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スイカ 水やり時間
今年の縞王の接ぎ木苗、ほかに赤こだまと黒玉スイカも育てます
スイカは大きな実をつけますし、果肉には水分がたっぷりと含まれているため、
育てる時には大量の水が必要と思われることが多いです。
けれど、実際はそれほどではありません。
むしろ暑さにも乾燥にも強い性質を持っているので、
地植えであれば雨だけでも、しのげる場合があります。
そんなスイカですが、やはり水やりが必要になることもあります。
水を与える時、どの時間帯に与えるのが良いのでしょうか。
[スイカ 水やり時間]
朝の水やりが日課になりました
■スイカ 水やり時間
スイカに水を与える時、効果的な時間帯は午前中か夕方です。
どちらも1日のうち比較的気温が低く、涼しい時間帯です。
朝と夕方であれば、朝の方が水やりには適しています。
これは、スイカの葉が日中に光を受け、光合成をするためです。
朝に水を与えると、盛んに光合成する日中に、十分な水分を確保できます。
葉が萎れて一刻を争う場合は、夕方に水を与えても構いませんが、
そうでないのであれば、朝に水を与えた方が効果的です。
けれど、生育段階や天候によっては、同じ朝と夕方であっても、
水やりに適した時間が異なる場合があります。
・気温が低い時期
スイカは高温を好む植物です。
まだ苗が小さいうちは、根がしっかりと張っておらず、温度の変化に敏感です。
作型にもよりますが、スイカ苗が小さい頃は、気温がまだ低いことが多いです。
こういった時に、早朝など気温が低い時間帯に水を与えると、
土を冷やしてしまい、根が委縮することがあります。
日中は温度が高すぎる場合があるので避けますが、
朝夕の気温が低い場合は、気温が下がっている時間の水やりを控えます。
朝なら早朝は避けて8時~10時頃、
夕方なら完全に日が落ちる前に与えた方が良いでしょう。
・気温が高い時期
スイカといえば、夏が本番です。
梅雨明け後は、天気の良い日が続くことも多いですし、日差しも強くなります。
気温の低い時期と同じ時間帯に水を与えると、
その後にすぐ気温が上がってくるので、蒸れる原因になることがあります。
5時~6時の早朝でなくても構いませんが、
8時頃までには水やりを終えておくと安心です。
水の温度にも気遣います
■水やりの水
スイカは、低温に弱い植物です。
水を与えると、どうしても土が冷えやすくなります。
スイカに水を与える時は、冷たい水を与えるのは避けましょう。
ただし、時間帯によっては水道水が冷たすぎる場合があります。
水を汲みおいたりして、常温の水を使うと、水やり後の土の冷えが緩和され、
スイカの根が冷たさによって弱るのを防ぐことができます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培