スイカ栽培 2月

読了までの目安時間：約 4分

2021年02月17日（水）

スポンサードリンク

甘くて美味しいスイカは、2月から始まります

スイカ栽培をするのに、2月はまだまだ早いような気がします。
けれど、2月にもスイカ栽培のためにできる作業はいくつかあります。

2月に必要なスイカ栽培の作業には、何があるのでしょうか。

[スイカ栽培 2月]

■2月のスイカ

2月は、1年でもっとも寒い時期です。
そのため、暖かい気候を好むスイカの栽培時期としては、一番合わない時期に感じます。

けれど、次のスイカ栽培のために、できることがあります。

まずは、栽培するエリアの環境作りです。

スイカを実際に育てていないこの時期だからこそ、
環境作りに徹することができる重要な時期でもあります。

育てる場所の病害虫の被害を減らすための消毒や、
根が生育しやすくなるための改良など、スイカ栽培には欠かせない作業です。

また、スイカの種まきにはまだまだ寒い時期ですが、加温できる機材が準備できれば、
種まきや育苗も不可能ではありません。

ツルが伸びたり、実が大きく膨らんだりするような姿は見られませんが、
こういった細かいことも、スイカ栽培では重要なのです。

■2月の作業

・土壌の消毒と改良
1月に引き続き、2月も土壌消毒と改良の適期です。
畑をただ休ませるよりも、消毒や改良に時間を使った方が有効です。

土壌消毒は地植え栽培だけの問題だと思われがちですが、
容器栽培でも必要になることがあります。

容器栽培で使う土は、最初は培養土を使うことが多いですが、
2回目以降は土を再利用することもあります。

一度栽培に使った土は、地植え栽培と同じように、
菌や害虫が繁殖している可能性があり、
そのまま使いまわすと連作障害が出るおそれがあるのです。

容器栽培に使った土も、熱消毒をするのがお勧めです。

栽培後は団粒構造も失われている可能性が高いので、
他の資材を混ぜて水はけや水もちを改善させておきましょう。

土壌消毒や改良については、こちらを参考にしてください。

・種まき
通常、スイカの種まきは3月以降が適期となりますが、
保温や加温ができる機材が揃っている場合は、2月でも種まきができます。

スイカは発芽適温も生育適温も高めなので、温度設定と管理を徹底します。

スイカの育て方.com