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スイカの皮 活用
スイカの皮で芸術!
スイカを見ると、夏がきたなと感じるほど、日本の夏といえばスイカが浸透しています。
暑くなってくると、不思議とあの爽やかな甘さと香りが恋しくなり、
スーパーで見かけると買うという方は少なくないのではないでしょうか。
近年は、すでにカットされた状態で、
プラカップに入って売られているスイカも増えてきました。
スーパーだけでなく、コンビニなどでもカップ入りスイカが販売されています。
もちろん、一人で楽しむのであれば、カップ入りのスイカもとても便利ですが、
やはり皮つきのスイカを食べると、気分が上がります。
けれど、食べた後に気になるのが、皮の存在です。
スイカの皮は意外と厚く、食べた後の残骸を眺めていると、
少しもったいないように感じます。
スイカの皮は、何かに活用できるのでしょうか。
[スイカの皮 活用]
■スイカの皮 活用
スイカの実を食べた後の皮は、もう捨てるしかないと思っていませんか?
実はスイカの皮にも、活用方法があるのです。
活用方法は、大きく分けて料理に使う、フェイスパックに使う、飾りに使うの3つです。
それぞれの活用法を、詳しくご紹介します。
スイカの浅漬け
・料理に使う
スイカの皮は、実は昔からよく食べられていました。
現代になるにつれ、スイカは食べるものから捨てるものというイメージに変わってきましたが、
未熟な摘果などと同じように、漬物にして食べていました。
現在も漬物として食べる方がいますが、漬物だけでも、色々な種類があります。
一番シンプルなのが、塩でもんだだけというもの。
さっぱりとしていて、スイカの風味も存分に味わえます。
スイカのピクルス
他にも、酢や醤油を混ぜた調味液に漬けこむ方法や、ぬか漬けなんかもあります。
洋風の漬物といえばピクルスですが、スイカの皮はピクルスにもできます。
好みに合わせて、和風・洋風・中華風と、色々な漬物を楽しめます。
生で食べるのは抵抗があるという方には、煮物や炒め物がお勧めです。
瓜や冬瓜のようにして、炒めたり煮物にしたりすれば、
柔らかくみずみずい食感に変わります。
味付けはシンプルなものでも良いですが、少し濃いめにすることで、
独特の青臭さが軽減し、さらに食べやすくなります。
煮物と似た料理として、スープの具にするのも良いでしょう。
炒め物や煮物よりも細かく切ることで、短時間で火が通ります。
冬瓜の煮物と同様に調理します
さっと火を通すだけなら、シャキシャキとした食感も残りやすくなるので、
お好みで煮る時間を変えても楽しめそうです。
スイカの皮を食べる時は、外側のつるつるとした部分だけは剥いて取り除きます。
この部分はどうしても硬く、口の中に残るため、取り除いた方がおいしく仕上がります。
・フェイスパックに使う
スイカは水分を多く含んでいますが、実は美容にも効果があります。
キュウリを薄切りにして顔にのせてパックにするのと同様に、
スイカの皮もフェイスパックに使えます。
効能はキュウリと似ていて、顔のほてりを抑えて水分を与えます。
暑い夏のお風呂後、ひんやり冷たいスイカの皮をのせれば、気分もリフレッシュできます。
パックの作り方はとても簡単で、
料理をする時と同じように外側のつるつるした部分を剥いて取り除き、
あとは顔にのせやすいサイズに切るだけです。
パックが終わった後、においやベタつきが気になる場合は、
濡れタオルなどで軽く拭きとるか、さっと顔を洗うと良いでしょう。
スイカを皿に仕立てたアート
・飾りに使う
皮の部分を食べたり、パックに使うのはちょっと抵抗がある、という方は、
皮を思い切って加工してみるのも良いかもしれません。
スイカの皮は、表面のつるつるとした皮の下、白い部分があります。
この白い部分は、厳密には皮とはいえないかもしれませんが、
果肉と一緒に食べる方は少ないものです。
この白い部分と、つるつるした表皮との色のコントラストを利用して、
彫り物をすれば、まるで調度品のような飾りが出来上がります。
また、丸ごとのスイカがある場合は、切り方を工夫して中をくりぬくことで、
皮そのものを器に仕立てることもできます。
いずれの場合も、生ものであることに変わりはないので、
楽しんだ後は処分することになります。
けれど、ただ切って食べて捨てるだけとは違う、新しい楽しみ方です。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培