイカ
・果肉は桃紅色をしていて低温期でも皮の際まで着色する
・糖度は12度~13度と高く安定し食味が良い
・適度にシャリ感があり食感が良い
・実の肥大性が良く収量性が高い
・果皮に粘りがあって裂果が少なく、ヒビ裂皮も少ない
・低温でも花粉の発生が良く着果が安定する

 

◎栽培のコツ
・仕立て方は4本整枝で3果、5本仕立てで4果着果にすると良い
・第1果は16~18節に実をつけるようにすると良い実がなる
・着果数を制限しすぎると長い球形になる場合があるので1株あたり3~4果程度にする
・収穫時期は開花後35~40日で収穫が可能、ラベルをつけるとわかりやすい
・その他標準的な小玉スイカの育て方をすれば美味しく育つ

■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

タグ :

スイカの品種

タヒチ

読了までの目安時間:約 3分

 


スポンサードリンク


Tahiti

タヒチ

 

 

大玉スイカで、しましま模様が入らず、
黒いスイカを見かけることはありませんか?

 

表面が黒いスイカで見た目にインパクトがあります。
今回は、サカタのタネから発売されている「タヒチ」をご紹介します。

 

このタヒチは表面が黒いスイカの中で超人気商品です。
北海道当麻町で作られている「でんすけすいか」も、この品種で作られています。

 

またその他の地域でも「ばくだんスイカ」や「ダイナマイトスイカ」、
という名前でブランド化されて販売されています。

 

どれも高値で取引される高級スイカなんですね。

 

見て面白い、切って美しい、食べて美味しいスイカです。
高級スイカのタヒチを自宅で育ててみませんか?

 

 

suika

元肥は控えめに

 

 

■大玉スイカ タヒチ

 

◎特徴
・つる割病と炭そ病に耐病性を持っている
・丸いスイカで重さは7~8kgの大玉スイカ
・果肉がやや硬くしっかりとしていてシャリ感があり食感が良い
・糖度は11度~12度程度と高めで食味に優れている
・果肉がやや硬いことから日持ちが良い
・果肉の色は明るい紅色で表面の皮は暗い緑色をしていて縞模様がない
・肥大化しやすい
・肥大性が強いので空洞果になりやすい
・気温などの影響を受けやすい
・つるの勢いが強く高温乾燥でも実をつけた後、つるが弱りにくい

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いが強い傾向にあるので、つるボケを防ぐために元肥は控えめにする
・親づる1本と子づる2本と3本仕立てにするのが育てやすい
・低節位についた実は摘み取る
・10節前後についた実は変形果になってしまったりスジが多いので摘果し、
15~25節くらいに着果させると良いスイカができる
・収穫時期は夏場で開花後30~35日で収穫が可能
・アブラムシが病害を持ってくるので早めの防除をする
・空洞果や裂果を防ぐために、敷きわらを敷き乾燥を防いだり適度に摘果する
・梅雨期に通気性や排水性が悪いと生育が衰えやすいので、
通気性、排水性の良い畑や土を選ぶ
・その他標準的な大玉スイカの育て方で健康に育つ
 

■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

タグ :

スイカの品種

人気の記事!