スイカ栽培 猛暑対策

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スイカ栽培 猛暑対策

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スイカは日本の夏を代表する植物です、育てた縞王美味です!

 

 

暑い時期に食べると、シャリシャリとした食感と爽やかな風味、
甘くたっぷりの果汁が暑さでバテた体を癒してくれます。

 

そんな頼もしいスイカですが、育てる時には、
猛暑に対してどのような対策をすれば良いのでしょうか。

 

 

[スイカ栽培 猛暑対策]

 

 

■スイカ栽培の猛暑対策は?

 

スイカは高温を好む植物です。
そのため、植え付け時などは低温に注意し、
保温をしておいた方が良いことも多いです。

 

けれど、いくらスイカが高温を好むとはいえ、
近年の猛暑では、さすがに不調が出そうに思えます。

 

スイカは高温を好みますが、
生育に適した温度は25度~30度ほどだといわれています。

 

近年の日本では、30度を超えるどころか、
35度や40度を超えることも少なくありません。

 

この猛暑の中でも、スイカはほとんど問題なく生育します。
むしろ葉やつるは光を多く欲するため、
株周りの気温を下げようとして寒冷紗や遮光ネットなどを設置すると、
日照不足となって生育不良になります。

 

高温時にスイカが不調になるのは、地温が上がりすぎるのが原因となります。
もちろん、地温を下げ過ぎるのは良くありませんが、
根も適温を守った方が、生育が良くなります。

 

日照不足を起こさず、暑さに負けないためには、
地温が上がりすぎないようにしておくのが最適です。

 

 

・敷きワラをする
地温を下げるなら、敷きワラがお勧めです。
土の上にワラを敷き詰めるだけで、地面には直射日光が当たらなくなるため、
日中に地温が上昇するのを防ぐことができます。

 

また、乾燥防止にもなりますし、スイカのひげづるが絡む場所、
実が育ってきた時のクッションとしての役割もあります。

 

敷きワラ自体は、ホームセンターなどでも販売されていますし、
インターネット通販でも小量から簡単に購入できます。

 

ビニールマルチを利用している場合でも、マルチの上から敷きワラを置けば、
陰を作ることができます。
また、敷きワラは不要となった後、すぐに取り除け土に還せるのも魅力です。

 

敷いたワラが風などで動かないよう、U字ピンと紐で押さえておくと良いでしょう。

 

 


・二重鉢にする

鉢やプランターでスイカを育てているのであれば、
二重鉢も地温を過度に上げない方法として有効です。

 

スイカを植え付けている容器がすっぽりと入る容器を準備し、
そこに容器ごと入れるだけです。

 

外側の容器に直射が当たり、容器と容器の間に空気層ができるため、
内側の容器まで熱が伝わりにくくなります。

 

容器と容器の間に、発泡スチロールを砕いたもの、ミズゴケ、土などを入れると、
さらに熱が遮断されるので、熱が伝わりにくくなり、地温が上がりにくくなります。

 

 

・打ち水をする
暑さに強いスイカですが、花芽分化時には、
夜の温度が12度~18度が良いといわれています。

 

真夏になると、夜になっても25度を下回らない、熱帯夜の日も多くなります。
日中に溜まった温度を下げるためには、夕方頃の打ち水が効果的です。

 

特に、タタキなどの上にプランターを置いて育てている場合は、
熱が溜まっているので、タタキに打ち水をして、温度を下げましょう。

 

この打ち水はスイカに水を与えることが目的ではないので、
それほど多量にまく必要はありません。

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培


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スイカ栽培 Q&A

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