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恋あかね
恋あかね
恋あかねは楕円形をした小玉スイカ品種で、
糖度が高く、肉質も緻密で食味が良いです。
果皮が薄いため、可食部が多く、皮の際まで味わえます。
恋あかねの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[恋あかね]
■恋あかね
◎楕円形で鮮紅色の果肉をした赤肉小玉スイカ
恋あかねは縦に長い楕円形をしたスイカで、
大きさは2.5kgくらいによく揃う小玉スイカです。
表皮には縞模様があり、
明るい緑色にやや濃緑色の縞模様が入ります。
果肉は鮮紅色をしており、
糖度は12度~13度と高く安定し、
果皮が薄いので際まで着色し、皮の際までスイカを味わうことができます。
◎草勢はやや強く、花粉の発生は良い
小玉スイカとしては草勢はやや強いため、
元肥を抑え、つるボケを防ぐ必要があります。
草勢が強いと雌花の発生が少なくなることもありますが、
恋あかねは雌花の発生、花粉の発生が良いので、着果が安定します。
着果後、収穫までの間の時期に草勢が強いと、
裂果しやすくなるので、草勢を安定させるように整枝すると裂果を防げます。
着果が安定し、草勢がやや強いことから育てやすい部類に入る品種です。
◎4月下旬~5月上旬の植え付けに適している
早い植え付け時期は3月中旬でトンネルを用いる作型ですが、
基本は4月下旬に植え付ける作型で栽培ができます。
一番適しているのは中間地、暖地でトンネルを使い、
4月下旬~5月上旬に植え付けて7月~8月に収穫する作型です。
冷涼地では5月に植え付け、8月頃に収穫する作型に適しています。
7月収穫で、交配後30日前後が収穫の目安です。
■特徴
・2.5kgの小玉スイカで揃いが良い
・縞模様があり、楕円形
・草勢はやや強い
・雌花、花粉の出が良く、着果が安定する
・トンネル栽培に最適
・果肉は鮮紅色
・糖度が12度~13度と高く、食味が良い
・果皮が薄いため、皮の際まで食べられる
■栽培のコツ
・草勢がやや強いので、大玉スイカより元肥を減らし、
3割程度減らして与える
・裂果を防ぐため、水分過多に気を付け、
着果後の草勢が強くならないように管理する
・6月の収穫で交配後35日、7月~8月収穫では交配後30日前後が収穫の目安
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培