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ブラックボール
ブラックボール
ブラックボールは真っ黒な表皮をした大玉スイカ品種で、
見た目に重量感があります。
現在はブラックボール2が販売されていて、
この品種はブラックボール2の改良元の品種です。
ブラックボールの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[ブラックボール]
■ブラックボール
◎黒に近い緑色をした表皮の大玉スイカ
ブラック、という名前がついている通り、
黒に近い濃緑色をした黒皮のスイカです。
見た目に重量感があります。
栽培によっては、黒色が薄くなることがありますが、
それでも綺麗に色が付きます。
大きさは6.5kg前後になり、
形は正球形になります。
◎草勢は中~やや強い
草勢は中程度よりやや強いくらいで、
栽培期間中の草勢のコントロールがしやすいです。
初めてスイカを育てる方には、草勢が大人しい品種より、
やや強い品種のほうが育てやすいので、
ブラックボールも十分育てやすい部類に入る品種です。
大玉スイカなので、着果数は1株につき1果~2果が目安です。
なるべく、1果収穫にすると、品質が落ちずに収穫できます。
また、推奨されているのは1株につき1果収穫です。
収穫時期は植え付けてから130日以降に収穫できます。
受粉してからは50日前後です。
植え付けた日にちや受粉させた日をメモしておくと、
収穫時期が分かりやすくなります。
◎シャリ感があり、糖度も高いので食味に優れる
果肉は硬く締まっており、歯ごたえのある食感です。
シャリ感は、強いシャリ感があります。
糖度は11度~12度に安定し、甘いです。
また、果皮が非常に硬いため、
輸送中に割れることがなく、日持ちも良いです。
収穫後、しばらく置いても、劣化することがないです。
ブラックボール2
■特徴
・6.5kg前後になる大玉スイカ
・果肉は鮮紅色をしている赤肉品種
・ブラックボール2の改良前の品種
・形は円に近い正球形
・果皮が非常に硬く、しっかりしている
・日持ちに優れる
・糖度は11度前後に安定する
■栽培のコツ
・トンネル栽培に適しているので、トンネル栽培の場合は2月~3月に種まきをする
・子づる2本~3本仕立て、1果収穫が基本
・草勢が適正な時に着果させる
・受粉後、50日程度で収穫できる
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培