ひとりじめ7-EX
ひとりじめ7-EX
ひとりじめ7-EXはひとりじめシリーズの一つで、
スイカとメロンを専門とする株式会社萩原農場の品種です。
糖度が高く、着果が安定する赤肉の小玉スイカです
ひとりじめ7-EXの品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
ひとりじめBONBON
ひとりじめBONBON
ひとりじめBONBONは、一般的なスイカに比べ皮の色が濃い黒小玉品種です。
黒皮ではありますが、皮の色が真っ黒というわけではありません。
一般的な縞模様のスイカと比べると、色がずいぶんと濃いですが、
よく見ると縞模様が浮いているのが分かります。
だいたい1玉が2.5kg~3kgくらいの小玉品種です。
ひとりじめBONBONは、小玉スイカの代表品種「ひとりじめシリーズ」の仲間です。
他のひとりじめシリーズと同じように、萩原農場が交配した品種です。
ひとりじめと同じように、丸っこい形をしていますが、
育った環境によっては円形~やや腰高くらいの形になります。
縦長の印象が強くなるような腰高ではなく、
円形の範囲内での腰高な形なので、とてもキレイな形をしています。
皮は黒いですが、中の果肉は真っ赤な色をしています。
表面の黒っぽい色と、中の赤色とのコントラストが美しいので、
切った時の断面も理想的な配色とバランスをしています。
小玉スイカは、皮際まで甘い品種が多いですが、
このひとりじめBONBONも皮際まで甘みがあり、とてもおいしく食べられます。
糖度も12度ととても高く、スイカの中でも高糖度な部類に入ります。
甘みが強いと、果肉が柔らかいこともありますが、とても果肉が締まっていて、
スイカ特有のシャリシャリとした食感が強いのも、ひとりじめBONBONの魅力です。
黒っぽいツヤのある皮をした実を切ってみると、
とたんに中からスイカの甘い香りが漂います。
よく冷やしてかじると、シャリッとした食感と、
じゅわっと広がる甘くジューシーな味わいと香りがたまりません。
自宅用として家族で楽しんでも、贈答用にして大切な人に贈っても喜ばれるスイカです。
ひとりじめBONBONは、種や苗も販売され、家庭菜園でも育てることが可能です。
草勢は中~やや強めなので、プロの農家でなくてもコントロールがあまり難しくなく、
良い雌花がつきやすい性質があるため、着果も安定しやすい品種です。
仕立て方によって、1株で2玉~3玉収穫を狙えるので、
家族で楽しむのには十分な収穫が見込めます。
家庭菜園では、育てられる株数が限られますが、それだけ収穫できれば万々歳です。
小玉種の中には、収穫適期を逃すと玉割れや裂果が多くなるものもありますが、
ひとりじめBONBONは皮がとても丈夫なため、裂果することがほとんどありません。
裂果が少ないのも、家庭菜園で育てやすい理由の1つです。
■ひとりじめBONBON
◎特徴
・黒皮の小玉種
・表面の皮は黒っぽい色をしているが、よく見ると縞模様が入っている
・球形~やや腰高の形をしているため、とても見栄えがする
・1玉2.5kg~3kgほど
・糖度12度と甘みが強く、スイカ特有の香りが強い
・皮がとても丈夫なため、裂果がほとんど起きない
・果肉は鮮やかな赤色
・果肉がよく摘まっていてシャリ感が強い
・ウルミ果の発生が少ない
◎栽培のコツ
・種子が小さめなので播種~接ぎ木までにかかる日数が2日~3日ほど長い
・3本仕立てにして2玉収穫、あるいは4本仕立てにして3玉収穫を目指す
・交配~収穫までは、5月~6月収穫で34日~42日、7月~9月収穫で30日~34日が目安
・草勢は中~やや強め
・良い雌花がつきやすいので、着果が安定している
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方
ひとりじめロング ひとりじめスマート
[ひとりじめロング ひとりじめスマート]
ひとりじめシリーズの中の楕円形をしている、
ひとりじめロング、ひとりじめスマートをご紹介します。
ひとりじめ同様、「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。
両方とも楕円形が特徴の赤色小玉スイカになります。
栽培されている地域は高知県、新潟県で栽培されています。
小玉スイカの中の楕円形の中でも特に縦に長く、
新潟県の魚沼地域では栽培しやすく、
高品質の小玉スイカ品種の選定で名前が挙がっています。
作りやすくおいしいスイカが出来やすい品種です。
たまには面白い形の美味なスイカを育ててみませんか?
