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スイカの手入れ
スイカ栽培って、子どもたちも大好きです
スイカは、実が大きくなるため、個人で栽培するのは無理だと思っていませんか?
実際にはスイカも、家庭菜園で栽培ができます。
近年は、家庭菜園用に品種改良された品種も増えてきているため、
自宅の庭やベランダでスイカを育てて楽しんでいる人が増えています。
スイカを栽培する時、必要になる作業は色々ありますが、
基本となる作業以外にも、やっておくと良い手入れがいくつかあります。
基本作業以外のスイカの手入れには、どのようなことがあるのかをまとめました。
[スイカの手入れ]
■スイカの手入れ
スイカ栽培で必要な基本的な作業は、
別のページにて詳しく説明しているので、そちらを参考にしてください。
・見回りをする
スイカの栽培期間中を通して、常に必要となる手入れが、見回りです。
一見するとさほど重要でないように見えますが、実はこれがとても大切なのです。
スイカ栽培に限ったことではありませんが、
いつ頃が基本の作業の適期なのかを知るためには、
植物そのものの状態を把握しておかなければいけません。
スイカ栽培では、親ヅルが伸びて脇芽が出てきたら脇芽かきをし、
摘心を行います。
その後も、ツルが伸びた時に誘引や整枝、
ツル回しなどの作業を行うタイミングをつかむには、見回りは必要不可欠となります。
基本の作業以外にも、病害虫被害がないかどうかも、
見回りによってチェックします。
葉色が悪い、病斑が出ている、害虫の食害痕があるなど、
ちょっとした不具合でも早めに見つけておくことで、早めに対処することができます。
放っておくと重篤な症状となるケースも少なくないので、
見回りによる早期発見と、早めの対処はとても大切なことなのです。
また、日々スイカを観察することで、どのようにスイカが生長するのかを知り、
次作への経験を積むこともできます。
・マルチを敷く
スイカの栽培法の中には、マルチを利用しない方法もありますが、
マルチを敷くのもお勧めです。
苗の定植前から使うマルチであれば、ビニールマルチがあります。
畝にかぶせておくことで、地温を上げて定植後の冷えから守ります。
その他の、敷きワラなどのマルチは、定植後に利用することが多いマルチです。
マルチを敷くことで、土に直射が当たりにくくなるため、過度な乾燥を防止できます。
それと同時に、通気性も確保できるので、過湿も軽減できます。
ビニールマルチと有機マルチに共通しているのが、
ツルや葉、実に泥が付着するのを防げることです。
雨や水やりによって泥が跳ねると、葉などに付着します。
泥の中には、スイカがかかりやすい病気の菌も潜んでいるため、
できるだけ泥が葉などにつかないようにしておきます。
空中栽培でスイカを育てている場合、
ツルや葉、実は空中に浮いているため、泥跳ねはしにくくなります。
それでも、過湿や過度な乾燥を防ぐために、マルチは有効です。
ビニールマルチや敷きワラの他に、スダレなども使えます。
ただ、隙間が空いているので、多少土汚れする可能性があります。
・受粉日の印をつける
スイカが着果し、実が大きくなってくるとワクワクしますが、
同時にいつ頃が収穫なのか気になります。
スイカは、品種ごとに熟すまでの期間が少しずつ変わります。
小玉スイカなどは、日数に大きな差はありませんが、
大玉スイカになると熟すまでに時間がかかったり、思いのほか早かったりします。
せっかく育ったスイカの実なので、
できるだけおいしい時期に収穫して、食べたいものです。
収穫適期を知るためにほぼ確実な方法として、受粉日を明らかにしておく方法があります。
もちろん、叩いたり触ったりして、熟期を知る方法もありますが、
初心者にとっては触ってもあまりよく分からないことが多いです。
受粉日の日付を書いて、どこかに印をつけておけば、
日数の計算がしやすくなり、収穫適期が分かりやすくなります。
マスキングテープなどに受粉日を記入し、
受粉させた雌花の近くのツルに巻いておきます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培