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スイカ アブラムシ対策
アブラムシ集団には、注意!
スイカを育てていたら、スイカの若葉や新芽にアブラムシがびっしり!
スイカの葉がなんとなく縮れていて、よく観察してみると、
アブラムシがうようよ、などということがありませんか?
発見できなくても、収穫したスイカの表面がべたべたしていませんか?
アブラムシによってどのような被害に遭うかというと、
アブラムシは植物の汁を吸い、吸われた植物は、徐々に弱っていきます。
1匹ではなく、たくさんのアブラムシが集まると凄く弱ります。
特に若葉や新芽につきやすいですので、
目についたときすぐに対処することが大事です。
また、アブラムシ類によって、ウイルス病にかかりやすくなります。
アブラムシが汁を吸うときにウイルス菌を吸って次の植物に感染させます。
ウイルス病は、治療方法がなく治すことができないので、
アブラムシを駆除することが病気の防除になります。
[スイカ アブラムシ対策]
■スイカ アブラムシ対策
1.シルバーマルチを使う
アブラムシは反射光を嫌います。
マルチにシルバーマルチを使うことにより、軽減できます。
ただし広い畑だと、シルバーマルチは結構な費用になります。
2.牛乳を薄めて散布する
牛乳を使うのも安全ですね。
晴れた日に、牛乳を2倍くらいに水で薄めて散布します。
粘着くん同様に、呼吸を阻害して駆除します。
1回では不十分ですので、何日か連続して散布してください。
散布して1時間後くらいに牛乳を洗い流すようにします。
そのままだと、カビが生えたり、病気にかかりやすくいなります。
粘着くん
3.粘着くんを使う
粘着くんは、ソフト農薬で、化学殺虫成分を含まない農薬です。
有効成分の中に、食用デンプンの一種を使っているため、
安全性が高く、安心感が強いです。
デンプンの粘着効果でアブラムシの呼吸を阻害し、
物理的に駆除し、耐性がつくことは少ないです。
粘着くんは100倍に希釈して散布します。
ナナホシテントウは益虫です
4.天敵を利用する
アブラムシの天敵はテントウムシです。
テントウムシは肉食なので、近くにテントウムシが居れば、
アブラムシを食べてくれます。
益虫(私たちの暮らしに役立つ良い虫)を活用しましょう。
5.コンパニオンプランツを植える
互いに良い影響を及ぼす植物のことをコンパニオンプランツと呼びます。
近くに植えるだけでアブラムシ防除の効果があがります。
スイカは、長ネギ、ニラ、ニンニク、マリーゴールドなどを、株間に植えます。
オルトラン粒剤 小さな振り出しタイプもあります C)農家の店 みのり
6.農薬を使う
中でもオルトランは使いやすい農薬です。
オルトラン水和剤、オルトラン粒剤が効果的です。
水和剤は散布、粒剤は土のまわりにばらまきます。
詳しい使い方は、農薬の説明書をよく読み、希釈倍率や
散布回数に注意して使用するようにしてください。
管理人は苗の植え付け時に株元に少量撒きます。
これだけで、スイカにアブラムシが、ついたことはありません。
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方