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サマーオレンジベビー 育て方
サマーオレンジベビー、管理人も育てましたがシャリ感と甘みが強い美しいスイカです
サマーオレンジベビーは、ナント種苗から出ているスイカの1品種です。
近年は家庭菜園が盛んになってきているため、
自宅の庭で小玉スイカを育てているという方も多いです。
小玉スイカも品種がたくさんあり、
その中でもサマーオレンジベビーは人気が高い品種です。
サマーオレンジベビーを育てる時、栽培のポイントは何かあるのでしょうか。
[サマーオレンジベビー 育て方]
■サマーオレンジベビーの特徴
ナント種苗からは、サマーオレンジベビーの他にサマーオレンジグランド、
サマーオレンジミドル、サマーオレンジヴォーノがあります。
サマーオレンジベビーは、他のサマーオレンジシリーズの品種よりも実が小さく、
小玉スイカの品種として人気です。
見た目は、ハッキリとした縞模様と腰高の形で見目が良いですが、
他にも色々な特徴を持っています。
・シャリ感が強く甘い!
サマーオレンジベビーは、サマーオレンジシリーズの中でも、
特に糖度が高いのが特徴です。
一般的なスイカであれば、糖度が11度を超えるものは甘いスイカとされていますが、
サマーオレンジベビーの場合は、12.5度~14度となります。
一般のスイカの「甘い」基準を軽々と超える糖度となるため、かなり甘いです。
また、甘いだけでなく、スイカ特有の爽やかな香りもあるので、
くどくなく後味もすっきりとしていて食べやすいです。
果肉の色は鮮やかなオレンジ色で、カットした時に驚きと感動を覚えます。
食べてみると、シャリ感が強く、歯ざわりが良いです。
シャリ感は強いものの、繊維質が強くないので、さらっと飲み込めます。
・草勢が強く育てやすい
サマーオレンジベビーは、家庭菜園でも育てやすいのも、嬉しい特徴です。
草勢が強めで勢いがあるので、栽培後半までツル持ちを維持しやすいです。
■栽培のポイント
サマーオレンジベビーの基本的な育て方は、一般の小玉スイカと同じです。
そのため、小玉スイカ栽培が初めての方でも、比較的栽培が容易です。
他の品種であっても、小玉スイカを育てたことがある方なら、さらに育てやすいでしょう。
いくつかのポイントを知っておくと、さらに栽培しやすくなります。
・元肥は大玉の30%
大玉スイカと小玉スイカとでは、栽培中に必要となる肥料の量が異なります。
サマーオレンジベビーの場合は、草勢が元々強めの品種ということもあり、
元肥を多くしないように注意します。
大玉スイカ栽培の時と比べて、元肥の量を30%前後に調整しておくと、
ツルボケも防止できます。
・20節以降の3番花
スイカ栽培では、どの花に着果させるかも重要です。
サマーオレンジベビーは草勢が強いため、花も比較的よく咲きます。
けれど、あまり早くに着果させると、あまり味や色がうまくのらないことがあります。
また、変形果などの発生も多くなります。
サマーオレンジベビーは、20節以降の3番花に着果させるのがお勧めです。
このくらいの花になると、充実しておいしい実が育ちます。
・収穫は受粉後33日
小玉スイカは、大玉スイカよりも受粉から収穫までにかかる日数が短いです。
熟すまで待てずに収穫すると、未熟な状態となるため良くありませんが、
あまり気長に待ちすぎるのも、過熟となるため良くありません。
サマーオレンジベビーは、受粉後33日くらいが収穫の目安となります。
ツルの状態やお尻部分の柔らかさなど、他の項目と合わせ、
総合的に収穫のタイミングをはかりましょう。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培
タグ :サマーオレンジベビー 育て方