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大文字三号
大文字三号
大文字三号は縞模様ははっきりとした表皮の中大玉スイカ品種で、
耐病性が強く、生育初期の草勢が強いです。
低温でも雌花の開花、花粉の発生が良いです。
大文字三号の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[大文字三号]
■大文字三号
◎6kgの中大玉で赤肉のスイカ
大文字三号は6kg前後になる、中玉~大玉になるスイカ品種で、
表皮は濃緑色の縞模様が鮮明に出ます。
形はやや腰高で、模様がハッキリしているので見栄えが美しいです。
果肉は鮮紅色をしており、
糖度が12度以上と高く、肉質も緻密でシャリ感があるため、
食味食感ともに優れます。
◎低温でも雌花の開花が揃う
栽培期間中、低温が続くと雌花の開花が遅れたり、
雌花が少なくなる場合がありますが、
低温下でも雌花の開花が良く、揃いも良いです。
そのため、早くから植え付けをする作型に向いています。
草勢は強いため、肥料は控えめにすることで、バランスが取れます。
また、耐病性が強いため、病害にかかりにくいです。
◎半促成栽培に最適
栽培はハウス栽培から地植え栽培まで幅広く適応し、
中でも寒い時期から栽培する半促成栽培に最適です。
半促成栽培は早くスイカを栽培するための作型で、
ハウスを使い、加温をして栽培し、
生育後半に被覆資材を取り、地植えで育て、収穫します。
半促成栽培の場合は2月~3月に植え付けをし、6月に収穫をしますが、
家庭菜園で行うには難易度が高いです。
家庭菜園では、トンネル栽培で4月上旬に植え付け、7月頃に収穫をする作型、
被覆資材を使わない場合は4月下旬~5月に植え付ける作型が最適です。
冷涼地で育てる場合には、4月下旬に植え付け、栽培期間中はトンネルを被せ、
7月に収穫する作型や、5月下旬~6月初旬に植え付け、
8月に収穫する作型が適しています。
■特徴
・6kgの中玉~大玉になるスイカ品種
・表皮は緑皮に濃緑色の縞模様が鮮明に出る
・耐病性が強い
・栽培初期からの草勢が強い
・雌花の開花、花粉の発生が強く、着果が安定する
・果肉は鮮紅色をしており、繊維が細かくシャリ感もある
・糖度は12度前後に安定し、食味が良い
■栽培のコツ
・草勢が強いので、元肥を控えめにする
・着果は3番花が目安で、着果後は保温をする
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培