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スイカ 肥料不足
スイカが着果する時期になると、肥料が不足しがちです
品種によっては元肥を控えめにしている場合もあります。
その場合、肥料が切れるのもやや早め、と考えて良いです。
肥料不足の場合は、スイカから合図がありますので、
その合図を見逃さないよう、草勢判断をします。
[スイカ 肥料不足]
■スイカ 肥料不足
・元肥を控えた時は注意
もともと、つるの勢いが強い品種は元肥は少なめに、と言われます。
これはつるボケを防ぐためですが、その分肥料が切れるのも少し早いです。
スイカが実をつける前に肥料不足にならないように注意します。
着果する前であれば、肥料の効き目を茎や葉に向けることができます。
しかし、実をつけ始めたら実のほうに肥料分を持っていかれてしまいます。
実をつけ始めてから肥料不足に気付いて、肥料を与えても、
つるの勢いは回復せずに余計に実の肥大を促進してしまいます。
では、肥料不足になったときのスイカの合図はどのようなものなのでしょうか?
つる先の10~15㎝くらいが持ち上がって、上を向くのが肥料が適正な状態
・肥料不足の合図
スイカのつるの先を見てください。
つる先の10~15㎝くらいが持ち上がって、上を向いていますか?
上を向いていれば適正、つる先が地面についていたり、
持ち上がりが低ければ肥料不足です。
肥料不足の状態であれば、追肥を行いましょう。
因みに、つる先が20㎝以上持ち上がり、
垂直に近くなっている場合は、肥料が効き過ぎています。
また、肥料不足だと実のつきが悪かったり、
ついた実が大きくならないということもあるのでよく観察します。
・追肥のポイント
つるの様子を見ながら追肥します。
追肥のタイミングは、実がついて、ある程度大きくなったら行うと言われますが、
明らかに肥料不足の場合は、早めに追肥を行うようにします。
追肥は化成肥料を使い、量は1㎡あたり50~60g程度を与えます。
鉢やプランター栽培の場合は一握り(10~20g)程度で良いです。
肥料やけを防ぐために株元から離して与えてください。
・その他肥料不足の見分け方
基本的な肥料のほかに、野菜が育つのに少しだけ必要な成分があります。
この成分のことを微量要素と言います。
この微量要素も不足すると、症状が出てきますので注意してください。
・カリウム欠乏
葉の縁が黒く枯れていきます。
・カルシウム欠乏
チッソ過多だと起こりやすいです。つるの先や生長点が枯れます。
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方