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スイカ 栽培 ワラの代わり
スイカ栽培をする時、土が乾燥しないように、泥はねしないように、
株元や畝全体にワラ(藁)を敷くと良いです
一般的にはワラ(藁)を敷くことが多いですが、
ワラ以外の物で代用することは可能なのでしょうか。
[スイカ 栽培 ワラの代わり]
■ワラは必要?
ワラを敷くことによって、スイカ栽培でどのような長所があるのでしょうか。
◎ワラの長所
・乾燥予防
・泥の跳ね返り予防(病気予防)
・雑草予防
・実の保護
・ツルの転がり予防
・余分な水が入るのを防ぐ(過湿予防)
・土に還元できる(捨てなくて良い)
スイカは水をとても欲しがると思われがちですが、
意外と乾燥には強い性質があります。
どちらかというと過湿に弱いため、
ワラを敷くことで余分な雨水が入り込むのを防ぐことができます。
また、雨や水やりの時に、土に強く水がかかると、
泥が跳ねてツルや葉の裏に付着し、病気に感染してしまうことがあります。
土に直接実が降れていると、そこから傷んでくることもあります。
このように、スイカ栽培においてワラを敷くだけで得られる効果はたくさんあります。
絶対にワラを敷かないとダメというわけではありませんが、
敷いておくことをお勧めします。
落ち葉や腐葉土を敷くだけでも、効果があります
■ワラの代わりに?
スイカの下に敷くのは、必ずしもワラである必要はありません。
要は土を覆うことのできるものであれば、
代用品はいくらかありますので、お勧めのものをご紹介します。
・シートマルチ
黒色や透明のビニールマルチや、防草シート、不織布などが使えます。
シートを畝の上からかぶせることで、地温を上げやすくなる利点があります。
ただし、表面がつるつるしている場合が多いので、
ツルが転がらないようにするためには、ピンなどを使って留めておきます。
最近では、ネット状になったシートで、スイカだけでなく、
メロンやカボチャなどのツル性植物にも使えるものもあります。
これならネットの隙間にツルが絡まるので、ツルが転がる心配もありません。
古くなったスダレもスイカ栽培に活用できます!
・スダレ、ヨシズ
ワラと似たようなもので、設置する場所が限られている場合は、
スダレやヨシズが便利です。
すでに決まった長さ・幅になっている上に、1枚になっていて、
風で飛んだりバラバラになる心配もありません。
適度に隙間があいているため、通気性も良いです。
ツルや実が直接土に触れないようにすることができるため、
病気の予防や傷みの防止にもなります。
ただし、ワラと同様に隙間があいているため、
地温を上げたい時には適しません。
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方