スイカ,育て方

スイカの育て方.com

人気の投稿とページ

でぇらいすいか

読了までの目安時間:約 5分

 


スポンサードリンク


deraisuika

でぇらいすいか

 

 

「でぇらいすいか」とは、とても大きいスイカという意味です。
このような意味の名前のスイカなので、本当に規格外のサイズなのです!

 

このでぇらいすいかは、アメリカの巨大スイカコンテスト用に作られた品種である、
カロライナ・クロスという品種のスイカが元になっています。

 

カロライナ・クロスを、ナント種苗という種苗会社が、
「でぇらいすいか」という名前で販売したのが始まりです。

 

でぇらいすいかの特徴は、なんといってもその大きさにあります。
実の重さが100kgを越えることもあるほどの巨大さで、
小さい子の隣に置くとその迫力がよく分かります。

 

皮もとても丈夫なので、小さな子供が上に乗っても割れることがありません。
見た目にインパクトがあるので、スイカ割りに使えば目立ちます。

 

しかし、皮が強すぎてバットでは割れないことがあるため、
スイカ割りに使うのはお勧めできません。

 

スイカらしい緑と濃い緑のストライプ柄をしていて、
大きさの割りに形は意外とキレイな俵型をしています。

 

あくまでも大きさを競うためのコンテスト用の品種のため、
食べることはできるものの、日本人の好みには合わないことが多いようです。

 

糖度が10度と低めで、肉質もシャリ感があるというよりは硬いので、
少量ならおいしくいただけるかもしれませんが、なかなかたくさんは食べられません。

 

とても丈夫で強健な品種で、特に耐病性に優れているので、
初心者の方でもほぼ放任で育てることができます。

 

100kgを越えるような立派なサイズに育てるには、色々とコツが必要なようです。
1株に1玉のみ育て、1株あたりの栽培面積もかなりの広さを必要とするため、
家庭菜園で育てるにはあまり現実的ではないかもしれません。

 

けれど、余っているスペースで育ててみるという手もありますし、
その大きさで間違いなく話題になります。

 

 

■でぇらいすいか

 

◎特徴
・1玉で50kg~100kg以上にも育つ超巨大スイカ
・どっしりとした俵型で、表面の皮はグリーンと濃いグリーンのストライプ模様
・果肉は薄めの赤で肉質は硬め
・糖度10度ほどなので一般的なスイカより甘みは薄い
・皮が非常の厚くて硬いので、玉割れにはとても強い
・耐病性があるので、通常栽培なら接ぎ木なしで育てられる

 

◎栽培のコツ
・葉もツルも大きく太い
・草勢も強い
・開花してから60日ほどで収穫が可能
・葉が大きくツルも太い上に、草勢も強いので、
一般的なスイカの3倍の栽培スペースが必要
・畝端を5メートル以上、株間を3メートル以上とり、余裕をもって育てる
・1株に1玉育てるようにし、着果は25節~30節を目安にする
・25節~30節よりも上で着果したものは摘果する
・栽培初期から後期まで、草勢が落ちないように配慮する
・生育期間中は肥料切れによって生育スピードが落ちないよう注意する
・着果後も、数回に分けて追肥を行い、肥料切れが起こらないようにする
・他の品種や他のウリ科の植物と交雑しないよう注意する
・雌花が開花した日は、虫が動き出すより早い時間帯に人工受粉をし交雑するのを防ぐ

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

タグ :

スイカの品種

乙女西瓜

読了までの目安時間:約 3分

 


スポンサードリンク


otome

乙女西瓜

 

 

乙女西瓜(おとめすいか)という愛らしい名前の小玉スイカがあります。
腰高で少し縦長の形で、立てて置いているとその形の良さが引き立ちます。

 

表面の皮には縞模様があるのですが、
濃いグリーンのラインが一般的な縞模様のあるスイカよりも細いです。

 

個体差も多少出るので、株によってはラインが細く薄い場合もあり、
一見するとスイカに見えないこともあります。

 

けれど実際に切ってみると、中はスイカそのものです。
鮮やかな赤い果肉に、黒い種が入っていて食欲をそそります。

 

皮は薄く、皮際の白い部分も少ないため、
小玉種といってもたっぷり味わうことができます。

 

1玉がだいたい2kg~2.5kgほどになるので、
一人でも少人数でもちょうど楽しめるサイズです。

 

小玉サイズなら、家庭用冷蔵庫でも、丸ごと入れて冷やしておけます。
玉ごとに甘みの差はでにくいのですが、
甘みが特に強いというわけではないので、あっさりとしています。

 

果肉も硬くなく、どちらかというと柔らかい食感で、
スイカ特有のシャリ感が控えめなので、口当たりが優しいです。

 

受粉させてから25日くらいで収穫できる極早生品種です。
3月頃から種を播き、トンネルやハウスで育てれば、
早いうちから実を収穫することができます。

 

気温が十分に上がってから種播きしても、
夏の暑い盛りにちょうど収穫できるのも嬉しい特徴です。

 

スイカ栽培に初めて挑戦する人や、
最近主流の糖度の高いスイカよりあっさりめのスイカが好きな人は、
乙女西瓜は育てやすいのでお勧めです。

 

 

■乙女西瓜

 

◎特徴
・明るいグリーンに濃いグリーンの細いラインが入る縞模様
・やや縦長の形をしている
・皮は薄く、果肉がぎゅっと詰まっている
・果肉は鮮やかな赤色で、果肉は硬くなく口当たり柔らか
・甘みに玉差があまりないがあっさりした味わい
・着果性が良く育てやすい
・1玉2kg~2.5kgの小玉種
・受粉から25日ほどで収穫可能
・固定種なので採取した種で翌年も栽培可能

 

◎栽培のコツ
・一般的な小玉スイカの育て方に準ずる

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

タグ :

スイカの品種

人気の記事!