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NW-548
NW-548
NW-548はうどんこ病に耐病性を持つ小玉スイカ品種で、
ナント種苗から予告品種として発表されています。
同社から販売されている愛娘さくらにうどんこ病への耐病性を持たせた品種です。
NW-548の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[NW-548]
■NW-548
◎愛娘さくらの改良品種
NW-548は愛娘さくらにうどんこ病の耐病性を付与した品種です。
特徴は愛娘さくらに似ており、着果性、秀品率に優れます。
熟期は早生、果皮はやや薄く、ブルームレスタイプの小玉スイカです。
低温、少日下でも着果性が良く、
2番果、3番果まで収穫が見込めます。
形は低温期だと丸にちかい正球、
高温期になるとやや腰高になります。
低温に強いため、低温期でも皮際まで着色します。
栽培はハウスからトンネル、ハウス抑制栽培が適しています。
◎うどんこ病に耐病性を持っている
スイカ栽培で発病しやすいうどんこ病、
初期はうどんの粉をまぶしたような症状が出て、
葉から茎、次第に株が枯れることがあります。
うどんこ病は長期の栽培で発生しやすいですが、
耐病性を持っていることから、長期の栽培が可能です。
多少、発病しても被害が少なく済みます。
うどんこ病が発病しやすい2番、3番果も安心して収穫することができます。
◎平均果重は2kg以下と小さめ
小玉スイカの中ではやや小さく、2kgの大きさになります。
小さいと2kg以下になります。
小さいながらも皮の際まで発色し、
糖度も高いので美味しく食べることができます。
糖度は13度以上を示し、肉質は硬めです。
適度なシャリ感と甘みで食感食味ともに優れます。
■特徴
・2kgの大きさの小玉スイカ
・果肉は濃桃紅色
・草勢は中程度で、熟期は早生
・うどんこ病に耐病性を持ち、長期栽培に耐える
・適度なシャリ感と強い甘みを持つ
・糖度は13度以上に安定する
■栽培のコツ
・草勢は中程度なので、元肥は基準通りに入れる
・着果負担による草勢低下に気を付ける
・うどんこ病に耐病性を持っているが、予防はしておく
・開花後35日程度で収穫できるので収穫が遅れないようにする
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培