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縞王マックスRE
縞王マックスRE
縞王マックスRE(レッドアーリー)は早出しを目的とした品種です。
縞王シリーズの一つで、大玉の赤肉のスイカです。
ハウスを使う半促成やハウス抑制栽培が可能な品種です。
半促成、抑制栽培以外にも、一般的な栽培でも育てることができます。
縞王マックスREの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[縞王マックスRE]
◎低温下での着果性に優れる
低温下でも育ち、着果性も良いです。
そのため、通常より早くに収穫、出荷する早だし栽培が可能です。
低温だけではなく、高温でも育ちます。
縞王シリーズの一つなので、草勢など基本的な生育は同等です。
また、同シリーズの中の縞王マックスKEも促成栽培向きで、
縞王マックスKEのほうがやや日持ちするのが大きな違いです。
◎ハウス半促成、ハウス抑制栽培向き
聞きなれない半促成、ハウス抑制栽培ですが、
促成栽培はハウスを使って通常より早く生産、出荷する栽培のことを言います。
栽培初期から栽培終わりまでハウスの中で育てるのが促成、
半促成の場合、栽培後期はハウスの被覆資材を取り、
露地(地植え)で栽培するということになります。
そのため、半促成と呼ばれています。
半促成栽培の場合は、4月~5月に収穫できます。
逆に抑制栽培は収穫期を遅らせる栽培方法です。
抑制栽培もハウスを使って栽培することが多く、
10月~12月に収穫する作型、栽培方法になります。
◎大型トンネル、中型トンネル栽培にも対応
ハウス半促成、ハウス抑制栽培だけではなく、
トンネルを使った栽培も可能です。
大型トンネル、中型トンネルを使って栽培します。
地植え栽培より植え付けが早く、3月~4月に植え付けをします。
収穫も早く、大型トンネル栽培なら6月、
中型トンネル栽培なら7月に収穫が可能です。
資材を使わない地植え栽培でも育ちます。
■縞王マックスRE
◎特徴
・低温下での生育、着果性が良い
・促成、抑制栽培が可能な品種
・縞王の草勢の強さを受け継いでいる
・形は丸に近い正球形
・大型トンネル、中型トンネル栽培も可能
◎栽培のコツ
・草勢が強い品種なので元肥は抑える
・品種特性を生かすために、ハウス、トンネル栽培が推奨
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方