ブラックボール2
ブラックボール2
ブラックボール2、タキイ種苗の品種です。
黒いスイカは、タヒチとピロマスタ2など、意外と種類が多いです。
このブラックボール2は名前の通り、
黒く、ボールのように丸い形をしたスイカです。
タヒチやピロマスタ2と同じように表面は黒緑色をしています。
一般的な大玉スイカより皮が厚く、しっかりしていて日持ちが良いです。
食感、食味ですが、スイカの中でも肉質も良いです。
適度にシャリ感もあるので食感が良く、楽しめます。
糖度は11度~12度と秀山や夏武輝より1度低いですが、
それでも十分に甘さを感じられ、
食味、食感ともに良い品種です。
栽培に関してですが、黒い大玉スイカのタヒチやピロマスタ2に比べて、
つるの勢いが大人しく、空洞果などが発生しにくいです。
基本的な栽培を守れば育てやすい部類のスイカに入ります。
黒いスイカを育ててみたい方は、ブラックボール2から挑戦するのがお勧めです。
ピロマスタ
■大玉スイカ ブラックボール2
◎特徴
・つるの勢いは普通~やや強め
・栽培後半のつる持ちが良い
・実のつきは安定して、揃いも良い
・肥大性が良い
・変形果や空洞果が少ない
・実は高球形で表面は黒緑色をしている
・実の重さは6.0kg~7kgの大玉スイカ
・果肉は鮮紅色をしていて、果皮はやや厚く、しっかりしている
・皮がしっかりしているので日持ちがよい良好
・肉質がしっかりしていて歯ごたえがあり、適度にシャリ感もあるので食感が良い
・糖度は11~12度くらいと安定して、食味も良い
◎栽培のコツ
・中間地や暖地を基準として、トンネル栽培にし、
4月下旬~5月上旬に定植するようにして早まきは避ける
・放任栽培も可能だが、子づる2~3本仕立ての1果収穫にする
・着果は18節あたりの3番花に実をつけるようにする
・収穫時期は、受粉後47~50日くらいで収穫できる
・その他標準的な大玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方