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スイカ ツル 一番花
雌花が咲くとわくわくしますね
Q:スイカの受粉は、一番花は避け二番花か三番花に着果させるとありました。
「一番」や「二番」という雌花は、ツルごとのことでしょうか。
あるいは、伸ばしている4本のツル全体を見て、
最初に咲いた花を一番、次が二番という風に数えるのでしょうか。
A:ツルごとに雌花を数えます。
[スイカ ツル 一番花]
スイカやキュウリ、カボチャなど、
夏に栽培する野菜にはツル性のものがいくつかあります。
その中でも、スイカは実が大きく育つので、
雌花がついただけ着果させると栄養が分散し、うまく育ちません。
着果させる数を制限したり、たくさん着果した時に摘果対象を選ぶためには、
花位置や着果位置を知ることが重要です。
花は一番花(一番果)や二番花(二番果)と、
数字がついた状態で書かれていることが多いですが、
初心者には花の数え方もわからず、どれに着果させればよいのか迷います。
数え方はとても簡単ですし、一度覚えればすぐに見分けられるようになります。
スイカの受粉例
・ツルの付け根から数えます
一番花(一番果)や二番花(二番果)といった、
花や着果位置の番数は、株全体ではなくツルごとに見ます。
スイカは通常、親ヅルから伸びた子ヅルをメインに育て、着果させます。
子ヅルを4本伸ばしている場合、
どのツルでも最初についた花を一番花(一番果)と呼ぶのではなく、
それぞれのツルに一番花(一番果)が存在することになります。
数える時は、ツルの付け根(親ヅルに近い方)から順番になります。
・1本のツルに1果が基本
スイカの場合、実の大きさや品種によって、1株につけられる実の数が変わります。
一般的には、小玉なら4本ツル3果~4果、大玉なら4本ツルで2果が基本となります。
もちろん、同じ品種でも草勢具合によって、
着果させたり摘果して残す数を加減する必要があります。
各ツルに複数の着果が見られる場合、摘果が必要になりますが、
摘果する時にも選ぶポイントがあります。
1. 形がキレイででこぼこがない
2. 一番果ではなく二番果か三番果(15節目~23節目)を残す
3. 1本のツルに1果残るようにする
この3つのポイントを参考に、摘果する実と残す実を判断しましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培