スイカ,育て方

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シュガームーン

読了までの目安時間:約 3分

 


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シュガームーン

 

 

シュガームーン、タキイ種苗から発売されている黄色いスイカ!

スイカと言えば赤いスイカですが、黄色いスイカもあるんですね。
見た目は普通のスイカと同じです。
サイズは中玉スイカなので、大玉スイカと小玉スイカの中間です。

 

形は高球形、とされていますが、
以前紹介したカメハメハのような形になることもあります。

 

赤いスイカの色はリコピンが多く、黄色いスイカはリコピンが少ないので、
赤色ではなく、黄色い色素になります。

 

黄色いスイカを食べてみたいと思ったことはありませんか?
スーパーなど市場に回っているスイカは、赤いスイカが多いですね。

 

20年ほど昔は、黄色いスイカを八百屋さんで売っていましたが、
現在では、なかなか珍しいスイカなんです。

 

赤いスイカも切り口が鮮やかで綺麗ですが、黄色いスイカにも美しさがあります。
スイカとは思えない黄色い鮮やかさ、食べてみると食味食感はスイカです。

 

赤いスイカよりやや糖度は落ちますが、すっきり、さっぱりとした甘さで、
見ても食べても楽しめるスイカではないでしょうか。

 

近くに黄色いスイカが売ってない場合は育てるしかありません。
シュガームーンは比較的育てやすいので、試しに育ててみては?

 

 

■中玉スイカ シュガームーン

 

◎特徴
・実は高球形から枕形、4kgくらいの中玉スイカ
・赤いスイカよりやや糖度が落ちますが、糖度を感じさせないさっぱりとした甘さ
・肉質はジューシー感がある
・果皮は縞模様がはっきりと出る
・実のつきが良く、実の揃いも良く、裂果が少ない
・黄色が鮮やかで切り口が美しい

 

◎栽培のコツ
・トンネル栽培が基本で、中間地で4月下旬~5月上旬に定植する
・放任栽培も可能ですが、整枝したほうが良いので、
子づる3~4本で2~3果収穫にする
・着果は18節くらいの3番花に実をつけるようにする
・収穫時期は受粉後30~40日前後
・黄色いスイカは早どりすると酸味が強いので完熟してから収穫する
・その他の栽培方法は一般的なスイカと同様です

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

秀山

読了までの目安時間:約 4分

 


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秀山

 

 

秀山、タキイ種苗から販売されている大玉スイカを紹介します。
タキイ種苗の大玉スイカの3品種(夏武輝紅まくら)の一つです。

 

夏スイカ生産量日本一を誇る山形の尾花沢スイカ。
秀山は山形の尾花沢スイカの品種としてあげられています。
縞無双か秀山の、どちらかの品種で作られています。

 

人気の秀山は、夏武輝と同様の特徴を持っています。

空洞果が少なめで秀品率が高く、食感はシャリ感が強く、
糖度も12~13度安定して食味食感ともに良いです。

 

夏武輝との違う点は、夏武輝よりはつるの勢いが大人しいです。
また、高温期の収穫でも日持ちが良いのは秀山の特徴です。

 

尾花沢スイカと同じように上手くできるかは気候や環境と腕次第!
それでも十分おいしいスイカです、ぜひ挑戦してみてください。

 

 

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今年こそおいしい大玉スイカを作ろう!

 

 

■大玉スイカ 秀山

 

◎特徴
・低温で少ない日照でも花粉を多く出せるので実のつきが変動しにくい
・同時に肥大する力が強いので、4本仕立て2果収穫で2果とも肥大する
・つるの勢いはやや強めで、後半のつるもちも良い
・実の形は高球形で、6~8kgの大きさになる大玉スイカ
・果面は凹凸がなくすべすべしている
・実が良く揃い、空洞果が少ないため高品質のスイカができる
・肉質はかためでシャリ感が強く食感が良いと評判
また、高温期の収穫でも日持ちする
・果肉は桃紅色で濃く、色ムラがなく、低温期でも着色が良い
また、皮と果肉の分かれ目がはっきりと着色する
・肉質が硬いので日持ちする
・糖度は12~13度と高く安定し、食味がたいへん良い

