人気の投稿とページ
スイカの根張り
実際にスイカ畑に行ったり、自分で育ててみると、つるの長さに驚かされます
そんなスイカですが、地下の根がどのように伸びているかも気になります。
スイカの根張りは、どれくらいになるのでしょうか。
[スイカの根張り]
■スイカの根張りは?
スイカは、想像よりはるかに広い範囲に根を張ります。
スイカの育て方の基本には、地植えの場合は広く深く耕し、
容器栽培の場合は大きい容器で栽培するように書かれています。
実際、スイカの根張りはどれくらいなのでしょうか。
・つるの長さ=根の広さ
スイカの根は、つると一緒に横へ横へとどんどん伸びていきます。
つるの長さをほぼ同じくらい伸びると考えられるので、
つるが2メートルであれば、根も2メートル以上に伸びます。
そのため、追肥をする時には、株元に近い部分に肥料を置いても効果はありません。
つるが伸びて生長している分、必ず根も伸びているので、
つるの先に肥料を置くと良いでしょう。
また、スイカの中には、節間が非常に短く、狭いエリアでも栽培できる品種があります。
こういったコンパクトな品種の場合は、根もそれほど広がらないので、
スペースが限られている容器栽培に適しています。
スイカの根張り、垂直方向1メートル、水平方向2メートルくらい伸びます、
深さが40~50㎝くらいのところに密に生えています。
・良い土ほど深く伸びる
スイカの根は、横にも広く伸びますが、実は縦にもよく伸びます。
ただ、土の状態によっては、あまり深くまで伸びることができない場合もあります。
植物を育てている土には、作土層と呼ばれる、
根が伸びることができる柔らかい土の部分があります。
この作土層が深くまである畑ほど、良い畑といえます。
通常は20cm~30cmほどしか耕しませんが、
50cmほどしっかりと耕した土では、
スイカの根もぐんぐん深くまで伸びていきます。
深い位置まで根が伸びれば、その分地表近くの乾燥や高温といった影響を、
受けにくくなるので、株全体の生育が安定するといわれています。
地面深くの水源近くまで根が達すれば、
水をほとんど与えなくても水切れになる心配がなく、
しかも余分な水分がないので、過湿になりにくいという利点もあります。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培