人気の投稿とページ
スイカ 摘芯忘れ
親づるに、本葉が5枚~7枚ついたら、摘芯を行います(赤線のところ)
スイカの摘芯を忘れてしまったことはありませんか?
なかなか畑に行く時間がなかったり、
雨が続いて畑にいかれなかったり、
ということが続いて摘芯を忘れることがあります。
プランターでも気付かないうちに伸びてしまった! ということもありますね。
摘芯を忘れるとどうなるのでしょう?
また、摘芯の適期についてもご紹介します。
[スイカ 摘芯忘れ]
■スイカ 摘芯忘れ
・摘芯とは?
スイカはつる性の植物で、ほとんどの場合、実を小づるにつけます。
親づるでも良いのですが、つる性で伸びていきますので、
親づるのままだと株元から遠い場所に実をつけてしまいます。
株元から遠いと品質が落ちてしまうので、親づるを摘芯し、子づるを伸ばして、
なるべく株元に近いところに美味しい実をつけるために摘芯を行います。
また、摘芯を行わないまま育てると、
雌花のつきが悪くなって実がつきにくくなることもあります。
そのため、スイカは、摘芯をしたほうが、良い実を収穫しやすいです。
親づるの本葉が5枚~7枚の位置で生長点を摘み取って摘心完了!
・摘芯の適期
最初のつるのことを親づるとし、親づるの本葉が5枚~7枚程度になったら、
親づるの生長点、先端の部分を手で摘み取ります。
これだけで良いです。
その後、摘芯した場所より下の位置からつるが伸びます。
これを小づると言います。
この小づるを伸ばして実をつけて、収穫します。
*詳しい摘芯についてはこちらをご覧下さい。
>>スイカの摘芯
甘くておいしいスイカを確実に収穫したいのなら摘芯をしましょう
・摘芯を忘れてしまった場合は?
摘芯を忘れてしまうと、スイカはどんどん生長し伸び放題になります。
間に合うようであれば摘芯をしてください。
伸びすぎた場合は親づるだけで育てるようにします。
摘芯を行わなくても放任栽培でも育てることができます。
逆に摘芯を行わないようにすると、
天候や育て方により、たくさんの実をつけることもあります。
確実に、甘くておいしいスイカを収穫したいのなら摘芯を行う、
甘さは少し落ちますが、たくさんのスイカを収穫したいのなら、摘芯は行わない、
という栽培のしかたもOKですし、実際に両者を試して較べるのも面白いです。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方