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スイカ苗 植え方
マルチをかぶせ、植え付ける位置に苗を仮置きしているようす
スイカを育てたいと、苗を買ってきたものの、いざ植え付けようと思っても、
どのようにして植え付けて良いのか、迷います。
スイカ苗の植え付け方法は、それほど難しいものではありません。
スイカ苗の植え付けた方の手順や、植え付ける時のポイントをご紹介します。
[スイカ苗 植え方]
■スイカ苗 植え方の手順
スイカ苗の植え付け方は、難しいものではありません。
基本は、他の植物と同じなので、まずは手順をおさらいしてみましょう。
・地植えの場合
1. 土作りを行う
2. 畝を立てる
3. 必要であればビニールマルチをかぶせる
4. 苗を植え付ける位置に仮置きする
5. 仮置きした場所に、根鉢が入るくらいの植え穴をあける
6. 苗をポットから抜いて、植え穴に入れる
7. 周りの土を寄せて畝と根鉢の隙間を埋める
8. 水を与えた後、保温のためのホットキャップやトンネルを設置する
・鉢やプランターで育てる場合
*1~3の手順が変わります。
1. 容器の底に必要なら鉢底ネットを敷く
2. 容器の底が隠れる程度の鉢底石を入れる
3. 容器の縁から3cmくらい下まで培養土を入れる
4以降の手順は同じです。
■スイカ苗 植え方のポイント
スイカ苗の植え方は、それほど難しくはありません。
けれど、植え方のポイントを知っておくと、さらに植え付けがしやすくなります。
また、ちょっとしたことで植え付け後の活着が早くなったり、
生育が期待できることもあるので、ぜひ参考にしてください。
・根鉢に給水させる
植え付け前に、バケツなどの容器に水を溜め、そこにスイカ苗を入れます。
根鉢が半分くらい浸かる程度の水に1時間ほど浸けておくことで、
根鉢に水分がしっかりと浸透します。
こうしておくと、植え付け後の水切れが緩和されるとともに、
根鉢が水分によって崩れにくくなります。
スイカ苗は、植え付け時に根鉢を崩すと、根を傷めることがあります。
根鉢に給水させるのは、この根傷みを防ぐことができるので、お勧めです。
↓
・普通~やや浅植えを心がける
スイカは水はけの良い土を好みます。
これは、根が新鮮な空気や水を要求するためです。
苗を植え付ける時、深植えにすると、根の呼吸ができなくなり、
根腐れを起こすことがあるので少し高めに植えます。
また、接木苗の場合は、接いだ部分を隠すことになるので、
穂木から根が出てしまい、病気に弱くなります。
接木苗の場合、畝や鉢土と同じくらいの高さになるようにするか、
根鉢がほんの少しだけ出るくらいの浅植えにすると、
過湿による根傷みを軽減できます。
・強風を防ぐ
風が強い場所にそのまま植え付けると、
苗が風にあおられてしまい、葉やつるが傷みます。
これを防ぐためには、風を遮るための防風ネットなどを設置します。
あるいは、つるが風下に向くように、
やや斜めに植え付けると、風に煽られにくくなります。
植え付け直後に、ホットキャップやトンネルをしておくことも、防風になります。
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・植え付け後の冷害対策
スイカは冷えに弱いです。
植え付けた後のスイカ苗は、低温に当たるとしおれたり、
生育不良になることがあります。
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できるだけ低温に当てないため、スイカ苗を植え付けた後は、
ホットキャップやトンネルなどで保温対策をしておくのが鉄則です。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培