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ひとりじめロングは、今までのラグビーボール型=長形小玉品種に比べ、
果皮・果肉ともにたいへんしっかりしているので、
裂果や裂皮の心配がほとんどない小玉スイカです。
高温での栽培に適し、果肉のシャキシャキ感がとても良いです。
■小玉スイカ ひとりじめロング
◎特徴
・つるの勢いがやや強い
・雌花のつきや花粉の出が良く、実のつきも良い
・実の大きさは2.2kg~2.7kgで実の形は楕円型
・果肉はしっかりとしていて大玉スイカに近いシャリ感があり食感が良い
・糖度が12~13度以上になり食味も良い
・果皮が濃く、綺麗な縞模様が現れる
・果皮は薄いが弾力性があり、割れや裂皮が少ない
◎栽培のコツ
・つるの勢いがやや強いのでつるボケを防ぐために元肥は控えめにする
・収穫時期は6~7月収穫で受粉後30~35日程度で収穫できる
・その他栽培は標準的な小玉スイカの育て方で育つ
10号鉢で二果、収穫できます
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ひとりじめロングより新しい品種でより縦長のひとりじめスマート、
こちらは主に高知県で栽培されています。
日本農業新聞でも名前がユニークな形の野菜として注目されています。
ひとりじめロングよりつるの勢いがやや大人しいので栽培がしやすいです。
まずはこちらから育ててみてはいかがでしょうか?
■小玉スイカ ひとりじめスマート
◎特徴
・ひとりじめロングに比べてつるの勢いが大人しい
・雌花のつきや花粉の出が良く、実のつきも良い
・実の大きさは2.2kg~2.5kgで実の形は楕円形
・果肉はしっかりとしていてひとりじめロングと同様に食味が良い
・糖度が12~13度以上になり食味が良い
・果肉の色は鮮やかな桃紅色
・ひとりじめロング同様に果皮は薄いが弾力性がある。
◎栽培のコツ
・つるの勢いはやや大人しいが、チッソ過多を避ける
・株間55cm~60cm3本仕立てで2果収穫、
株間65cm~75cmで4~5本仕立てで3~4果収穫にする
・その他栽培は標準的な小玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
ひとりじめ ひとりじめ7 ひとりじめHM
ひとりじめシリーズは、楽天市場でも大人気
[ひとりじめ ひとりじめ7 ひとりじめHM]
ひとりじめシリーズは小玉スイカの代表的品種です。
このひとりじめシリーズは大きく分けて2種類のスイカがあります。
一つは丸い形のスイカ、もう一つは楕円形のスイカです。
ひとりじめシリーズは「富士光」、「春のだんらん」などと同じく、
「株式会社萩原農場」から販売されている品種です。
今回はひとりじめシリーズの中の丸い形をしているスイカを紹介します。
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小玉スイカのイメーズを変えた品種、ひとりじめ。
ひとりじめシリーズの元祖です。
その名前の通りひとりじめをして食べたくなるスイカです。
小玉スイカなので切ってその半分のまま、
スプーンで食べてもおいしく食べることもできます。
栽培もしやすく小玉スイカなのに裂果が少ないです。
大玉に負けないシャリ感、糖度が売りの小玉スイカ!
ひとりじめから紹介します。
■小玉スイカ ひとりじめ
◎特徴
・つるの勢いがやや強い
・雌花のつきが良く、低温でも花粉の出が良く、実のつきが良い
・果肉はしっかりとしていて大玉スイカに近いシャリ感があり、
糖度は13度程度と高く食味が良い
・果皮が薄いが実がしっかりしていて裂果や皮が裂けることが少ない
・果皮の色はやや薄く、縞模様が細い
◎栽培のコツ
・ハウス、トンネル栽培に適していて、
株間60cm3本仕立てで2果収穫、
株間75~85cm4~5本仕立てで3~4果収穫で、
17~20節の3番花に実をつけるようにする
・収穫時期は6~7月収穫では受粉後28~33日程度で収穫できる
・つるの勢いが強いのでつるボケを防ぐために元肥は控えめにする
・その他栽培は標準的な小玉スイカの育て方でじゅうぶん
小玉スイカは、10号鉢で2果採れます!
