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スイカ 収穫 白い
スイカ栽培では、あの丸々と大きく育ったスイカの実を、
収穫する時が、一番の楽しみです
その楽しみの後にやってくるドキドキする時間が、
実際に収穫した実を切る時です。
スイカを切る時、ちゃんと中がキレイに色づいているのか、
食べた時に甘いのか、いろいろなことが想像されて、
とてもワクワクドキドキします。
けれど、いざ切った時に中の果肉が白いと、ガッカリします。
収穫したスイカが白いのは、どのような原因があるのでしょうか。
[スイカ 収穫 白い]
■スイカ 収穫したら白い
スイカといえば、真っ赤な果肉がトレードマークです。
そんなスイカを切った時、中の果肉が白い状態では、
期待した分とても残念な気持ちになります。
見た目は良く育ったスイカに見えるのに、
果肉が白いのには、2つの理由があります。
クールチャージ潤
銀世界
銀大和西瓜
・果肉が白い品種
スイカは果肉が赤いもの、というイメージが強いですが、
品種によって果肉の色は様々です。
同じ赤色でも、濃い赤色もあれば、桃色に近い薄めの赤色の品種もあります。
赤以外にも、黄色やオレンジなどもあります。
その中でも珍しいスイカが、白色の果肉を持ったスイカ品種です。
実はきちんと熟している状態なのに、果肉が白い品種なのです。
初めて見る時はとても驚きますが、ちゃんとスイカの風味があります。
果肉の白いスイカの代表的な品種には、
「銀世界」「銀大和西瓜」や「クールチャージ潤」などがあります。
銀スイカは、幻の白いスイカと呼ばれ、今ではとても珍しいものとなりました。
果実が市場に出ることはほとんどないため、自分で育てて食べるしかありません。
甘くとろける食味は、現在主流となっているシャリ感の強いスイカと比べると、
まったくの別物のようです。
クールチャージ潤は、ナント種苗から出ているスイカで、
スポーツドリンクのような爽やかな食味が魅力です。
暑い日にたくさん汗をかいたら、
クールチャージ潤を食べて、ミネラルと清涼感を得ることができます。
こういった白肉のスイカ品種は、どれだけ畑に実を置いていたとしても、
果肉が赤くなることはありません。
白~淡い黄色くらいにしかなりませんが、異常ではありません。
収穫が早すぎると果肉が白い部分が多いです
・収穫が早すぎる
白い果肉の品種ではないのに、収穫したスイカの実が白いのは、
収穫が早すぎたためです。
スイカは見た目で収穫適期を判断するのが、少し難しい植物です。
収穫適期の目安となる項目はいくつかあるので、
総合して判断するのがお勧めです。
1. ヒゲづるが枯れている
2. 叩いた時に鈍い音がする
3. 花落ち部分に弾力が出てくる
4. 受粉からの日数
この中でも特に注目したいのが、ヒゲづるの枯れ具合と受粉からの日数です。
着果した実のすぐ近くにある、
くるくると巻いた短いつるがヒゲづると呼ばれるものです。
これが黒っぽくなって枯れるまでは、収穫を我慢しましょう。
ヒゲづるが緑色の若い色であれば、実の中の種も未熟で白っぽい色をしていて、
ヒゲづるが茶色くなって枯れていれば、中の種も黒く熟しています。
種が熟しているということは、実自体が熟しているということなので、
収穫可能ということになります。
また、スイカは品種ごとに、受粉から何日くらいで収穫可能、
という日数が決まっています。
受粉した日を書いておくことで、収穫時期の目安となるので、
忘れずにメモをとったり、スイカのつるに着果日の印をしておきましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培