縞王マックスK

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縞王マックスK

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縞王マックスK

 

 

縞王マックスK(キング)はトンネルから地植え栽培まで対応しており、
低温時、高温時でも育ちやすい赤肉の大玉スイカです。

 

縞王シリーズの一つで、縞王より発色、日持ちが良いです。
縞王マックスKの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

[縞王マックスK]

 

 

◎縞王より低温に強く、着果性が高い
縞王シリーズの中で最も人気のある縞王、
縞王マックスKも似た特徴を持っています。
どちらも安定的に多収を見込める品種です。

 

縞王マックスKは低温に対する適性を持っているため、
早植えした場合の低温時や、
気温が上がらない気候などの低温下でも育ち、着果性も高いです。

 

高温に対する適性も持っているので、
低温、高温のどちらでもよく育ちます。

 

◎生育初期の草勢は強く、収穫期に草勢が落ち着く
草勢は強いほうで、特に生育初期の草勢が強いです。
そのため、元肥を少なくすることが大事です。

 

草勢が強い品種に対して、基準どおりの元肥を入れると、
つるボケの原因になります。

 

生育初期から開花が始まり、交配期まで生育は強いです。
収穫に向かうにつれ、草勢が大人しくなり、中程度になります。

 

着果前に草勢が維持できるようにすれば、
その後の草勢の管理がしやすいです。

 

着果後に追肥、水やりをしてしまうと、草勢が落ちやすくなります。

 

◎品質が特に良く、糖度も安定する
品質の高さを優先した品種のため、高い品質のスイカが収穫できます。
うるみ果の発生が少ないため秀品率も高いです。

 

縞王より肥大性が良いため、大玉スイカの基準の大きさに近く、
表皮の発色や糖度の上がりが比較的早いです。

 

見た目はやや腰高形になり、表皮の鮮やかな緑色に濃緑色の縞模様が出ます。

 

糖度は12度前後に安定し、程よいシャリ感を持ち食感食味ともに良いです。
日持ちの良さは中程度です。

 

 

 

 

■縞王マックスK

 

◎特徴
・品質を優先した赤肉大玉スイカ
・秀品率が高く安定し、多収
・低温下での生育、着果性が良い
・高温への適性も持つ
・生育初期は草勢が強く、収穫期には大人しくなる
・うるみ果の発生が少ない
・表皮の発色が早い
・糖度の上がりも早く、12度前後に安定する
・程よいシャリ感を持ち、食感が良い

 

◎栽培のコツ
・つるボケ防止のため、元肥は基準より30%程度減らす
・開花~着果頃までに草勢が維持できるように管理する
・着果後、無理な追肥、水やりは行わない

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカの品種

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