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ひとりじめ7(セブン)はひとりじめの改良品種で、
市場から消費者までみんなが知る小玉スイカです。
小玉スイカの中の代表品種とも言えます。
現在の小玉スイカの主要品種ともいえ、
北海道から高知、熊本と広い範囲でひとりじめ7が栽培されています。
一度食べたら忘れられない、風味と食味がとても良い小玉スイカです。
■小玉スイカ ひとりじめ7
◎特徴
・つるの勢いは中~やや強い
・雌花のつきや花粉の出が良く、実のつきが良い
・実の形はやや腰高の円球型
・実の大きさは2.0kg~2.5kgで揃いが良い小玉スイカ
・果皮は色濃く、ひとりじめよりやや太めの濃い縞模様
・また果皮が薄いが比較的しっかりしていて裂果や皮が裂けることが少ない
・果肉の色はひとりじめより濃い鮮紅色
・果肉はひとりじめよりややしっかりしていて、
大玉スイカに近いシャリ感があり食感が良い
・糖度は13度~14度以上と高く、風味と食味が良い
◎栽培のコツ
・ハウス栽培からトンネル栽培、地植え栽培と幅広い作型に適している
・株間は55~60cm3本仕立てで2果収穫では3番花に実をつけるようにして、
株間65~75cm4本仕立てで3果収穫で3~4番花に実をつけるようにする
・つるの勢いはひとりじめよりやや大人しいが、
チッソ過多は避け、施肥量はチッソを少なめにする
・その他栽培は標準的な小玉スイカの育て方で育つ
小玉スイカなのに、あなどれないシャリ感と爽やかな甘さ♪
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ひとりじめHMはシリーズの中でも、
高温期の栽培に適しているスイカで、比較的新しい品種です。
このひとりじめHMは主に山形県や高知県で栽培されている小玉スイカです。
■小玉スイカ ひとりじめHM
◎特徴
・つるの勢いは中~やや強い
・雌花のつきや花粉の出が良く、実のつきが良い
・実の大きさは2.0~2.5kgで揃いが良い
・実の形はやや腰高の円球形
・果皮はひとりじめ7同様にやや太めで濃い縞模様
・果肉の色は高温期でも変色が少ない桃紅色
・果肉はしっかりしていてひとりじめ7と同様に、
大玉スイカに近いシャリ感があり食感が良い
・糖度は13~14度と高く、風味と食味が最高
・果皮は薄いがしっかりとしていて裂果や裂皮が少なく、空洞果の発生も少ない
◎栽培のコツ
・ハウス栽培からトンネル栽培、地植え栽培と幅広い作型に適している
・株間55~60cm3本仕立てで2果収穫、65~75cm4本仕立てで3果収穫として、
3~4番花を中心に実をつけるようにする
・ひとりじめ7と同様に、チッソ過多は避け、施肥量はチッソを少なめにする
・収穫時期は4~5月収穫で受粉後34~40日、
6~7月収穫では29~35日で収穫できる
・その他栽培は標準的な小玉スイカの育て方で育つ
■参考
・スイカ 種からの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
スイカ品種 選び方
スイカ品種はたくさんあるので迷います C)楽天市場
スイカは家庭菜園でもとても人気があります。
自宅で育てて収穫したスイカを食べると、格別においしく感じます!
スイカには意外とたくさんの品種があり、苗を定植する時期になると、
ホームセンターなどでも、様々な品種の苗が並ぶようになります。
スイカを育てたことがないけれど育ててみたい方、
育てたことはあるけれどまだ初心者の方は、
どの品種を育てれば良いのか迷うところです。
初心者の方にお勧めのスイカ品種をご紹介します。
また、何度もスイカを育てたことのある中級者以上の方に、
ぜひチャレンジしてほしいスイカ、
お勧めのスイカ品種もあわせてご紹介します。