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黒竜西瓜
黒竜西瓜
黒竜西瓜は黒に近い黒緑色の表皮に更に濃い縞模様が入る小玉スイカで、
果肉は鮮紅色をした赤肉スイカです。
黒竜西瓜、という品種名ではありますが、黒竜と表記されることもあります。
黒竜西瓜の品種特徴と栽培のコツをご紹介します。
[黒竜西瓜]
◎長い楕円形をした黒皮小玉スイカ
形は長い楕円形で、ラグビーボールを長くしたような形をしています。
表皮は黒緑色の地に、更に濃い黒色の縞模様が現れます。
栽培によっては、縞模様が薄い場合もあります。
大きさは2.5kg~3kgで、小玉サイズになります。
形、表皮がユニークなスイカです。
果肉は鮮紅色をしている赤肉品種です。
糖度は12度以上に安定し、食味は良いです。
また、果皮は硬く、しっかりしていますが、薄めです。
輸送しても割れにくく、輸送性にも優れます。
◎トンネル栽培やマルチ栽培やハウス抑制栽培に適する
低温での着果性が良いので、
6月頃に収穫する大型トンネル、小型トンネル栽培も可能です。
一般的な作型である、3月~4月頃から育てる、マルチ栽培にも適しています。
マルチ栽培の場合、栽培初期はホットキャップを被せることで保温が出来ます。
7月頃から栽培するハウス抑制栽培にも適していて、
ハウス抑制栽培の場合は11月に収穫ができます。
暖地基準ですが、6月~7月収穫で、
開花後40日前後で収穫でき、熟期は早生です。
◎草勢が強く、耐暑性が強い
草勢は強く、生育が旺盛です。
耐暑性があるので夏場の暑さにもバテず、よく育ちます。
草勢が強い分、元肥を控えることで、つるボケを防げます。
■黒竜西瓜
◎特徴
・ラグビーボール形の小玉スイカ
・表皮は黒緑色で、黒色の縞模様が入る
・大きさは2.5kg~3kgくらいになる
・草勢は強く、低温でも着果性が良い
・耐暑性があり、暑さでバテることが少ない
・トンネル栽培からマルチ、ハウス抑制栽培に適している
・果皮は薄いが、しっかりしているので割れることが少ない
・輸送中の裂果も少ない
・果肉は鮮紅色をした赤肉品種
・糖度は12度以上に安定する
・6月~7月収穫で開花後40日前後で収穫できる早生品種
◎栽培のコツ
・暖地基準で、早くから栽培するトンネル栽培で1月~2月に栽培を始め、
マルチ、ホットキャップを使った栽培では3月から栽培ができる
・中間地、冷涼地は4月、5月からの栽培が最適
・草勢が強いので、元肥は控えめにし、つるボケを防ぐ
・開花から40日前後で収穫できるので、記録しておく
■参考
・スイカ 地植えの育て方
・スイカ プランターの育て方
・スイカ 鉢での育て方
・小玉スイカ 地植えの育て方
・小玉スイカ プランターの育て方
・スイカ 吊り栽培