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スイカ栽培 棚
去年の縞王の棚栽培
スイカ栽培で市販の空中栽培セットを使わずに、
栽培する方法はいろいろあります。
スイカの空中栽培をするときに、棚を作れば簡単です。
棚栽培の長所や作り方について説明します。
[スイカ栽培 棚]
■スイカ栽培 棚
・空中栽培の長所
棚を作って育てるということは、空中栽培になります。
スイカの実を空中に吊ることでまんべんなく日が当たったり、
泥の跳ねかえりもないので、病害虫のリスクがとても低くなります。
地這いのスイカ栽培に比べて、省スペースです。
また、実に網をかけて栽培すれば、カラス除けにもなります。
スイカが垂れ下がる様子も、のどかで面白いです。
スイカ栽培用の棚
・棚の作り方
ブドウが栽培されている棚や藤の花の棚を、
見たことある方なら想像しやすいと思います。
上の図のように支柱で棚型に作ります。
用意するものは真っ直ぐな支柱(長さ150㎝以上、直径2㎝)と、
キュウリやゴーヤ用のネットなどネット状のもの、
固定するための紐などを用意します。
まず、囲いたい範囲、栽培したい範囲の四隅に支柱をまっすぐに立てます。
そうしたら、支柱の上部に横にまた支柱を通します。
こうすると、長四角の形になります。
またその上に支柱を通すと、さらに安定します。
これで棚部分の完成です。
棚ができたらその上からネットをかけて固定すれば、
スイカの棚栽培の準備ができます。
このスイカたちの眺め!
・棚栽培の方法
基本的には空中栽培と同じように行います。
棚ができたらスイカを植えつけます。
親づるの本葉が5枚~6枚になったら、
つるの先端を切り、最初の摘芯を行います。
ネットに這わせながらつるを伸ばしていきます。
そのうちに雌花が咲きますので、受粉をさせて実を着けます。
>>スイカの受粉方法
実がついたら、収穫袋、洗濯ネットなど袋状のネットでスイカを吊ります。
吊らないと、実の重さで落ちてしまったり、枝を傷めてしまいます。
この時使うネットは、大玉スイカなら大きめのもの、
小玉スイカなら小さめなものを使い、
スイカに合ったネットを使うようにしましょう。
収穫するときは袋ごと収穫できます。
棚栽培にすると、棚の下からスイカを見るのも楽しいです。
省スペースなので、ぜひ棚栽培にしてみてください。
*プランターでも、簡単に空中栽培ができます。
こちらをご覧ください。
>>スイカ 吊り栽培
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方