 

◎栽培のコツ
・台木の選び方は、地力が低い土地では強勢台木を選び、
地力のある土地では中くらいの台木を使う
・仕立て方はハウス栽培では3本仕立て1果どりにし、
トンネル栽培では4本仕立て2果どりにする
・着果は16~20節あたりに実をつけるようにする
・その他の栽培方法は、一般の大玉スイカと同様
*地力(ちりょく)とは、土、または土地が野菜や作物などを生育させる能力。
野菜にとって良いバランスを保ちながら養分を供給できる土壌の性質のことで、
土地の生産力とも呼ぶ。じりきと読めば、本来のパワー、実力のこと。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

夏武輝

読了までの目安時間:約 3分

 


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夏武輝

 

 

今回はタキイ種苗から販売されている夏武輝を紹介します。
夏武輝と書いて、「カブキ」と読みます。

 

夏武輝は昔ながらのスイカの味と言われることが多く、
懐かしい味がする品種です。

 

夏武輝の特徴は、実の揃いが良く空洞果が少ないです。
品質が良いものが出来やすく、特に秀品率が高いです。糖度も高く安定します。
栽培の仕方によってはそれ以上に甘くなります。

 

栽培の特徴はつるの勢いが強いですが実のつきが良く、
低温でもよく肥大しますし空洞果が少ないので作りやすい品種です。

 

作りやすく秀品率が高い昔ながらのスイカ、栽培してみませんか?

 

 

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夏武輝は1株2果どりでも、ほぼ確実に大きくなります

 

 

■大玉スイカ 夏武輝

 

◎特徴
・低温で日照がやや少なくても花粉量が多く実のつきが安定し、低温でも太る
・節と節の間が詰まり、つるの勢いが強く、後半にもつるが元気
・着果後のつるの勢いは極端に落ちることがない
・実の形は高球形で、果面のでこぼこがなくスムース
・夏武輝は実の揃いが良く、空洞果が出にくい
・着果性、肥大性が良いので、1株2果どりでも、ほぼ確実に大きくなる
・実の大きさは6~8kgの大玉スイカ
・果肉は濃い桃紅色をしていて色むらがない
・皮と果肉の境界がくっきりとしていて見た目もきれい
・縞模様の縞部分はやや細く、地色は鮮やかな緑色
・肉質はジューシーでシャリ感が強く、食感が良い
・糖度は12度~13度で安定し甘く、食味が良い

 

◎栽培のコツ
・つるの勢いが強いので接ぎ木苗を使う場合は、つるの勢いが強い台木を避けて、
中程度の台木を使用する
・育苗中はがっしりした苗を育成し、日照と換気を良くし徒長のない苗に育て、
育苗後半は夜の温度を高くしないようにする
・葉や茎のみの栄養生長に偏らないように、親づる摘心後から、
子づるが育つまでの間は、蒸し込みはあまり行わないようにする
・収穫時期は受粉後、約40日で収穫できる
・追肥は、生育を見ながら適切に行う
・夏武輝は、その他標準的な大玉スイカの育て方で育つ
*蒸し込みとは、ビニールハウスやトンネルなど、
密閉できる空間、環境で内部の温度と湿度を上げること。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

カメハメハ

読了までの目安時間:約 3分

 


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Kamehameha

カメハメハ

 

 

カメハメハ、ユニークな名前で人気の小玉スイカです。
タキイ種苗から販売されている品種です。

 

以前紹介したひとりじめロング、ひとりじめスマートと同じ形の楕円形、
ラグビーボールのような形をしています。

 

外観は、縞模様が太く、緑色の部分が少なめというところが特徴的です。

果肉の色は濃い紅色をしていて、とても鮮やかです。
実のつきは安定し、実の揃いも良いです。

 

このカメハメハは標準的な小玉スイカよりやや大きく3kg以上になり、
普通の小玉スイカではちょっと物足りない……という方にオススメです。

 

そして、もう一つの特徴は在圃性が高く、十分熟してから収穫できます。
このため、糖度が高い、甘いスイカにすることができます。

 

しかし在圃性が高いからといって、放置しすぎには注意が必要です。
*在圃性とは畑に置いていても品質が落ちにくいことです。

 

果肉は硬めですが、適度なシャリ感があり、糖度も高く安定しますので
食味、食感ともにとても良いです。

見た目も名前もユニークなカメハメハ、育ててみませんか?

