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スイカ 肥料 プランター
スイカをプランターで育てる時、地植えとは少し勝手が異なります。
中でも、肥料は、地植えとは大きく異なる点があるため配慮します。
スイカのプランター栽培と地植え栽培での肥料の違いや、
詳しい肥料の与え方をご紹介します。
[スイカ 肥料 プランター]
■プランターと地植えの違い
スイカをプランターや鉢で育てる時と地植えで育てる時の大きな違いは、
土の量に制限があるかないかです。
地植えは区切りがない限りはどこまでも続きますが、
プランターの場合はプランターの中だけの世界です。
栽培する時の土の量は、そのまま根が伸びることができるスペースでもあります。
また、水や養分を保持する力も、土の量によって変わります。
スイカは乾燥には強いといわれていますが、つるが長く伸びるため、
使用するプランターは、できるだけ容量の大きいものを選ぶと良く育ちます。
プランターの容量が大きいことで、中に入る土の量が多くなり、
水や養分の保持量も多くなりますし、根が広がるエリアも広くなります。
プランター栽培と地植え栽培とで異なるのは、土の量だけではありません。
プランター栽培では、水やりの時に、
必ずプランターの底から水が出てくるまで、たっぷりと水を与えます。
この時、余分な水分と一緒に、土の中に含まれている肥料成分も一緒に流れていきます。
プランター栽培は地植え栽培に比べると、
肥料成分の流亡が多くなる点も、頭に入れておかなければいけません。
プランター栽培のスイカ C)ナント種苗株式会社
ベランダdeスイカは、省スペースで作りやすい C)ナント種苗株式会社
■スイカ 肥料 プランター
プランターや鉢でスイカを栽培する場合と、地植えでスイカを栽培する時とでは、
元肥や追肥の与え方が異なります。
それぞれの与え方を覚えておくと、どちらで栽培しても育てやすくなります。
・元肥
プランターで栽培する場合、多くは市販されている培養土を使います。
ホームセンターや園芸店で販売されている培養土には、
あらかじめ元肥が配合されていることが多いです。
そのため、プランター栽培で市販の培養土を使う場合は、
元肥を新たに加える必要はありません。
肥料を足してしまうと、肥料過多となるため、つるボケしやすくなったり、
軟弱に育ちやすくなるので、注意してください。
あんどん仕立て10号鉢、葉の色とつるの上がり具合を見て追肥します
・追肥
スイカ栽培では、要所要所での追肥も大きなポイントです。
地植え栽培の場合は、土の保肥力が強いため、
着果するまでは追肥を行わないのが基本です。
ところが、プランター栽培は肥料成分が流れ出てしまいやすいので、
地植え栽培よりも早めに追肥を開始する必要があります。
追肥開始の目安としては、苗の定植を行ってから3週間後くらいです。
この頃になると、ある程度苗が元肥を吸っていますし、
何度かは水やりを行っているため、肥料成分が流れて少なくなってきます。
肥料切れを起こすと、どうしても生育不良や着果不良が起きやすくなるので、
肥料が切れないうちに追肥を開始します。
与える肥料は、緩効性の粒状の肥料か、即効性のある液体肥料です。
緩効性の肥料を与える場合は、2週間~3週間ごとに追肥をします。
液体肥料の場合は、規定通りに薄めたものを、水の代わりに与えます。
この場合、頻度は1週間に1回が目安となります。
粒状肥料と液体肥料では、液体肥料の方が水と一緒に流れ出やすいため、
与える頻度が多くなります。
粒状肥料を与えている場合でも、葉色が薄くなって肥料切れのサインが出た場合は、
薄めに作った液体肥料を併用して与え、様子を見ます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培