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スイカ 玉直しとは?
スイカの実が育ち大きくなってくると、
表面は太陽の光によう当たりますが、
地面に接地している部分は陰となってしまいます。
このままの状態だと、収穫する頃になっても、
地面に面していた部分は色が薄く、甘みも増えません。
形がいびつになることもあります。
スイカの実をキレイに色づかせ、美味にするためにも、
玉直しは必要な作業となりますので方法をご紹介します。
[スイカ 玉直しとは?]
■スイカ 玉直しとは?
1.玉直しの時期
スイカを受粉し、その後着果して実が膨らんできます。
だいたい実の直径が15cmほどになったら、玉直しをする時期です。
少なくとも収穫の1週間ほど前までには玉直しをすると良いです。
それよりも遅くなると、玉直しをしても色付きが悪くなります。
収穫の適期を知る方法はいくつかありますが、
最も分かりやすいのが受粉からの日数です。
品種によりますが、受粉した日から35日~40日くらいが収穫の適期です。
受粉した日は、茎にラベルを下げるなど、必ず分かるようにしておきます。
その日にちから計算して収穫の日を計算しておき、
その日の1週間前までに玉直しを終えておきましょう。
日光がまんべんなく当たっていないと、スイカの味や形に影響します
2.玉直しの仕方
玉直しの仕方は簡単です。
それまで地面に面していた部分を、
太陽の光が当たるように表に向けるだけです。
ただし、乱暴にひっくり返すと、
大事なつるが切れるがあるので注意します。
実をひっくり返した後、葉がかぶさっていると、
光が充分に当たらず、色がつかないままになることがあります。
大きな葉が実に重ならないようにしておきましょう。
空中栽培している場合は、玉直しの必要はありません。
空中に浮かしていることにより、実にまんべんなく光が当たるからです。
ただし、行灯仕立てにしていたりして、
中央に向かっている部分に思うように光が当たっていない場合は、
色が薄い部分を外側に出して光を当てるようにしましょう。
この時も、つるが切れたり傷んだりしないように充分に注意します。
3.玉直しの回数
玉直しは1~2回行うだけで充分ですが、
心配であれば、複数回行っても構いません。
実が直径15cmほどになったらまず最初の玉直しをします。
その後、収穫の1週間前に、色が薄いところがあれば、もう1度玉直しをしましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方