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富士光 富士光TR
[富士光 富士光TR]
多くの産地で栽培されていて人気が高い品種、
「富士光」及び「富士光TR」をご紹介します。
「富士光(フジヒカリ)」は主に山形県や新潟県で栽培されている品種です。
春のだんらん、夏のだんらんと同じく、スイカとメロンを専門に取り扱っている、
「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。
また、ハウスでの4月頃の栽培から露地の夏栽培まで幅広い作型に適しています。
■大玉スイカ 富士光
◎特徴
・大きさは4月収穫で5~6kg、7月以降の夏収穫で7~8kgになる
・実の形は豊円型
・低温でも生育が衰えず、雌花のつきや実のつきが安定
・果肉の色は明るい紅赤色
・果肉がしっかりしていてシャリ感があり食感が良い
・糖度は12~13度で食味が良い
◎栽培のコツ
・4月栽培の早い作型は熟苗を植えて2~3本整枝の1果収穫にする
・トンネル、露地栽培はやや若い苗を植えるようにし、2果収穫にする
・どちらも16~13節くらいを目安に実をつけるようにして、
実をつけた直後は保温と水やりを注意する
・その他施肥量や栽培は標準的な大玉スイカの育て方で育つ
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「富士光TR」も広くの作型に適していて、
設備によっては、1年中栽培することができる品種です。
富士光と同様に「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。
富士光と違う点は富士光TRは皮の際まで着色し、
品質、味が変わらないスイカなので良いスイカができやすいです。
■大玉スイカ 富士光TR
◎特徴
・つるの勢いはおとなしい
・雌花のつきや低温での実のつきが良く、低節位でも変形果の発生が少ない
・実の大きさは4月収穫で4.5~5kg、5月以降は7~8kgになる
・実の形は富士光と同じく豊円形
・果肉の色は鮮やかな紅赤色
・果肉はしっかりとしていてシャリ感があり、
糖度は12度前後で糖度以上に甘みを感じるので食感、食味ともに良い
・皮や果肉がしっかりしているので日持ちが良い
◎栽培のコツ
・苗は大きい苗を植えてつるを強めに育てて果実の肥大や形を良くする
・その他栽培は富士光と同様
・その他施肥量や栽培は標準的な大玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方