トンネル栽培 水やり

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トンネル栽培 水やり

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スイカのトンネル栽培

 

 

トンネル栽培とは、畝などの上からトンネル用支柱を挿し込み、
その上から被覆材をかぶせて育てる方法です。

 

いろいろな植物に使われ、スイカ栽培でも利用されることが多いです。

 

スイカを育てる時にトンネル栽培をする場合、
水やりはどのようにするのが良いのでしょうか。

 

 

[トンネル栽培 水やり]

 

 

■トンネル栽培 水やり

 

トンネル栽培は、畝の上からビニールやネットなどの被覆材をかぶせます。
そのため、何もしていない状態よりも、雨が降っても水が入り込みにくい印象です。

 

スイカは乾燥に強い植物ですが、水なしでは育ちません。
スイカをトンネル栽培で育てるなら、

どれくらいの頻度で水やりをすれば良いのでしょうか。

 

被覆する資材別にまとめました。

 

・防虫ネットなど
スイカは、ウリハムシアブラムシなどの害虫被害にあうことがあります。

特に苗が小さいうちは、ウリハムシなどの葉を食害されると、
その後の生育に大きく影響するので、注意が必要です。

 

また、気温はそれほど寒くないけれど、
風が直接吹き付けるのは避けたいということもあります。

 

そういった時に便利なのが、防虫ネット寒冷紗などのネット系被覆資材です。

 

保温効果はそれほど高くありませんが、その分通気性が良いです。

ある程度の風通しがあるだけでなく、降雨時の通水もできるので、
雨が降れば水分が中に入り込みます。

 

できるだけ水分を入れたくない場合は向きませんが、降雨だけで水分補給したい、
放任で栽培したいという場合は、お勧めの資材です。

 

雨水が通ることができるので、水やりの頻度は、トンネルなしで栽培するのと同じです。

 

雨だけでなんとかなる場合は、水やりをする必要はありません。
土の状態を見て、あまりにも乾いているようであれば、水やりを行います。

 

 

 

 

・ビニールなど
スイカを育てる際のトンネル栽培といえば、やはりビニールやポリなどの被覆資材です。

ビニールなどはネット類と違い、細かい穴があいていません。
その分、通気性は悪くなりますが、中の温度を保ちやすくなります。

 

スイカは高温を好む植物のため、栽培初期には保温が必要なことも多いです。
そういった時に、ビニールやポリなどの被覆資材は活躍します。

 

まったく穴のあいていないタイプもありますし、上部に穴があいているタイプもあるので、
好みに合わせて選ぶことができます。

 

また、穴のあいていないものしかない場合でも、
ハサミなどを使って穴をあけることができますし、2枚を頂部で重ねるようにしてかぶせれば、
頂部を広げたりして通気性を確保することもできます。

 

3月頃から高温や多湿が気になる場合は、頂部や裾部分をまくって換気し、調整します。

ここで気になるのが、水やりの頻度です。

 

ネット系と違って通水性がほぼないため、雨が降っても水分が入り込みにくくなります。

穴あきタイプのものであっても、それほど入り込みません。

 

一般的な栽培法のように、降雨で水分が賄えるということはないのです。

観察して土が乾いていたら、念入りに水やりをします。

 

水やりの頻度は、土の状態によって一概にはいえません。
水はけの良い土なら乾きやすくなって頻度は高くなりますし、
水もちの良い土なら頻度は下がります。

 

一番良いのは、土の状態や株の生長具合を観察しながら、
必要に応じて水やりを行うことです。

 

スイカ自身が乾燥に耐えることができても、乾燥した状態では肥料が溶けにくくなり、
肥効が出にくくなります。

 

健全な成長には、適度な水分は欠かせないのです。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカ栽培 Q&A

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