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犬や猫にスイカを
うちの猫は、スイカが大好き♪
スイカは人間にとって、暑い日に食べたくなるおいしい食べ物です。
けれど、ペットとして飼っている犬や猫はどうでしょうか。
いくら家族といっても、人間とは違う生き物です。
人間が食べておいしいと感じる食べ物でも、
犬や猫にとって毒になるものは少なくありません。
犬や猫にスイカをあげても良いのでしょうか。
[犬や猫にスイカを]
■犬や猫にスイカをあげても良い?
人間は大丈夫でも、犬や猫が食べてはいけない食べ物は、たくさんあります。
例えば、チョコレートやタマネギやニラ、ニンニク、イカなど、様々です。
食べたものによっては、中毒症状が出て危険な状態に陥ることもあります。
けれど、大切な家族である犬や猫も、
一緒においしいものを食べることができたら、嬉しいですよね。
スイカには、犬や猫にとって毒となる成分は、特に含まれていません。
むしろ水分がたっぷりと含まれているため、
できるだけ水を飲んでほしい夏の暑い時期には、ぴったりのおやつです。
汗をかくことによって、カリウムが不足したり、
水分が足りなくなって塩分の血中濃度が高くなったり、
腎臓に過度な負担がかかることもあります。
スイカには、水分がたっぷり含まれているだけでなく、カリウムも多く含まれます。
そのため、不足している水分を効率よく補うことができるのです。
人間がスイカを食べてほてりが取れるのと同じように、
犬や猫が食べても、熱がこもった体を冷やしてくれるのです。
犬や猫も、夏の暑さにまいって夏バテをすることがあります。
夏バテを防止するためにも、少量を与えるのはむしろ好ましい、
という意見もあるようです。
犬もスイカ好きがいるのですね!
■スイカを与える時の注意点
スイカは犬や猫にとって、悪いものではありません。
けれど、いくら食べても大丈夫というわけではありません。
犬や猫の体調によっては、与えない方が良い場合もあるのです。
犬や猫の体調や、与える量に注意しながら、おいしくスイカを食べましょう。
・食べた後の体調に注意
スイカは、果肉の95%が水分だといわれています。
けれど、水分以外のものも色々と含まれています。
その成分の中に、犬や猫にとって毒となるものはありませんが、
体質によっては、食べた後にお腹を壊すことがあります。
下痢などの他にも、何か異常があった場合には、
例え欲しがったとしても、与えるのは控えましょう。
・腎臓、心臓に疾患がある場合は注意
スイカには、カリウムが豊富に含まれているため、
腎臓や心臓に負担をかけることがあります。
特に猫は、腎臓疾患が起こりやすい動物です。
夏場の水分補給目的でスイカを与え、かえって利尿作用が強く出過ぎてしまい、
腎臓に負担をかけることがあります。
何かの不調がある場合は、かかりつけ獣医に食べても良いか、相談すると良いでしょう。
・種と皮には注意
スイカを食べても大丈夫な場合でも、与えるのは果肉部分のみにします。
種や皮はとても硬いため、食べると消化ができません。
消化せずそのまま便と一緒にすんなりと出てくれば良いですが、
未消化のものが胃腸を傷つけることがあります。
また、途中で詰まってしまい、手術が必要となる場合もあるので、
与える時には皮や種をキレイに取り除いておきましょう。
取ったら許さんぞ~! ←摘果したスイカも大好き(笑
■与えても良いスイカの量
スイカは犬や猫にとっても、食べてメリットになる部分がたくさんあります。
けれど、何事も食べ過ぎは禁物です。
欲しがるからと無限に食べさせると、後で体調を崩すことがあります。
人間も、スイカを食べ過ぎると腹痛や下痢など、不調を起こすことがあります。
人間よりも体が小さい犬や猫は、ちょっとしたことで体調に影響するので、
注意してあげましょう。
犬や猫にスイカを与える量の目安は、以下の通りです。
犬:体重5kgの個体で30g
猫:体重4kgの個体で大さじ1
犬や猫は、人間に比べるととても体が小さいです。
消化能力にも差があるので、与えることができる量は、意外と少ないものです。
スイカを与える時は、必ず適量を守り、
ペットと一緒にスイカを楽しめるようにしましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方