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スイカのわらび餅
■スイカのわらび餅
ひんやりしていて、ぷるんとした食感がクセになる和菓子といえば、わらび餅です。
子供からお年寄りまで、幅広い年齢層に人気があります。
専門の和菓子屋さんでなくても、スーパーの和菓子コーナーなどで販売されているので、
気軽に購入して楽しむことができます。
けれど、普通のわらび餅ばかりでは、飽きてくることもあります。
実は、製菓材料のエリアなどに、わらび粉なるものが置かれていることがあります。
わらび粉やわらび餅粉という名称で売られている白い粉で、
見た目は片栗粉のように見えます。
このわらび粉を使って、自分でわらび餅を作ることができるのです。
買って食べるわらび餅もおいしいですが、自分で作ったわらび餅となると、
おいしさも増しますし、何より作る工程が楽しいです。
必要となる材料も少なく、わらび粉と水、砂糖のみです。
あとはお好みで、きなこや黒蜜を準備します。
今回は、その材料の水の部分をスイカで代用したレシピです。
スイカそのものを使っているので、ほんのりと赤いスイカ風味のわらび餅が仕上がります。
●材料
スイカ……正味400g
わらび餅粉……80g
水……適量
砂糖……大さじ1
塩……少々
●作り方
1.スイカの皮を剥き、種をキレイに取り除きます。
適当なサイズに切ったら、ミキサーにかけてジュース状にします。
粗めのザルでこし、種などを取り除いたら、重さをはかります。
400gに満たない場合は、水を足して400gに調整します。
そこにスイカジュースを少しずつ入れて粉を溶かします。
わらび餅粉は片栗粉のような感触なので、
丁寧に溶かせばだまにならずキレイに溶けます。
わらび餅粉がキレイに溶けたら、弱めの中火にかけます。
木べらなどで絶えず混ぜながら加熱します。
加熱していると、そのうち鍋の底や縁がぬるっとした感触になります。
そうなったら、底や縁についたわらび餅を木べらでこそぐように混ぜます。
火が入り始めると固まるのも早いので、手早く全体を混ぜます。
3.わらび餅粉とスイカジュースを混ぜた時のような白濁した色がなくなり、
全体的に透明感が出たら火を止めます。
水で濡らした容器にわらび餅を入れ、できるだけ平らにならして粗熱をとります。
わらび餅の表面にラップがぴったりと張りつけ、野菜室などに入れて冷やします。
食べる直前に取り分け、塩をちらしたら出来上がりです。
●ポイント
わらび餅が出来上がった後、
氷水を作ってそこに適度なサイズにちぎったわらび餅を入れれば、
すぐに冷えて食べられます。
わらび餅は本来、冷蔵庫に入れるのは冷えすぎて硬くなるためお勧めできません。
ただ、市販されているわらび餅粉はわらび粉100%ではなく、他の材料も混ざっています。
そのため、冷蔵庫に入れても硬くなりにくい場合が多いです。
とはいえ冷蔵は冷えすぎるので、野菜室に入れるか、
氷水にあてて冷やすのがお勧めです。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培