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NW-315

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NW-315

 

 

NW-315はナント育苗から発表されているシードレススイカ品種です。
新しい品種で、同社の3Xブラックジャックと比較され紹介されています。

 

肉質は一般的なスイカより硬めですが、糖度が高いので食味が良いです。
NW-315の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。

 

 

■NW-315

 

◎縞模様がはっきりとした大玉の種無しスイカ

大きさが8kg~10kgにもなる、大玉のスイカです。
緑色に濃緑色の縞がくっきり入ります。
果肉は濃桃紅色をしている赤肉スイカです。

 

種無しのスイカで、3倍体品種です。
3倍帯のスイカは種がないシードレススイカのことです。

 

シードレススイカの特徴として、
一般的なスイカよりも草勢が強いことや、
自らの花粉で受粉ができないことから、
受粉には種ありスイカの花粉が必要になることが上げられます。

 

少し手間はかかるため、
初心者にはやや難易度が高いです。

 

 


3Xブラックジャック

 


◎草勢が強く、高温期のつる持ちに優れる

3倍体スイカの特徴として、草勢が強いです。
NW-315も例外ではなく、
同社の3Xブラックジャックに比べても草勢が強いです。

その分、高温期のつる持ちが良いです。

栽培後半になっても生育が衰えず、元気なまま育ちます。

 

接ぎ木が出来る環境であれば、
台木に弱勢の品種を使って接ぎ木すると、
その後の栽培で上手く草勢のバランスが取れます。

 

基本は元肥を少なくして栽培をすることで、
草勢をコントロールしたり、つるボケを防げます。

 

◎硬い肉質で食感が良く、糖度も高い

スイカ品種の中でも肉質は硬めで、しっかりとしています。
噛み応えのある食感をしています。

 

糖度は12度前後と高く、甘い大玉スイカです。
種もないことから食感食味ともに優れます。

 

 

■NW-315

 

◎特徴
・8kg~10kgの大玉の種無しスイカ
・果肉は濃桃紅色をしている
・高温期でのつる持ちが優れる
・果実の揃いが良く、球形になる。
・糖度は12度前後になり、甘い
・スイカの中でも硬い肉質

 

◎栽培のコツ
・草勢が強いので、元肥は半分程度まで減らして与える
・基本は3本仕立て1果どり、4本仕立て2果どりにする
・草勢維持のため、わき芽取りはこまめに行う

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培

 

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