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シュガーベイビー 育て方
シュガーベイビー
シュガーベイビーは、ヨーロッパでとても人気のあるスイカ品種です。
スイカは実は日本だけでなく、世界中で愛されているのです。
重さは2~4kgほどで日本でいえば小玉~中玉サイズになる品種で、
日本の家庭菜園でも育てやすくお勧めです。
甘くておいしく、とても濃い緑色の表皮が目をひく、
シュガーベイビーの育て方をご紹介します。
■シュガーベイビー 育て方
・種まき
シュガーベイビーの種まきは、3月~5月が適期です。
育苗してから定植する場合は、ポットに用土を入れ、
そこに2粒~3粒の種を播いて育苗します。
本葉が4枚~5枚になるまで、
間引きをしながら育てたら、定植可能となります。
直播きすることもできますが、直播きする場合は、保温が難しくなるため、
遅霜の心配がなくなり、気温が十分に上がってからの方がお勧めです。
直播きの場合は、点播きにします。
一か所には2粒~4粒の種を播き、ポット植えと同じ要領で間引きながら育てます。
寒さが心配な場合は、寒冷紗やホットキャップなどをかぶせて、
保温しながら育てるようにしましょう。
種まきから発芽までにかかる期間は、だいたい10日~12日が目安となります。
・植え付けの準備
一般的なスイカと同様、シュガーベイビーも日当たりと風通しの良い環境を好みます。
土は水はけの良さを重視し、過湿にならないように整えておきます。
土作りを行う際、よく耕して土をふかふかにしておくと、
水はけも良くなりますし、根の張りも良くなります。
土に加える苦土石灰、堆肥、元肥などは、一般的な小玉スイカと同じで構いません。
苗を定植する時は、株間をしっかりととっておくようにしましょう。
だいたい100cm~120cm間隔に植え付けるようにします。
あまり狭い間隔で植え付けると、生育不良になったり、
風通しが悪くなって病害虫の原因になります。
・仕立て方
親づると子づる3本の4本仕立てで育てます。
つるが伸びてきたら、下に敷きワラを敷きましょう。
つるはどんどん伸びるので、伸びた分だけワラを足していくようにします。
ワラがない場合は、スダレなどを使っても良いでしょう。
・人工受粉
一般的なスイカと同じ要領で人工受粉します。
人工授粉を行う場合、必ず朝の10時には作業を終えるようにしましょう。
・摘果
最初についた実は摘果し、第二果を大きく育てるようにすると、
奇形果が少なくうまく育ちます。
・追肥
一般的な小玉スイカと同じ要領で与えましょう。
・玉直し
同じ方向にばかり向けていると、地面と接触している部分の表皮の色が薄くなります。
適宜スイカの実を回転させ、全体的に日が当たるようにしておくと、
特徴である濃い緑色のキレイなスイカが収穫できます。
・収穫時期
着果した実のすぐ近くにある巻きヒゲが枯れ、
実を叩いた時に鈍い音がするようになったら、収穫の適期です。
収穫はだいたい7月~8月頃になります。
・種について
日本で販売されているシュガーベイビーの種は、
オーガニックのものかそうでないものかの2種類が基本となっています。
オーガニックを好む方は、オーガニックの種を購入するようにしましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方