イエローBonBon

読了までの目安時間：約 4分

2018年06月18日（月）

スポンサードリンク

イエローBonBon

イエローBonBonはひとりじめBonBonの黄肉の小玉スイカです。
ひとりじめBonBonと同じように株式会社萩原農場の品種です。

暗緑色の表皮に薄く縞模様が入り、見分けがつきやすく、
果肉は黄色で甘みを感じることができる黄肉スイカです。
イエローBonBonの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

[イエローBonBon]

◎黄色い果肉の小玉スイカ
イエローBonBonは名前の通りに黄肉のスイカです。
鮮明な濃黄色をしており、小玉スイカならではのシャリ感が味わえます。
甘みも十分で、一般的な小玉スイカよりコクがある食味が特徴です。

大きさは2.5kgに揃い、表皮は暗緑色で、一見黒皮に見えますが、
うっすら縞模様があります。
カットしてみると、暗緑色と黄肉で色合いが良いです。

黄肉スイカの特徴として、早く収穫してしまうと、
青臭さが出てしまうので、一度試し切りをし、
試食してみて、青臭さが残るようなら収穫を遅らせ、
十分だと感じたら収穫します。

◎徒長しにくい
草勢はやや強めなので、元肥は抑えるようにします。
大玉スイカの元肥より、半分か6割程度が基本です。

徒長しにくいため、節間は短いです。
特に徒長しやすい時期は、苗作りです。
種から育てる場合もあるので、育苗は比較的容易な部類に入ります。

また、高温期に小玉スイカを育てる場合、
他品種よりも育てやすいです。

同じ、株式会社萩原農場の品種では、
ひとりじめBonBonなども高温期で収穫が可能です。

収穫の目安ですが、5月～6月収穫で交配後42日～34日で、
高温期に栽培する場合では、7月～9月収穫で交配後34日～30日です。

◎表皮の発色には玉直しが必須
特徴的な果皮を、色濃くするためには、玉直しが必要です。
1回目は交配後20日以内に行い、その後は発色を見て頻繁に玉直しをします。
また、この時期の草勢低下には注意をします。

■イエローBonBon

◎特徴
・2.5kに揃う黄肉の小玉スイカ
・果皮は暗緑色で、うっすら縞模様が入る
・食感は小玉スイカならではのシャリ感
・一般的な黄肉スイカよりも甘く、コクがある
・栽培中の裂果、裂皮が少ない
・草勢がやや強いが、徒長しにくい
・高温期の栽培にやや強い

◎栽培のコツ
・草勢がやや強いので、つるボケ防止のため、
元肥は大玉スイカの半分～6割程度にする
・果皮の発色を生かす場合には頻繁に玉直しをする
・早どりすると、青臭さが残る場合がある

スイカの育て方.com