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スイカアレルギー
スイカは日本の夏の風物詩です
年代や性別を問わず、夏になると食べたくなるという方は、多いのではないでしょうか。
水分をたっぷり含んだ甘いスイカを食べると、気分まで涼しくなります。
そんなスイカですが、食べた後に何か体に異変を感じたことはありませんか?
もしかすると、スイカアレルギーかもしれません。
スイカアレルギーについて、まとめました。
[スイカアレルギー]
■スイカアレルギーとは?
スイカは無害そうに見えますが、実はアレルギー症状を出すことがあります。
もちろん、すべての人がアレルギー症状を出すわけではありませんが、
体質によっては、スイカアレルギーを発症することがあるのです。
スイカを食べることによって起こるアレルギーには、2種類あります。
・食物アレルギー
食物アレルギーは、スイカを食べることによって、
スイカに含まれている成分が体内に吸収され、アレルギー反応が出ます。
症状は、鼻水やくしゃみ、目の痒みといった、花粉症に似た症状から、
腹痛や下痢など、冷えに似た症状が出ることもあります。
蕁麻疹のように、見てすぐにアレルギー反応だと分かる症状が出ることもあります。
スイカをたくさん食べるとお腹が冷えて、腹痛や下痢を起こすことがあるため、
スイカを食べた後に腹痛が起きても、アレルギーだと気づけない場合が多いようです。
・口腔アレルギー症候群
口腔アレルギー症候群は、スイカだけが原因で起こるアレルギーではありません。
元々、何等かの花粉に対してアレルギーを持っている場合、特定の野菜や果物を
食べることによって起こるのが、口腔アレルギー症候群です。
花粉を出す植物の種類によって、
どの野菜や果物に対してアレルギー反応が出やすいのかが変わります。
ブタクサやイネ科植物の花粉にアレルギーがある人は、
スイカに対してもアレルギー反応が出る可能性があります。
口腔アレルギー症候群の場合、くしゃみや鼻水といった症状よりも、
口の中や唇、喉に症状が出ることが多いです。
口の中や喉が痒い、いがいがするといった症状や、唇が腫れぼったい、
喉の閉塞感や喘息に似た症状を感じることもあるようです。
症状が軽ければまだ良いのですが、喉の閉塞感や喘息に似た症状は、
ひどくなると命の危険に関わることも出てくるので、注意が必要です。
■スイカアレルギーかなと思ったら
たいていの方は、まさかスイカにアレルギーがあるとは思っていません。
そのため、何か体に異変が起きても、それがスイカであると気づくことが少ないです。
また、スイカは食べ過ぎによる冷えで、腹痛や下痢を起こすこともあります。
そういったイメージから、起こっている症状と、
アレルギーを結びつけることができないままになることもあります。
スイカを食べた時、毎回何等かの異変が起こる場合は、
アレルギーの可能性が高いです。
一度病院に行って、アレルギーに関する検査をしてみることをお勧めします。
また、何か症状が出た場合は、放置せずに医者にかかりましょう。
放っておくとあっという間に症状が重篤化し、命に関わることになりかねません。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培