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スイカの水キムチ
■スイカの水キムチ
キムチといえば、白菜などを使った辛い漬物というイメージがあります。
実は「キムチ」という言葉自体、漬物という意味だそうです。
韓国にはたくさんの種類のキムチがあり、中でも夏に食べたくなるのが水キムチです。
水キムチは米のとぎ汁を使って、乳酸発酵させる漬物です。
水という言葉がついている通り、とぎ汁がそのまま入っているので、
液体が多いのも特徴です。
韓国らしく、リンゴやナシなどの果物も入っています。
今回は、そのリンゴやナシの部分をスイカに置き換えた、スイカの水キムチです。
あくまでも果物の部分をスイカに変更しただけなので、
他にも野菜などを入れて楽しみます。
水キムチの漬け汁は、発酵した液体なので具材と一緒に食べることができます。
水キムチを食べる時は、汁ごと盛り付けるのが一般的です。
また、たくさん漬け汁がある場合は、冷麺などの汁にアレンジするのも定番だそうです。
●材料
スイカ……50g~
ダイコン、ニンジンなどの野菜……適量
(漬け汁)
米のとぎ汁……500cc
塩……小さじ2
砂糖(ハチミツ)……小さじ1
ショウガ……1/2かけ~1かけ
●作り方
1.スイカは表皮をピーラーなどで剥き、厚さ1cmくらいの食べやすい大きさに切ります。
ダイコンやニンジンなどの野菜は、
皮を剥いて3mm~5mmくらいの食べやすいサイズに切りそろえます。
ショウガは、皮をむいて薄切りにします。
2.小鍋に漬け汁の材料をすべて入れて中火にかけ、塩や砂糖が溶けるまで混ぜます。
塩などが溶けたら、沸騰するまで加熱します。
漬け汁が沸騰したら火を止め、粗熱をとります。
3.タッパーなどの容器に、スイカや野菜などを入れて広げます。
漬け汁の粗熱がとれたら、容器に漬け汁をすべて入れます。
この時、できるだけ漬け汁に具材がすべて浸かるように調整します。
室温に半日以上置き、発酵した酸っぱい香りがしてきたら出来上がりです。
密閉して冷蔵庫で保存し、汁ごと食べます。
●ポイント
米のとぎ汁は、最初の水は使わずに捨てます。
最初の水を捨てた後、米をといだ後にすすぐために入れた水を使います。
最初の水は米の汚れなどをとるためなのと、
といだ後の水の方が濃度が高いので、必ず後の方を使うようにします。
漬け汁に浸かるのであれば、具材は好きに増やして構いません。
また、具材の種類もお好みやその時旬で多く出回っているものを使うのがお勧めです。
ダイコンやニンジン、ナス、ミョウガなど、具材が変われば風味も変わります。
今回はスイカのみを使っていますが、リンゴやナシを併用しても構いません。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培