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スイカ栽培 キャップ
ホットキャップにもいろいろな種類があります C)楽天市場
スイカは高温を好む植物です。
けれど、苗を植え付ける時期は、まだ朝夕の気温が低く、
スイカにとっては過ごしにくいということがあります。
また、季節外れの低温や強風によって、思わぬ冷害を受けることもあります。
そんな時に便利なのが、苗を保護するホットキャップです。
スイカ栽培に適したホットキャップとは、どのようなものなのでしょうか。
[スイカ栽培 キャップ]
■スイカ栽培 ホットキャップの種類
スイカの苗を寒さから守るための必需品といえば、ホットキャップです。
ホームセンターなどでも販売されていますし、インターネット通販でも購入できます。
また、簡易的なものであれば自作することもできます。
スイカ栽培にお勧めのホットキャップをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
C)苗帽子のアカサカ
・プラ製のホットキャップ
市販されているホットキャップの中でも、よく見かけるのがプラ製のものです。
透明のプラスチックでできているので、光の透過を邪魔しません。
また、プラスチックでできているので、支柱なしで設置が可能で、型崩れもしにくいです。
上部がドーム型になっていて適度に穴もあいているので、
温度が上昇しすぎるのも防げますし、湿度が上がりすぎるのも防ぐことができます。
プラ製のホットキャップと、固定のための針金がセットになっていることが多いです。
セットになっている針金を地面に差し込むだけで固定できるので、
初心者の方でも簡単に設置ができます。
プラ製のホットキャップには、1株用と複数株用があります。
スイカの場合、株間を広くとることが多いので、1株用を利用するのがお勧めですが、
少しつるが伸びてくるまでかぶせたままにしたいという場合は、複数株用も使えます。
C)171オンラインショップ
・ビニール製のホットキャップ
プラ製のホットキャップと同様に、
ホームセンターなどで市販されているホットキャップです。
細くて簡単に曲げられる支柱と、
すっぽりとかぶせるビニール袋がセットになって売られています。
ビニール袋は、何度か使用しているうちに劣化しますが、
交換用のビニール袋も販売されているので、気軽に使用・交換ができます。
ビニール袋には穴があいているタイプとあいていないタイプがあるので、
必要に合わせて穴をあけ、換気を促すようにしましょう。
値段も安く、100円均一でも取り扱いがあります。
プラ製のホットキャップと違い、立体成型になっているわけではないので、
使わない時に置いておくスペースが少なくて済みます。
プラ製のホットキャップと違い、針金での固定が難しいため、
ビニール袋の裾に土をかぶせて飛ばないようにする必要があります。
・自作のホットキャップ
わざわざ購入するのが面倒という場合は、自作することもできます。
ビニール製のホットキャップと同じように、支柱と透明のビニール袋を使います。
曲がる支柱を適度に曲げて、スイカ苗を覆うように差し込み、
その上からビニール袋をかぶせて、裾を土で埋めます。
上部に換気のために穴をあけておくと、晴れの日に高温になりすぎずに済みます。
自作の風よけ
寒風を防ぐためだけなら、まっすぐの支柱とビニール袋を使っても保温ができます。
スイカ苗を囲むように四隅に支柱を差し込み、
そこに上部を切り取ったビニール袋をかぶせます。
洗濯ばさみなどを使って支柱とビニール袋を固定すれば、
飛ばされる心配はありません。
天上があいた状態になっているので、蒸れや高温の心配はありません。
■ホットキャップの効果を上げる工夫
植え付けたばかりの小さなスイカ苗を、
風などから守るために、ホットキャップはかなり有効です。
けれど、さらに保温効果を高めたいのであれば、敷きワラを併用するのもお勧めです。
株元にワラを敷き、その上からホットキャップを設置することで、
下からの冷えも防ぐことができます。
株元が冷えるということは、根が冷えるということです。
スイカは根も低温に弱いため、冷やすとその後の生育に大きく影響します。
黒色のビニールマルチでも良いですが、敷きワラの方が通気性も良いですし、
つるが伸びてきた時には、敷きワラを敷くエリアを広げれば、
そのまま地這い栽培も可能です。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培