 

 

■小玉スイカ カメハメハ

 

◎特徴
・実のつき、実の揃いが良い
・大きさは3~3.5kgでやや大きい
・普通の縦縞より、横幅が広い
・実の形は枕形でラグビーボールのような形
・果肉は濃い紅色をしている
・果肉がしっかりしていてシャリ感があり、食感が良い
・糖度は12.5度程度と高く安定し、食味が良い
・実がしっかりしているので日持ちがよく、裂果が少ない
・畑に置いていても、品質などが落ちにくく、完熟で収穫できる

 

◎栽培のコツ
・4月下旬~5月上旬に植え付けてトンネル栽培にする
・無理に早く植えつけようとしないようにする
・放任栽培でも育つが、基本は3本~4本仕立てで2~3果収穫にする
・第1果は18節前後の3番花に実をつけるようにする
・収穫時期は7月収穫で受粉後36~38日で収穫できる
・畑においていても品質が落ちにくいので完熟で収穫するようにする
・その他標準的な小玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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スイカの品種

富士光 富士光TR

読了までの目安時間:約 4分

 


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[富士光 富士光TR]

 

 

多くの産地で栽培されていて人気が高い品種、
「富士光」及び「富士光TR」をご紹介します。

 

 

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富士光

 

 

「富士光(フジヒカリ)」は主に山形県や新潟県で栽培されている品種です。
春のだんらん、夏のだんらんと同じく、スイカとメロンを専門に取り扱っている、
「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。

 

また、ハウスでの4月頃の栽培から露地の夏栽培まで幅広い作型に適しています。

 

 

■大玉スイカ 富士光

 

◎特徴
・大きさは4月収穫で5~6kg、7月以降の夏収穫で7~8kgになる
・実の形は豊円型
・低温でも生育が衰えず、雌花のつきや実のつきが安定
・果肉の色は明るい紅赤色
・果肉がしっかりしていてシャリ感があり食感が良い
・糖度は12~13度で食味が良い

 

◎栽培のコツ
・4月栽培の早い作型は熟苗を植えて2~3本整枝の1果収穫にする
・トンネル、露地栽培はやや若い苗を植えるようにし、2果収穫にする
・どちらも16~13節くらいを目安に実をつけるようにして、
実をつけた直後は保温と水やりを注意する
・その他施肥量や栽培は標準的な大玉スイカの育て方で育つ

 

………………………………………………………………………………

 

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富士光TR

 

 

「富士光TR」も広くの作型に適していて、
設備によっては、1年中栽培することができる品種です。

 

富士光と同様に「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。
富士光と違う点は富士光TRは皮の際まで着色し、
品質、味が変わらないスイカなので良いスイカができやすいです。

 

 

■大玉スイカ 富士光TR

 

◎特徴
・つるの勢いはおとなしい
・雌花のつきや低温での実のつきが良く、低節位でも変形果の発生が少ない
・実の大きさは4月収穫で4.5~5kg、5月以降は7~8kgになる
・実の形は富士光と同じく豊円形
・果肉の色は鮮やかな紅赤色
・果肉はしっかりとしていてシャリ感があり、
糖度は12度前後で糖度以上に甘みを感じるので食感、食味ともに良い
・皮や果肉がしっかりしているので日持ちが良い

 

◎栽培のコツ
・苗は大きい苗を植えてつるを強めに育てて果実の肥大や形を良くする
・その他栽培は富士光と同様
・その他施肥量や栽培は標準的な大玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方

 

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