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朝ひかりSR

読了までの目安時間:約 4分

 


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「朝ひかりSR」は、ひとりじめシリーズ、
春のだんらん、夏のだんらんなどと同様、
「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。

 

朝ひかりSRは主に千葉県や熊本県、沖縄県で栽培される大玉スイカです。

 

この朝ひかりSRは株式会社萩原農場が1984年に育成を始めた、
祭ばやし、春のだんらん、夏のだんらんより、
比較的古くからあるスイカで、長く栽培されてきた品種です。

 

富士光よりやや遅い時期に育成をはじめ、
その後1995年に祭ばやしが育成を開始し、
現在の主要品種となるまでは全国主要産地の約4割を占める品種でした。

 

こちらの朝ひかりSRは現在でも各地で栽培されておりロングラン品種です。

 

朝ひかりSRの特徴は、綺麗な球形をしていて見た目も良く、
特に縞模様がはっきりと出て美しく、美味しそうで実際に美味しいことです!

 

また、つるの勢いが落ち着いていて大人しいので栽培しやすく、
低温での実のつきがとても良いので、着果が安定しています。

 

大玉スイカ特有のシャリ感もしっかり感じられ、
甘みもしっかりのっているので、長く栽培されてきたことにも納得です。

 

栽培の仕方によっては中玉大になってしまいますが揃いが良く、変形果が少ないです。

 

実のつきが良く、見た目も食味、食感も最高級と言われる、
朝ひかりSR、大玉スイカのなかでも栽培しやすいのでお試しください。

 

 

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■朝ひかりSR

 

◎特徴
・他の品種に比べ、つるの勢いが落ち着いていて大人しく育てやすい
・低温でも雌花の着きや花粉の出が非常に良く、実のつきが良い
・変形果が少なく、実の揃いが良い
・栽培によっては中玉~大玉になる
・実の形は球形で果皮の色は濃い緑色をしていて、細く濃い縞模様が出る
・果肉は鮮明な紅色
・果肉はしっかりとしていてシャリ感があり、
繊維が少なく口に残ることが少なく食感が最高
・糖度は12~13度高く食味が良い

 

◎栽培のコツ
・熟期は中生で他の大玉スイカよりやや遅い
・収穫時期は5~6月収穫で受粉後43~47日で収穫ができる
・その他施肥量や栽培は標準的な大玉スイカの育て方でよく育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

春のだんらん 夏のだんらん

読了までの目安時間:約 6分

 


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今回は、「春のだんらん」「夏のだんらん」を紹介します

 

 

まず、「春のだんらん」という品種です。
春のだんらんはスイカとメロンを専門に取り扱っている、
「株式会社萩原農場」の品種です。

 

この春のだんらんは低温に強いことから様々な地域で栽培していて、
福井県、愛知県、鳥取県、熊本県と比較的南ので栽培されています。

 

特に熊本県では周年栽培を行っていて、
とても早い時期(4月~5月)から市場で流通しています。

 

春のだんらんは気象変化に強く、また低温でも雌花のつきがよく、
雌花の数は、株式会社萩原農場の中でも1番の品種です。

 

そしてなんといってもこの春だんらんは、
各地域で早い時期からの栽培に適しています。

 

露地でトンネル栽培をすることができて、
早くスイカが食べたいという方は、育ててみてはどうでしょうか?

 

 

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■大玉スイカ 春のだんらん

 

◎特徴
・つるの強さは中ほどで雌花のつきがよく、雌花の飛びが非常に少ない
・低温下での花粉の出が良いので実のつきが安定する
・しっかりと糖度がのり、糖度は13度以上で食味が良い
・果実の肥大性が良く、形も良い
・空洞果の発生が少ない
・果皮の色は濃く、縞模様がしっかりとしていてスイカらしい立派な見た目
・果肉はしっかりとしてシャリ感が強く、食感、日持ちも良い
・果肉の色は鮮やかな桃紅色で、カットしても鮮やかな見栄え
・トンネル栽培などの早い段階からの作型にも適している

 

◎栽培のコツ
・施肥量や仕立て方は標準的なスイカと同様
・つるの強さは中ほどで雌花のつきが安定しているので、
充実した節位まで待って、第3~4番果に実をつけるようにする。
・側枝は実がつくまでは切るようにして、
その後は実の肥大やつる伸びのバランスを見て側枝を切るようにする
・つるの先端で2~3本の側枝は残すようにする
・収穫時期はトンネル栽培で5月の収穫で開花後46日~52日、
露地栽培であれば43~45日で収穫が可能
・その他栽培は標準的な大玉スイカの育て方で育つ

 

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さて、「夏のだんらん」、名前の通り夏の作型に適しているスイカです
春のだんらんと同じでスイカとメロンを専門に取り扱っている、
「株式会社萩原農場」から出ている品種です。

 

夏のだんらんも春のだんらんと同じように、様々な地域で栽培されています。
北海道、新潟県、千葉県で主に栽培されています。

 

夏のだんらんも様々な地方、作型に適しています。
春だんらんとの違いは耐暑性に優れていて、
うるみ果が少なく、品質低下が起こりにくいです。
*うるみ果とは、肉質が悪くなる生理現象で、
スイカの場合、色が赤紫色に変わり熟し過ぎて軟化した状態となります。

 

春だんらんは早くからの植え付け、収穫が出来るのに対し、
夏のだんらんは夏に収穫するタイプのスイカで、
暑い時期でも安心して栽培ができます。

 

また高級スイカとしても栽培されており、栽培の仕方、地域によれば、
糖度が14度を超えることもあるとても甘いスイカになります。

 

暑い地域で栽培されるかたは「夏のだんらん」を選んでみてはどうでしょうか?

 

 

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■大玉スイカ 夏のだんらん

 

◎特徴
・つるの勢いがやや強い
・雌花のつきがよく、雌花の飛びが非常に少ない
・低温下での花粉の発生がよく、実のつきも安定する
・春だんらんと同様に果肉がしっかりとしていてシャリ感が強く食味が良い
・果肉がしっかりしているので日持ちが良い
・果肉は鮮やかな桃紅色をしていてカットしても鮮やか
・糖度は12~14度と高めで食味が良い
・耐暑性が良く、高温時のうるみ果が少ないので品質低下が起こりにくい

 

◎栽培のコツ
・施肥量や仕立て方は標準的なスイカと同様ですが、
つるの勢いがやや強いのでつるボケを防ぐために元肥は控えめにする
・つるの強さがやや強いが雌花のつきが非常に安定しているので、
春だんらんと同様に3~4番果に実をつけるようにする
・その他栽培のコツは春だんらんや標準的な大玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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