Moon & Stars エアルームスイカ

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Moon & Stars エアルームスイカ

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Moon & Stars エアルームスイカ C)natural-harvest

 

 

Moon&Starsは、Seed Savers Exchange社が販売しているスイカ品種です。
日本では見ることのない、美しい姿をしている

Moon&Starの特徴と、育て方のコツなどをご紹介します。

 

 

[Moon & Stars エアルームスイカ]

 

 

◎個性的で美しい姿
Moon&Starsは、日本語に直すと「月と星」という意味になります。
その名の通り、表面の皮は宇宙のように真っ黒な色をしていて、
そこに月や星がたくさん散らばったような柄が入ります。

 

その柄は、まるでスイカの表面に、
レモンイエローの絵具をこぼしたような模様をしていて、非常に面白いです。
日本では黒皮のスイカまではありますが、
大小様々な斑模様が入るスイカを見ることはありません。

 

形は楕円形をしていることがほとんどですが、
育て方や株の状態によっては、やや腰高程度の伸びになることもあります。

 

基本としては、長さが38cmほどになります。
育て方によって重さも変わりますが、
だいたい中玉サイズくらいになることが多いようです。

 

施肥が足りない場合などは、小玉サイズになることもあります。
見た目はとても個性的ですが、中の果肉はピンクの濃い色で、
切っても珍しい色合いであることに変わりはありません。

 

日本のスイカの中にも、ややピンクがかったものは多くありますが、
Moon&Starsの場合は、ビビット感のあるピンク色をしています。
種は真っ黒というよりは、少し茶色っぽい色をしています。

 

◎外見だけでなく味も良い
見た目は非常に個性的で、パンチのある姿をしているので、
あまり味は期待できないと感じるかもしれませんが、意外と甘みがあります。

 

果汁をたっぷりと含んでいてジューシーで、
甘みも強いですが、食感が少し柔らかい場合もあります。

 

魅力的な食味を持っているので、一度は食べてみて欲しいスイカです。

 

◎家庭菜園でチャレンジしたい
Moon&Starsは、エアルームスイカと呼ばれる固定種です。
エアルームという名は、日本ではまだまだ知名度が低いですが、
欧米ではとてもメジャーな植物です。

 

特定の地域や家族に受け継がれ、育てられてきた歴史ある植物のことを、
エアルームと呼ぶことが多く、Moon&Starsもその中の1種です。

 

長い歴史の中で、脈々と受け継がれてきた品種ということもあり、
品種改良が行われていないものがほとんどです。

 

品種改良されていないため、ホームセンターなどで見かけるF1品種に比べ、
収穫量や育てやすさは、やや劣るかもしれません。

 

けれど、適した土地で栽培することができれば、
とても丈夫で育てやすいものへと変身します。

 

日本ではまだ流通していない品種だからこそ、
ぜひ家庭菜園でチャレンジしてほしいです。

 

 

■Moon & Stars

 

◎特徴

・日本にはないタイプの中玉スイカ品種
・真っ黒な皮に月と星を散りばめたような、
レモンイエローの大小様々な斑点が入る
・楕円形をしていて、直径38cmほどになる
・栽培環境によっては、小玉サイズになることもある
・果肉は濃いピンク色をしていて、ジューシーで甘い味わい
・エアルームスイカなので、固定種で自家採種が可能

 

◎栽培のコツ

・基本の育て方は、一般的な中玉~大玉のスイカの育て方と同じ

 

■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 収穫時期の見分け方


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スイカの品種

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