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スイカ 花の時期
産毛がたくさん生えている雌花は健康です
スイカを育てていると、気になるのは、いつ花が咲き始めるかです。
最初は、つるが伸びてくるだけでも嬉しいものです。
日々の生長具合を見ていると、
雄花や雌花が咲く日が待ち遠しくなってきます。
スイカの花の時期とは、いつ頃なのでしょうか。
[スイカ 花の時期]
■スイカ 花の時期
スイカの花が咲くかどうか決まるのは、
季節というよりは、日照量や温度によります。
スイカは高温を好む植物のため、低温が続いている状態では、
つるの伸びも悪くなりますし、花芽分化も遅れます。
スイカは、だいたい25度前後でよく生育し、株を大きくします。
そこからさらに花芽分化のステージに進むためには、
だいたい日中が25度~30度、
夜間が12度~18度という温度帯が適切といわれています。
毎年同じ時期に定植したとしても、
その年の天候によって、開花時期にずれが生じるのは、このためです。
晴れが多く、気温の上昇が早い年は花芽分化が早くなり、反対に曇や雨が多く、
気温の上昇が遅い年は花芽分化が遅くなります。
良い位置に雌花が咲いたら、画像のような雄花と人工授粉すると安心です
また、スイカには様々な作型があり、同じ品種であっても、
栽培する作型によって収穫の時期が異なります。
7月や8月に収穫されるスイカと、10月に収穫されるスイカでは、
受粉した時期が明らかに異なります。
ただ、順当に生育した場合の生育スピードは、
季節によってそこまで大きく変化することはありません。
真冬であっても、ハウス内で適温を保っていれば、
夏とあまり変わりない生育が見られます。
もちろん、外気の温度が低い分、ハウスへの出入りなどの、
ちょっとしたことでも、ハウス内の温度が下がりやすくはなります。
そういった影響からか、夏ほど生育スピードはのりませんが、
開花までにかかる時間が、大幅に変わることはありません。
基本の作型となる、5月に苗を定植する場合で、
6月中旬~7月初旬には開花することが多いです。
その後、良い状態の雌花を選んで着果させ、
その中でも良い状態の実を選んで育て、7月下旬~8月には収穫されます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培